ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

長野県 私立 松本秀峰中等教育学校 卒
東京大学 理科一類

山本 遼くん

■共通テスト得点 777点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 72 65 17 37 35 =226/440点
自己採点 60 60 40 30 30 =220/440点

■受験した感触・・・ 中期と後期がんばろ

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 A 理科一類 D

あまり気負わずに

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は模範的だとされる受験生の像からは程遠いような受験生活を送ってきました。周りの友達が一生懸命勉強しているときに一日中アニメを見てみたり、なぜかいつもやらない部屋の掃除を全力でやりだしてみたり。ですが、地道に、時には挫折したり嫌になったりサボったりしながらも、勉強して、合格することができました。この体験記が成績が上がらなくなったり勉強が手につかなくなってしまって不安で仕方がない人の励みになればと思います。
 私が受験を体験してみて印象に残ったことは、受験において案外「運」の要素が占める割合が大きいことです。私自身、たまたま難しくなった共通テストでそこそこいい点数を取れて少しであっても他とのアドバンテージを得られました。ただ、受験が「運」ばかりならば受験勉強なんて意味がないのかというと、決してそうではありません。勉強することでラッキーが起こる幅を広げることができます。また、受験において、本番の雰囲気の中で自分の実力を完全に出し切るのは至難の業です。本番では、少し躓くだけでも焦っていつもできていたことが全然できなくなるようなことはしょっちゅう起こります。このことを考慮しても、やはり、本番でラッキーができるだけ起こるように万全の準備をするべきだと思います。

私が行った勉強方法

  • 英語

英語は言語ですので、いかに日頃から英語に触れて、音読、読解を行ったかの積み重ねが大切だと思います。私は小さい頃から毎朝ラジオで英会話の番組を聞いていました。日頃英語に触れることに加え、単語と英文解釈を十分に勉強して、できるだけ多くの文章を読むのが良いと思います。リスニングは配点が大きいので対策は十分に行うべきです。

  • 数学

たくさん問題をときましょう。多くの問題に触れる中で、どのような場面で場合分けすべきかなどの感覚も身につくと思います。

  • 国語

国語は結局最後までいまいちできなかったのであまり大きなことは言えませんが、やはり多くの文章を読むのが良いと思います。

  • 物理

最初のうちは公式の暗記でもいいので問題を一通り解けるようにしましょう。その後、数学の知識もだいぶついてきた頃に、もう一度はじめに戻って何が起こっているのか他人に説明できるくらいまで理解していくのがいいと思います。

  • 化学

問題を解く上で要求される操作が割と決まりきってることも多いので、難関レベルの問題集を一通りできるようにして、東大の独特の形式の問題になれるのが良いと思います。


受験全体でうまくいかなかったこと

  • 私立大学を一校も受験しなかったこと

私立大学はたとえ行くつもりがなくても、本番の雰囲気に慣れるために絶対に受験しておくべきです。模試で慣れればいいのではと思うかもしれませんが、いくら意識しても模試は模試です。

■東進東大特進コースについて

受講講座

  • 数学ぐんぐん、微積もぐんぐん

難易度は高いと思いますが、何が起こっているのか、どうしてそのようなことが成立するのか、など細かい部分まで教えてもらえて、受けていて楽しいです。

  • 理系物理の基礎

正直初学でやると相当難しいですが、物理学において重要な事項をほぼ全て本質的に学ぶことができ、楽しかったし、理解が進みました。数学の知識もついでに身につきます。

  • 過去問演習講座

十年分の過去問演習ができます。添削も3回まで提出できます。夏休み中に過去問演習するとき利用しました。提出することを思うと解答もしっかり書こうとするのでいいと思います。

  • 志望校別単元ジャンル演習

多くの、多様な問題を解くことができました。共通テストの対策にも利用できます。また、添削に出し放題なのもとても良かったです。

  • 第一志望校対策演習

第一志望校対策演習講座は、志望する各大学ごとに、その大学の入試に特化した問題演習をすることができます。かなり昔の過去問まで遡ることもできます。第一志望校対策演習講座で自分が最も良かったと思うのは、東進の東大本番レベル模試の過去問を大量に解くことができるということです。各分野ごとに解くこともできますし、直前期には、AIを利用し作成された東大入試予測問題をセットで多く解くことができ、とても役に立ちました。


東大本番レベル模試

  • かなり東大の入試に似ていると思います。また、結果の返却が極めて速いため、復習がすぐにできるのも大きな魅力の一つだと思います。実施回数も多いので、実力を測るいい指針になると思います。判定も大事ですが、自分の弱点を見つけるのを第一に考えるのがいいと思います。

その他

 東進のスタッフさんの存在も小さくありません。一緒に話をすればリラックスできますし、大学の話を聞くこともできます。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 東大に入りたい気持ちが一番大切です。私は、前期試験が終わったあと絶対落ちたと思って開き直って中期と後期の勉強をがんばってしていましたが、受かることができていました。途中で諦めてしまうのが一番もったいないことだと思います。せっかく一度定めた目標です。崩さずに走りきってみれば案外うまくいくかもしれません。睡眠を十分にとって、あまり気負わずに、できるならば楽しんで、受験勉強頑張ってください。