■共通テスト得点 769点/900点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
物理 |
|
化学 |
|
開示得点 |
79 |
+ |
69 |
+ |
42 |
+ |
41 |
+ |
33 |
=264/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
74 |
+ |
37 |
+ |
13 |
+ |
25 |
=224/440点 |
■受験した感触・・・ 得意な物理ができずにショックだった。上振れすれば可能性はあるかも……
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
D |
理科一類 |
B |
理科一類 |
B |
理科一類 |
B |
努力は実る
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
はじめに
私は野球部に所属していて、毎日夜まで部活をする日々が高3の7月まで続いていました。模試もD判定で東大に受かるような学力ではありませんでした。そこから、どの様な勉強をしたか、受験について感じたことを書いていこうと思います。皆さんの参考になれば幸いです。
部活との両立
土日の試合で模試を受けられないこともありました。ただ、常に意識していたのは勉強をしない日は絶対に作らないということです。どんなに疲れていても数学の1問は解く、英単語帳を開く、10分でもいいから毎日勉強するようにしていました。今思えばこの積み重ねがとても重要だったように感じます。そして、定期テスト前で部活が休みの1週間。この1週間で徹底的にその範囲を詰めて完璧になるまで勉強しました。それを繰り返すことで、学校で習った範囲はある程度解ける学力をつけることができました。
過去問について
当然、学校の試験が解けても、東大の問題が解けるわけではありません。入試問題が解けるようになるには特殊な訓練が必要で、それが過去問です。私は8月に全科目10年分、本番までに数学、理科は25年分解きました。そのとき意識したのが時間配分、問題の取捨選択、そしてやり直しです。中でも特に重要なのがやり直しです。東大では、過去問と似たような問題が出ることも多く、なぜ解けなかったのか、どのような考え方が足りなかったのか、しっかり分析するようにしました。結果として、捨て問の見極めや時間の使い方も向上していきました。過去問の研究はまさに「傾向と対策」です。
過去問は舐め回すくらいに活用してほしいです。
量か質か
勉強は量か質かということが議論されることはよくあります。私の考えは「量をこなすことで質は上がっていく」です。つまり、量をこなさないと始まらないということです。私は質ばかりを求めて、わからない問題はすぐ答えを見たりと薄っぺらい勉強をしていました。そのため、自分では勉強している気がしていたのに、いざ問題を解こうとすると解けない。勉強する「ふり」をしていたのです。しかし、夏に入り、1問にかける時間を増やし、量をこなすようになると、その効果は絶大でした。自分にあった勉強(休憩時間の設定や暗記科目の勉強頻度など)を見つけれたことで、少ない時間でも確実に力をつけれるようになりました。受験が近づくにつれ、効率良い勉強が求められるようになります。1、2年生の皆さんは今のうちに時間をかけてもいいので、じっくり勉強して、自分にあった方法を模索して欲しいです。
精神面について
受験期をずっと楽に過ごせたという人は少ないでしょう。しんどい時期、モチベが上がらない時期がある人が大半だと思います。私は、そのような時はいったん休むようにしていました。一番大事なのは自分で自分を追い詰めすぎないこと。友達と話したり、体を動かしたり、自分のやりたいことをしたらいいと思います。そしてそこで得た周りからの励ましや勉強時間を潰してしまったという罪悪感に勝手に押されるようにまた勉強を始めるのです。その時は悩んでても仕方ない、やるしかない!と自分を奮い立たせるようにしていました。受験は長期戦です。波があって当たり前。それくらいの気持ちでいいと思います。
■東進東大特進コースについて
主に過去問演習講座を活用していました。特に林修先生の現代文は非常に論理的で、根拠が明確なので国語に対して感じていた曖昧さがなくなり、記述力も高まったと感じています。
長岡恭史先生の東大対策数学を受講していました。非常にレベルが高く、入試の点数に直結するような問題ばかりで、入試直前まで何度も見直していました。東大特進では青木純二先生の数学の真髄を受講していました。問題を見た時の考え方を教えてくださり、実践の対策としてとても有効でした。
トップレベル物理、過去問演習講座を通して、苑田尚之先生にお世話になりました。原理の部分から教えてくださったので、深い理解が得られ、物理が楽しかったです。東大の問題も基礎がわかっていれば解けるということが身にしみて感じられました。
主に鎌田真彰先生のハイレベル化学を利用していました。知識のことは全てまとまっていて、完璧になるまで何度も読み込みました。このおかげで化学が大幅に伸びたと言っても過言ではないくらいです。
東大特進の宮崎尊先生の講座を活用していました。受験生に抜けがちなところを解説してくださり、最終チェックには最適でした。東大の問題に特化していたので、本番に向けた対策になりました。
レベルが高く、自分の位置を確かめるだけでなく、やり直すことで、記述力、計算力をつけることができました。解ける気になって伸びきった鼻をしっかりぶち折ってくれました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験は自分が主人公のイベントです。今、大学受験に挑戦できていることに感謝し、思いきり全力を尽くして欲しいと思います。結局は自分との戦いになる部分が多いですが、周りに支えてくれる人はたくさんいます。あまり追い詰めすぎず、楽しむ気持ちを忘れないで最後まで頑張ってください!ここまでかなり主観的なことを書いてきたので一意見として参考にしてくれると嬉しいです。読んで下さりありがとうございました。
P.S
私はケアレスミスにとても苦しめられました。ミスを一括りにして軽視するのではなく、1つ1つのミスの原因を細かく分析し、紙に書き出すことをお勧めします。本番ではミスしないだろうという希望は簡単に裏切られます……。