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埼玉県 県立 松山高等学校 卒
東京大学 文科三類

坂本 琉さん

■センター試験得点 770点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 76 42 72 46 31 =267/440点
自己採点 70 35 65 35 35 =240/440点

■受験した感触・・・ きついな……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 D 文科三類 E 文科三類 E

至極一般的な高校生のストーリー

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

人よりもスタートは遅かった

 高1~高2夏までは正直スマホのゲームに夢中でした。世界ランキングで上位0.1%に入るくらいに極めてました。勉強といえば、定期テストの対策で課題を少しこなして、なんならわからないものは丸写し。まさに判で押したような『典型的高校生』をしていました。
 校内の外部模試でも偏差値で50そこそこだったので「どっかに指定校で入れればいいかな~」程度のモチベーションの低さでした。

友人からのプレゼント

 高2の夏に、同じ高校の友人にもらったものが単語帳でした。プレゼントの理由が「一緒に一般入試受けようよ」ということで、そのための賄賂?のような意味合いがあったそうです。ただ、数学にとにかく苦手意識があったので最初は国立なんて考えずに漠然と「早稲田大学を受けよう」と思い、英語と国語に力を入れて勉強を始めました。

世界が変わった高2の冬

 高2の冬は自分にとっての転換点となります。まず、校内模試で英語・国語で学年1位を取ることができました。これはそのあとの自信につながりました。また、久々に会った他の高校に通う中学の同級生に「俺、東大目指してるんだ」と言われ、それに影響されて「俺も狙えるかな?」と思って東大を目指してみようと意識し始めました。

最初の一歩

 まず、東進の東大入試同日体験受験を受けてみよう。この行動が未来を変えてくれたと思っています。帳票返却面談で、校舎の先生に「早めに入学した方がいい」と言われました。でも、当時は謎の意地を張ってすぐには行動しませんでした。しかし、家では自分の満足いく結果も、行動も出きずに両親に頭を下げて入学を認めてもらいました。遅すぎるかもしれませんが、これが自分の東大への最初の一歩だと思います。

信じられない結末

 東進に入り、平日は最低でも5~6時間、休日は8~9時間の勉強がコンスタントにできるようになり、環境の大切さを痛いほどに実感しました。入学が遅かったのを実感したのも模試を毎月受けるようになってから。いろいろな人が早くから準備しろと言っていた意味をやっと知ることができました。校舎がかなり指導に厳しい校舎だったので、夏休み中には国立二次も10年分過去問演習講座を終わらせるという修行をさせられました。しかし、今となっては直前期に余裕をもって他大学まで演習できる時間があったのでやっていてよかったです。
 途中、自信を無くした時もありましたが、東進の先生も親も、自分を信じてくれて、背中を押してくれました。周りの人に恵まれていた。本当にそう思います。

 だからこそ、自分の受験番号を見つけたときには信じられない気持ちと、ここまで導いてくれた周りの人に感謝の気持ちがあふれてきました。

最後に

 受験したあと、自信も何もなかったです。正直、やけになってもいました。結果は合格でしたが、それでもそこまでの道のりの間、精神的にはギリギリでした。
 「早くから始める」このことは今後も大切になると思います。早くから始めても、うまくいかない人もいます。でも、その可能性は自分のようなギリギリに始めた人よりも低いと思います。

 自分の行動次第で結果は残せることは証明しました。皆さんも、周りの目なんて気にせず、自分の必要なこと、やりたいことを自信をもって貫き通してください。

■東進東大特進コースについて

  • 過去問演習講座

共通テストも国立二次私大も使い倒しました。解説、添削ともに満足のいくもので、添削答案を何度も見返して改善点を考えるだけでどんどん学力がついていく感じがしました。

  • 仕上げ特訓コース

講座を取れる自由枠もあり、かなり助かった。

志望校別単元ジャンル演習講座は問題選定の時間を削ってくれて、とにかく数をこなすことができた。第一志望校対策演習は東大一直線に進めるので類題を通して記述力をつけられたと思う。

  • 面談

的確に指導してくれた。押し付けるだけではなく、ちゃんとこちらの意図を酌んでくれながら指導していただけた。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 自信を持ちたければ早く始めてください。スリルを味わいたいならその限りではありません。
 今だから言えますが、そのスリルは二度と味わいたくないほど苦しくて、つらいですよ。