ページを更新する ページを更新する

化学 一問一答【完全版】

message.gif

 本書の前身となる『化学Ⅰ 一問一答【完全版】』は,多くの受験生に支持していただきました。授業中の教室はもちろんのこと,電車やバスの中で使ってくれている受験生を見かけることもあり,著者としては大変うれしく思っておりました。そんな中,いよいよ新教育課程が実施されることになりました。これだけ多くの受験生に使っていただいてきた以上,新課程入試に対応した一問一答を出版しないわけにはいきません。気合を入れ,燃えていました…と同時に,旧版を執筆したときの膨大な作業量を思い出しクラクラしたのも事実です。ただ,何とかやり遂げ,本書を書き上げました。

 今回の執筆では「化学基礎・化学」のうちの「化学」の全分野について膨大な作業量をこなしました。つまり,皆さんが大変気にしていると思われる(本書に掲載を期待しているであろう)分野,有機化学の「糖・油脂・アミノ酸・タンパク質・核酸(DNA・RNA)・繊維・プラスチック・ゴム」も余すことなくすべて収録してあります。
 また,『化学基礎 一問一答【完全版】』とあわせて使っていただけると「化学基礎・化学」を完全にカバーするパーフェクトな一問一答になるように工夫して執筆してあります。(化学基礎と化学で重複している分野は,基本的にすべて違う問題を扱っています。)

 さて,その膨大な作業ですが,次のように行いました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 まず,約80 校の大学(センター試験含む)の過去問を多年度にわたって取得し,問題を分野別に並べ,用語問題を中心にデータベース化し,その中から頻出問題を抽出しました。
 次に,データに基づき選んだ頻出問題の中からベスト問題を選び,このベスト問題をただ並べるのではなく,意味をもたせた問題配列にしました。意味をもたせるというのは,問題に答えながら入試に必要な用語が身につくようにするだけでなく,問題文を読み,問題を解く中で思考過程も身につくような問題配列にしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 そして,次の方針の下,「暗記だけではない一問一答」を作成しました。

(1)入試問題をそのまま収録することで、実戦力がつくようにする。
(2)厳選したベスト問題を余すところなく有効に利用する。
(3)問題演習により、教科書や参考書を熟読する効果が得られる。
(4)わかりやすさを追求するため、計算問題は数値と単位を併記し、計算過程を省略しないようにする。
(5)計算問題はもちろんのこと、用語問題も思考過程をマスターできる工夫をする。
(6)暗記しなければいけない用語は、反復学習により確実に覚えられるような構成を目指す。

 電車・バスの通学時間や学校・塾の休み時間など、すきまの時間を有効活用して、本書をくり返し演習してみてください。そうすれば、必要とされる思考力や用語知識が身につき、柔軟に入試問題に対応できるようになり、試験本番でどのような問題が出題されても自信をもって解答できるようになるはずです。
 勉強をしていると、その途中にはつらいことがたくさんあるかと思います。そのつらさを乗り越えて最後まで頑張ることで、皆さんが目標とする「共通テストでの高得点」や「第一志望校合格」に確実に近づいていくのです。最後の最後まであきらめず、自信をもって試験に臨んでください。応援しています。

橋爪健作