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新撰古文単語400

著:富井 健二

【定価】1,100円(税込)
【出版社】ナガセ(東進ブックス)
【ISBN】9784890859924
【頁数】288頁
【判型】 四六判

■本書の特長

──「千題」の大学入試を徹底分析──

(1)真の重要語を新たに撰定
大学入試を「千題」分析し、直接問われた単語とその語義を集計。本当に重要な見出語400(+関連語600)と語義を“新”たに“撰”定しました。「単語の頻出度」はもちろん、「語義の重要度」も明示。共通テストから難関大まで、あらゆる入試に対応できる単語力が身に付きます。

──400語をイラストで図解──

(2)基本イメージを詳しく解説
400語すべての見出語について、「基本イメージ」をイラストで表し、語源から語義の派生まで詳しく解説しました。一つの基本イメージさえ押さえれば、あとは文脈に応じて自由自在に解釈できるようになります。

──単語と語義を最速マスタ──

(3)復習用の「動画」付き
見出語と語義の音声をイラストと共に再生する「ビジュアル復習動画」付き。400語を約60分の動画で気楽に総復習できます。視覚と聴覚をフル活用した学習で、古文単語を最速でマスターしましょう。


■本書「はしがき」

 受験生が古文に割くことのできる限られた時間を、実際はほとんど出題されない知識の修得に費やす──従来のそういった古文単語学習の悪癖を払拭し、本当に必要な知識だけを「最短距離」で身に付けられる、「日本一」の本格的な古文単語集を作ろう。私たちはそう決心し、改めて最新の大学入試問題を徹底的に分析しました。
 共通テストや主要大学の入試問題、合計約千題を対象として、設問で直接問われた古文単語を分析・集計。これを私たちは「千題分析」と呼び、完了までに一年以上の歳月を費やしました。そして、個人の経験や主観ではなく、極めて客観的・統計的な分析結果に基づき、受験生にとって本当に必要な古文単語を新たに撰びました。こうして上梓されたのが本書『新撰古文単語400』です。
 「千題分析」では、設問で問われた古語の「語義(単語の意味)」についても分析・集計しました。すると、従来の「常識」とは異なる結果となりました。
 例えば、古語「かなし」の語義は主に「①かわいい/②悲しい」の二つがあります。多くの単語集では、①の方が重要(頻出)であるとしていますが、「千題分析」の結果、①は7回、②は25回の出題。現代語と同じとはいえ、②の語義を軽視すべきでないことは明らかです。また、古語「かたはらいたし」の語義は主に「①気の毒だ/②きまりが悪い」の二つ。大抵の単語集では両方とも重要であると同列に扱っています。しかし、実際の入試では、①は1回、②は10回の出題。明らかに②を優先すべきであることがわかります。
 このように、既存の古文単語集では、本当は重要な語義が軽視されていたり、逆にあまり重要でない語義が重視されていたりします。本書ではこういった「誤解」を改新すべく、大学入試における語義の重要度を実際の出題頻度に基づいて正しく明示しました。
 そして、すべての見出語について、一つ一つその語源や基本イメージを詳しく解説。イラストも付けることでビジュアルに理解できるようにしました。ここまで詳しく400語に及ぶ古語の本質を解説した古文単語集はおそらく他にないかと思います。ぜひ本書を活用して、奇抜な手法や小手先のテクニックではなく「真正面」から最短距離で、大学入試に必要な古文単語を修得していただければ幸いです。


著者


(初版発行 2025年10月)

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