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東京都 私立 早稲田高等学校 卒
東京大学 文科二類

梅根 航希くん

■共通テスト得点 734点/900点

■共通テスト得点選択科目 日本史 地理 物理基礎 化学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   日本史   地理  
開示得点 58 48 45 39 30 =220/440点
自己採点 70 42 67 40 25 =244/440点

■受験した感触・・・ 時間配分大失敗で不合格を確信しました。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 D 文科二類 A 文科二類 A 文科二類 D

自分に合ったやり方で

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

受験勉強での工夫、自分なりの勉強法、苦労

  • 全体

私は高二の5月ごろから東大受験を考え始めました。コロナ休みのうちにスタートを切れたことは有利に働いたのではないかと思います。

高二の頃は色々な参考書や勉強法をネットで調べたり、友人や東進の担任助手に相談しながから試行錯誤して自分に合う参考書や自分に合う勉強法を考えました。過去問演習を盛んに行った時期である高三の夏休みの前までにどのようにやれば自分が効率的に成績を向上させられるかを身に付けられたことで見つけた苦手分野を克服することが比較的容易になったと思います。

  • 英語

高二の頃は東進の高速基礎マスター基礎力養成講座や参考書を中心に単語・熟語・文法を固めました。また、音声を利用した音読を行うことで速読力やリスニング力を鍛えようとしました。高三になってからは過去問演習を中心に本番でどうすれば高得点をとれるか考えました。とるべき大問と捨てる大問を考えておいたことで本番に焦らずにいられました。

  • 数学

高二の頃は教科書で基本的な公式などについて確認したのち、網羅系参考書を何周もして入試数学の基礎となる問題の解法を暗記する勢いでマスターすることを心がけました。高三に入ってからは過去問演習の中で高二の頃に学んだ解法をどのように組み合わせて問題を解けばいいのかを学びました。当たり前だと思える解法を増やせたことが本番においても解答の流れを考える上で大きな助けとなりました。

  • 国語

現代文は直感頼りでいたため成績も最も不安定な科目の一つでした。そこで、まず入試現代文の基礎的な参考書を用いてさまざまなテクニックを学んでみましたが根本の問題は論理構造の把握力不足でした。そのため、林修先生の授業を受けました。林先生の授業では論理構造の把握の仕方をわかりやすく教えて下さり、根本となる考え方を学ぶことが出来ました。

次に、古文・漢文についてですが、高二の頃は基礎の暗記をおこないました。ある程度基本知識が固まってきたら共通テスト系の問題集や、センター試験の過去問を利用して、演習量を増やしてゆきました。高三になってからは基礎知識を定期的に確認しながら、東大の演習を中心にしました。古文・漢文で通釈がうまくいかない時は短時間でそれなりの解答を書いて現代文に十分な時間を割くようにしていました。

  • 日本史

日本史の学習は高二の後半あたりから開始しました。通史がほとんど入っていない状態でしたが、東大系の講座で東大日本史の形式に慣れながら基礎知識を獲得を試みました。これと同時に教科書で授業範囲を読むことで比較的楽に東大の形式に慣れながら通史の知識を得ることができたと思います。高三に入ってからは教科書を読むことを中心に勉強していましたが、速読力と暗記力の不足から教科書を一周し終わったらもう古代の内容はほとんど覚えていないという状態でした。そこで、全て一気に読むことを重視するのではなく同一範囲を丁寧に、覚えられるまで数回繰り返し読むという工夫をしました。夏頃からは東進の過去問演習講座などで4題セットでどうしたら時間効率よく得点を最大にできるかを考えました。直前期には、広い範囲に触れるべく演習は最低限はしながらも教科書を通読することを重視しました。

  • 地理

地理は共通テストの問題と東大の問題でつながる部分が多いと思ったため共通テストの対策を主に行っていました。高三の夏ごろからは過去問演習を行いながら論述問題の書き方を覚えました。いろいろな地理の事象の原因・理由を考えながら知識を覚えると忘れずらく、地図帳をこまめに確認すると白地図問題にも対応しやすかったです。

■東進東大特進コースについて

東進

 毎週のチームミーティングでは同じ志望校のライバルといろいろ受験について話すことができ、とても助かりました。多くの生徒を見てきた担任の先生や担任助手の先輩との面談では成功体験や失敗談などいろいろな話を聞けてとてもためになりました。
 過去問演習講座は添削がとても丁寧でただ問題を解くだけよりも多く得られるものがありました。

東大特進

  • 現代文 林修先生の授業では論理構造の把握の仕方やフィーリングで解きがちな現代文においてやってはいけないことなどを教えていただき、なんとなく現代文を解く状態から脱することができました。
  • 古典 東大の過去問をあまり消費せずに古典の問題演習量を積むことができ、また、どのように解答の軸を作ればいいのかがわかり、とても助かりました。
  • 数学 松田聡平先生の講座を受けました。テキストに良問がたくさん載っており、また、練習問題も掲載してくださっていたためわざわざ問題集を買わずとも必要な考え方を学べ、練習問題においてその考え方の使い方も学ぶことのできるとてもありがたい講座でした。解法の原理を学びながら演習量を稼げるこの講座のおかげで苦手だった数学の成績が大幅に伸びました。テストゼミなども頻繁に行ってくださり受験生がしがちなミスやその原因などについてもお話ししてくださったため、本番直前の向上につながりました。
  • 地理 村瀬哲史先生の授業を受けました様々な地理の現象がなぜ生じるのかをわかりやすく解説してくださって、知識もすんなりと頭に入ってきました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

  • 無理しないで!

やることがいっぱいあって焦ってしまうことも多いと思いますが、無理だけはしないようにして頑張ってください!私も睡眠時間を削って勉強していた時期がありましたが結局頭に入らず、学校や自習室で爆睡してしまい結局成績が下がってしまいました。

  • 自分のやり方を信じて!

いろいろな人のアドバイスやネット上の情報を参考にして勉強することはとても良いことだとは思います。しかし、そのすべてを取り入れようとして右往左往していては成績はおそらく上がらないと思います。私もそうでした。そのため、自分の「これだ!」と思えるやり方に出会えたらそれを突き通してみるといいのではないかと思います。