大学受験|古文

FORMULAシリーズ


『古文単語FORMULA600』対応CD BOOK


はじめに

みなさんは赤ちゃんの頃、
どのように言葉を覚えましたか?
おそらくほとんどの人は、ママやパパが話す言葉(音声)を
「耳で聞いて」覚えたことと思います。
幼児は、両親の話す言葉を聞きながら、
次々と言葉の知識を増殖させていきます。
この「耳で音声を聞いて言葉を覚える」という学習法は、
言語習得において最も基本的且つ本質的な方法なのです。

そこで我々は、この「耳で聞いて言葉を覚える」という方法を、
古文単語の習得にも応用させました。
ベストセラー『古文単語FORMULA600』に収録された古文単語とその意味を、実際の音声にしてCDに収録。
この音声をくり返し聞くことで、
まるで幼児が無意識に言葉を記憶するかのごとく、
自然に古文単語を覚えることができるわけです。

しかし、ただ単に音声を収録しただけではありません。
我々は、「音声に感情を込めるプロ」である声優さんにご協力いただき、古文単語やその意味を読む際、
「感情を込めて読む」という工夫を施しました。

見たり聞いたりしたことに対して、
心に感じたことを素直に言い出したものが言葉です。
つまり言葉には普通、感情がこもるのです。
例えば、「悲しい」という言葉を考えてみて下さい。
「悲しい」を明るく言う人は普通いませんよね。
「悲しい」は、悲しいときに使用される「マイナスイメージ」の言葉なので、声のトーンも低く、暗くなります。
逆に、「かわいい」という言葉を暗く言う人もあまりいません。
明るく高い声で「か〜わ〜い〜い・」と言うのが普通です。(笑)

このように、言葉(特に形容詞・形容動詞)にはイメージがあり、
通常、話し手はそのイメージに合わせて、
少なからず感情を込めてその言葉を発しています。
そして聞く方も、無意識ながらも、話し手の
声のトーンや感情と一緒にその言葉を記憶している
ことが多いのです。

本書のCDでは、この原理を利用して、
古文単語をそのイメージに合わせて
「感情を込めて読む」方式を採用しました。
感情のこもった言葉は、聞き手にインパクトを与え、
伝達機能を格段にアップさせます。
そして、感情を込めて読むことで、
古文単語がさらに覚えやすく、忘れにくくなるだけでなく、
事務的に平然と読むよりもはるかに面白く、
飽きにくいというメリットも派生します。

感情が込められた古文単語を耳で聞いて覚える。
この記憶法は一見斬新に見えるかも知れませんが、
実は最も効果的でオーソドックスな学習法です。
是非、本書をくり返し活用し、
大学入試に直結する最多の古文単語を、
最速・最短で身につけてほしいと思います。

2005年9月
富井 健二

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