私は東京大学に確実に合格できる実力をつけることを目指して高1から受験勉強を始めました。高1、高2の間はひたすら英数国の勉強をし、高2の冬から東進のハイレベル物理の受講を始め、高3の6月から過去問演習講座を、10月から東大特別演習を始めました。
基礎固め
英数国に関しては、高1、高2の間に基礎固めを行い、物理は高3の6月、化学は高3の10月くらいまでかかりました。
- 英語……受験特化してはいないが、学校の授業が充実していたのでそれ以外はやっていない。
- 数学……問題集をひたすらやり込んだ。
- 国語……記述の国語の練習を自分なりにやってみたが、あまり意味はなかった。
- 物理……苑田尚之先生のハイレベル物理のテキストの問題で演習をし、板書もすべて理解できるまで頑張った。
- 化学……地元の有名な先生の自作のテキストをひたすらやり込んだ。
大学別模試
私は大学別模試を受ける上でA判定を取ることにこだわりました。
私は高2の東大入試同日体験受験で全く思うように点が取れなかったので、まずはA判定を一回出すことに集中し、一回出たら、次の模試でもA判定を出すことだけに集中して勉強しました。最終的に合格することを見据えて全教科を同時に少しずつ伸ばしていくよりは、各模試の間に特定の分野を集中的に勉強して得意分野を増やすことに重きをおいて勉強しました。例えば、同日から6月の模試の間はとにかく物理と数学(確率、整数)の勉強をし、結果的に三ヶ月で50点伸ばすことができました。
集中的に特定の分野の勉強をすることでより確実に実力をつけることができたと思います。
過去問演習
一通り基礎ができるようになってから最も効果的な学習は過去問演習だと私は思います。
過去問演習を通じて東大が入試でどんなことを聞いてくるのか、どういうふうに聞いてくるのかを理解するだけで自分の身についている学習内容をどうテストに反映すればいいのかがわかり、大きく点数が伸びました。また、日々の勉強で何を意識して、どこを重点的に復習すればよいかがわかるようになり、勉強方針が明確になります。更に、過去問で東大との距離を実感できるところも過去問演習の良いところだと思います。特にはじめは過去問を解くことに躊躇すると思いますが、東大の問題を解く実力が備わっていない時期だからこそ東大の過去問を解くことに大きな意味があります。
独自の勉強サイクル
私は持続可能な学習をするために、無理をしすぎずに勉強し、気分が乗らない時はメリハリをつけて積極的に休養をするようにしていました。特に睡眠に関してはこだわっていて、私は睡眠を長く取らないと回復しないタイプだったので、アラームをつけずに自然に起きるまで寝るようにしていて、就寝時間はいつも0時でしたが、睡眠時間が8〜10時間で日によって様々でした。
起床時間が定まらないので、起床してから経過した時間でスケジュールを組むようにしていました。
私の場合は、起床から5時間連続で勉強し、昼食を取り、そこから更に3時間勉強するようにしていて、残りの時間はすべて休憩に当てていました。高3が始まってから入試本番までこのリズムを崩すことはほとんどありませんでした。このおかげで勉強が嫌いになることなく、気持ちよく受験勉強をすることができました。
東大の過去問で演習することに躊躇すると東大模試や入試で実力が出しきれません。東大に合格するためには東大形式の問題でより多くの点数を取らなければいけないので、実力を伸ばすための問題演習はほどほどにして、東大形式の問題に早いうちから触れておくと良いと思います。
最後までがんばってください!応援しています!