■共通テスト得点 844点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
85 |
+ |
25 |
+ |
62 |
+ |
43 |
+ |
33 |
=248/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
20 |
+ |
70 |
+ |
45 |
+ |
47 |
=272/440点 |
■受験した感触・・・ 受かるか落ちるかは50・50やな。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
D |
文科一類 |
A |
文科一類 |
C |
文科一類 |
D |
情熱と俯瞰
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
志望理由
とりあえず日本一の大学に入れば道は開けると思ったから。
将来の目標
野心はありありですが、具体的な職業は思い浮かびません。目標を具体化するために日本一の大学であり、かつ教養課程を楽しめる東大に入りました。
どう合格するか、分かれ目は今
合格した人の中には100回受けたら100回受かる者と運にすがって受かった者がいます。残念ながら後者の人間として合格してしまった自分からのメッセージはとにかく早く早く気合いを入れることです。
- 今の時点で良い判定が出てる人は絶対に油断せず、苦手科目を潰すことにFOCUSして下さい。
- そうでない人は諦める必要がないことは合理的に考えれば明らかなので、ひたむきに努力するだけです。ただ人並みの努力で受かるほど東大は甘くないということは言えるでしょう。
勉強するのは当たり前
共通テスト直前の11月からもう一段階ギアをあげて勉強していました。七時間睡眠は確保して、食事のときは聞くだけでもなんとか力が付く東進の講座を受けていたように、可能な限り常に勉強していました。(一日13時間程度)周りには直前期で勉強時間を減らす人もいましたが、自分は合格・不合格の瀬戸際にいる(50/50)と思っていたのでギアをあげたのは当然であり、結果それでよかったなと思います。
※もちろん休憩を取ることは合理的に考えて必要です。受験においては、合理性を考えることが行動規範となるべきです。睡眠時間を削るのは病気になるだけです。
メンタル
私は強メンタルだったので、参考にする必要はありませんが……。
私は1%の確率でも自分は合格できると信じている限り、自分には強く当たるべきだと思います。
受験生像
ある先生によると「添削内容に自分が納得するまで質問する人は合格する」というジンクスがあるようです。東大入試では知的好奇心を持って主体的に学習することの大切さが問われていることはアドミッションポリシーを見れば明らかです(東大HPで確認しましょう)。ただ、基礎の積み重ね、機械的な演習もおろそかにしないで下さい。つまらないと思っても必要な勉強をすることは大人になることでもあります。自分が考える「必要な勉強」をですよ!機械的にやるとしても目的意識を持って、考えながら勉強することは忘れずに。
その他
共通テストの復習はおすすめです。世界史では共通テストの分析に基づいて復習した範囲が出ましたし、地理では東進の共通テスト本番レベル模試の解説に書かれていたことをそのまま答案に書きました。(極圏の気温上昇の問題です。)
■東進東大特進コースについて
過去問演習講座
今年の問題を解いても、やはり実感しました。東大は過去問命!よって一番最初に紹介させて頂きます。
例えば、今年の入試を振り返ると、国語第一問で傍線部の直前に「その意味で」とあったのは2023年と同じです。世界史でも第一問は1997、第二問では2018にそっくりな問題が出ています。数学も青木純二先生が講座のなかで強調されていたように典型問題というよりは手を動かして考える東大らしい問題が出題されました。どう進めるのか長期と短期のスケジュールを立てましょう。特に世界史は25年以上進めることは必須レベルなので半強制的に25年を超える過去問の第一問を扱う荒巻豊志先生の講座にあわせて通しで一年分解くという形で進めていました。
東大本番レベル模試
解説授業が翌日から受けられること、解説が見やすく丁寧であることが強みです。
また本番とほぼ同じ形式の解答用紙が使用される唯一の模試でもあります。
蛇足ですが、「練習は本番のように、本番は練習のように」という言葉があります。この意識はとても大事です。演習時は心地よい自宅ではなく自習室で本番と同じ時計を使ってやるなど工夫しましょう。特に直前期に思い出して下さい。受験は一発勝負なのでね。これまでどんなに頑張っていても、本番の緊張感にやられて実力が出せず残念な結果になってしまう人はやはりいます。
共通テスト本番レベル模試
長くてしんどいと思いますが大事にしましょう。後々後悔します。
二次試験の対策になるようにうまく利用してやる手もあるかもしれません。
例えば模試直前は漢字、古文単語、漢文熟語の総ざらいを行うなど自分で決めておきましょう。
また社会科目でもただ問題を解いて満足するのではなく、どうせ時間も余ると思うので少しでも自分の知識不足を埋めてやるという意識で解くといいです。解説も丁寧に見ましょう。東進のものは丁寧なのでそのまま二次試験の解答として使えますよ。
高速基礎マスター(世界史)
一つおすすめの活用法を紹介すると、「選択肢の中で知らない用語があればその都度調べていくこと」です。
※基礎力は大切です。前日まで基礎のinputをしていました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
- 現役生が本番までにできることは本当に限られています。合格点さえ取れればいいんです。私含めて周りの合格した子も直前まで基礎を固めていました。だから直前期なのに高2と同じ勉強してるじゃないかと気落ちしないで下さい。その勉強が合格に向けた最適解であると信じているならば恐れずやって下さい。
- また本番は2日間です。1日目でうまくいかず受験戦略が崩れてしまったと絶望しても、諦めず2日目の準備をして下さい。頑張っているあなたを落とすほど東大は愚かではないと信じましょう。笑えない話ですが、もし本番1日目で失敗してしまってもあなたの励ましになるような私の失敗談を共有します。
国語 第一問に予定よりも5分以上使ってしまい、第4問でいきなり小説がでてきたこともあり、最後の5分で空欄二つもありました。
数学 第一問(一)式変形のミスで4分でできる計算に15分ほど掛かった。
受かりますから。