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鹿児島県 私立 ラ・サール高等学校 卒
東京大学 文科二類

小柳 太一朗くん

■共通テスト得点 767点/900点

■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 物理基礎 化学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 73 38 53 39 43 =246/440点
自己採点 78 23 62 35 38 =236/440点

■受験した感触・・・ 漢字ミスった……数学つんだ……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 C 文科二類 D 文科一類 A

最後までやり抜く

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 自分が、本格的に受験勉強をはじめたのは高3からでした。特に、東大に合わせた勉強は夏から始めたため、正直最後の最後まで周りの受験生に追いつけず焦りっぱなしでした。しかし、12月から1月頃にぐんと伸びて何とか合格できました。実際に1月の東大本番レベル模試では、前回よりも100点以上伸びました。成績がなかなか伸びない人や部活で上手く受験勉強へのスタートがきれなかった人は、この合格体験記を読んで参考にしてもらえたら嬉しいです。

気を付けていたこと

  • 切り替え

特に高3の4月から6月の期間についてですが、この時期は部活のラストスパートと受験勉強の本格的な開始が重なって肉体的にも精神的にも死にそうになりましたが、「部活の時は部活、勉強の時は勉強」と割り切ることで少しだけ心に余裕ができました。因みにこの時期が一番きついので、ここを乗り切れば結構楽になると思います。

  • 取捨選択

これは12月から2月頃の期間で心がけていたことですが、全部やろうという意気込みで勉強に取り組むと完全にキャパオーバーになるので自分がやらなきゃいけないことを自分で考えて、できる分だけやるという感じでやっていました。ただ、最後のラストスパート期にはONとOFFを切り替えず、ずーっとONのままで勉強しました。

  • まわりを気にしない

周りを気にしないようにしようとしましたが、実は常に周りの人の成績を気にしていました。ギリギリの時期まで成績が高くなかった私にとってすごくストレスになりました。

教科別勉強法

  • 数学

数学は暗記と割り切ったほうがいいと思います。基本的な解法を身に着けることを意識して、問題の復習に取り組んでいました。最後に差がつくのは計算力なので日ごろから答えをきっちり出すことを意識していました。

  • 国語

古文で差がつくと思ったので現代文は捨てて古文に力を入れました。特に、古文単語の暗記は必須です。古文は問題の復習をする際にはどこの文を読み間違えたのかを確認して間違った文を品詞分解して、それでも分からなければ先生に質問して理解しました。漢文と現代文は学校の授業や課題で仕上げました。

  • 英語

過去問演習が必須です。過去問に慣れるのが大事なので、演習を積みまくりました。いろんな問題集をやりました。できれば1回分を通してやったほうがいいのですが、時間がなければ、問題ごとにやってもいいと思います。リスニング対策としては東進のリスニングアプリを使って毎日必ず英語をきいていました。

  • 社会(日本史、世界史)

とりあえず教科書を読んで覚えることが大事です。細かい単語を覚えるより先に歴史全体の流れを大まかに捉えることを優先しました。私は、世界史と日本史を選択していたのですが、2次試験を考えると世界史の方を重点的にやっていました。日本史は共通テスト前までに知識を詰め込み、後は過去問演習をしていきました。東大日本史対策としては知識を詰め込むことよりも過去問になれることを重視しました。

■東進東大特進コースについて

東進受講講座

 私は、英語と日本史と古文と世界史を主に受講していました。
 英語は慣れなので、英語の講座は時間を計ってきちんと予習して、どちらかというと演習として活用しました。
 日本史の講座では、市販の教材と違った解答や視点で解説が行われるので大変役に立ちました。
 古文はとりあえずわかりやすかった。今までなんとなく訳していた古文を構造分析してきちんと理解できるようになった。あと講師のギャグセンスも一流。
 世界史は一つの問題を教科書の範囲をこえて深堀していく講義だったためとてもおもしろくてひきつけられた。

志望校別単元ジャンル演習講座

 これは本当に役立ちました。特に世界史です。自分が満点だと思っていてもどこかで必ず減点されており、採点者のアドバイスでもなるほどと気づかされることが沢山ありました。お勧めです。また過去問を分野で分けて表示してくれるため自分の得意分野を志望校の過去問で力試しできるという点もお勧めです。また東進オリジナルの解答も詳しくて理解しやすかった。

第一志望校対策演習講座

 東大の過去問や東大本番レベル模試の過去問を分野別に細かく表示しているため、自分の得意分野を実際の本番と同じ形式で演習できて力試しができます。また、何度も演習できるため苦手分野についての復習にも役立ちます。自分がどの分野をどのくらい演習したのかはっきりとわかるので、得意分野だけをやりすぎる事なく満遍なく全分野を演習することができました。添削により、自分1人で参考書を使っていたときには見落としていた点に気付けました。

東大リスニングアプリ

 本当に使いやすかった。自動で音声と連動して和訳と英文がでてくるためご飯を食べながらや移動中などに楽々つかえた。毎日使うことで苦手だったリスニングが無敵になった。

テストゼミ

 私は古文、世界史、日本史、現代文、英語のテストゼミをうけたのですが、直前の再確認にふさわしく、世界史のテストゼミに出た問題と似たような問題が本番にも出ました。

AI予測問題

 なるべく本番と同じ環境(服装、時間など)にすることで、最終確認として活用しました。問題の難易度も本番と変わらずいい練習になりました。

その他

 つらい受験期にスタッフからの励ましは凄く心の支えになりました。感謝です。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 いろいろキツイことはあるかもしれませんが、努力は必ず報われると思うので頑張ってください。きついのはみんな同じなので、互いに励ましあって少しでも楽しい受験期を過ごしたほうがいいとおもいます。自分自身を振り返ってみても、なんだかんだいって楽しい最後の高校生活を送れました。周りを見て不安になる事は誰しもあると思いますが、その時は割り切って勉強してください。応援しています。