大学受験|日本史
一問一答
日本史一問一答【完全版】3rd edition
「絶対に成績が上がる唯一の方法」をお教えしましょう。
それは、「できない問題ができるようになること」です。
「そんな当たり前のことを偉そうに言うな」と言われそうですが、「できない問題ができるようになる」以外に成績の伸びる方法がないことも事実です。
本書を使うと、自分はどの問題ができないかが一目瞭然でわかります。そこで見つかった「自分ができない問題」は、それこそ成績を上げる最大のチャンスなのです。できなかった問題を本書で繰り返し解いてトレーニングしてください。「自分ができない問題」を集中的にやることは、そのまま「成績の上がる部分を集中的にやる」ことにつながります。
実力がないのに難問ばかりやったり、実力があるのに超基本問題しかやらないなど、自分の実力を無視した学習をいくら繰り返しても、成績は思うように伸びません。本書では、十数年の歳月をかけて過去35年分の入試問題を完全データベース化し、そのデータベースをもとに用語の頻出度をランク分けすることで、志望大学や自分の実力に応じた学習ができるようにしました。つまり本書は、「今の自分の実力と志望校のレベルから、どこをどのように覚えると最短距離で成績を伸ばすことができるか」を追求した、共通テストから難関大までのすべてのレベルに対応できる一問一答集なのです。
おかげさまで全国の受験生から多くのご支持をいただいている本書が、日本史一問一答の分野で圧倒的シェアを得ていることは、著者としてこれ以上の喜びはありません。それに対するせめてもの恩返しということで、心血を注ぎ、それこそ「新刊5冊分以上」の時間と手間をかけて、今回も右ページの点について徹底的に改良・改善し、とにかく「これ以上受験生がやる必要はない」という次元にまで質を高めた一問一答集を追求しました。
本書は、日頃の学習、および入試対策として、常に手元において繰り返し読んでほしいと思います。そして数カ月後、見違えるように大きく成長したあなたが、そこにいることと信じてやみません。
金谷俊一郎