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京都府 私立 洛星高等学校 卒
東京大学 理科一類

吉田 悠輝さん

■センター試験得点 810点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 89 51 27 39 33 =239/440点
自己採点 80 55 35 32 30 =232/440点

■受験した感触・・・ 漢字0完&時間をかけた体積が場合分けから間違っていたことで一日目の時点で落ちたと思った。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 A

勝てば官軍

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は中高一貫の学校に通っていてあまり勉強していなかったため東大を目指せるような成績ではありませんでしたが、高1の冬の模試で運よく良い成績を取り東大特進などに入学し、そこから一気に成績を伸ばすことができました。やりたいことが決まっていなかった私には進振りが魅力的だったため高2の夏から漠然と理一を目指すようになりました。以下の勉強法が何らかの役に立てば幸いです。

各教科の勉強法

  • 英語

高1の冬に単語帳を購入し電車やバスに乗っているときなどの隙間時間に読んでいました。高2から解釈系の参考書を何冊かやった後は長文読解をやって演習を積んでいました。70点から80点ぐらいを取ろうと思ったら、単語をしっかり覚えて解釈を一通り勉強してからは読むスピードと精度を上げるためにどんどん演習量を積んでいくのがいいと思います。またリスニングが配点の4分の1を占めているため、リスニングでは安定して8割をとれるようになることを目指すべきだと思います。私は高3の夏ぐらいからは毎日東進のリスニングアプリを使って少なくとも10分はリスニングをするようにしていました。あくまでも個人の感想ですが、文法の問題集をしたりしなくてもある程度基礎的な文法事項が押さえられていれば80点ぐらいまでなら十分点数を伸ばすことができると思います。

  • 数学

学校の授業をおろそかにしていたせいで共通テスト模試でも140点ぐらいしか取れていなかったので高2の冬にいわゆる網羅系の参考書をやりこんで基礎固めをしたら、共通テスト同日体験受験では170点を超えることができました。その後は東大特進の講座や過去問などを利用して演習量を積んで解法の選択肢を増やしたり問題に対するアプローチなどを学びました。単に演習量を積むだけではなく、なぜその問題が解けなかったのかなどを考えて一問一問丁寧に学ぶことが大切だと思います。私は高3の夏からはまとめノートを作ってよくしてしまうミスや知らなかった解法、問題に対するアプローチなどをまとめて模試などの前に読むようにしていました。

  • 国語

古典も学校の授業をおろそかにしていたせいで基礎がズタボロだったので高2の冬休みに古文単語帳と基礎的な文法の問題集をやった後に読解の問題集をやって演習を積みました。漢文も問題集を使って句形などの基本的な知識を詰め込みました。その後は東大特進の古文と漢文の授業をすべて受講し知識量を増やしていきました。古典は基礎知識を詰めるだけでも共通テストではそこそこ点を取れるようになり二次試験でも和訳である程度は点数を取れるようになるので、早いうちに基礎固めをきちんとしておくべきだと思います。

  • 物理

高2から苑田尚之先生のハイレベル物理を受講していました。難しく感じるかもしれませんがしっかりと考えて理解すればとても身になると思います。高3の東大特進の物理の授業はハイレベル物理の復習にもある程度なり問題演習にもなるので良かったです。一度しっかりと理解してから演習をどんどん積んでいくのがいいと思います。

  • 化学

高2から授業で理論、無機、有機を一通り学習した後はどんどん演習を積んでいました。化学はある程度知識を詰めてからどんどん演習量を積んでいけばいいと思いますが、知識を詰めるときに背景知識を詰めると記憶がしやすくなったり難しめの問題を解くときに役立つことがあるのでいいと思います。無機の知識などどうしても理屈抜きで覚えないといけないものはゴロを活用をしたり、手を動かしてまとめノートを作るのがいいと思います。

■東進東大特進コースについて

東大本番レベル模試

 回数が多くてペースメーカーになり、物理の解説も面白かったです。また、返却が早いおかげで復習しやすかったです。

東進リスニングアプリ

 雑音が入ってたり色々な訛りの音声が入っていたりして良かったです。

東大特進

 現代文と古文、東大数学特講は高2から、東大物理と東大化学特講は高3からすべての講座を受講していました。数学の真髄と志田晶先生の高2の数Ⅲの授業も受講していました。現代文の授業は論理的で明快、古文の授業では栗原隆先生の独特のリズムの授業のおかげで古文単語や文法から市販の参考書に乗っていないような知識まで覚えることができました。東大化学特講では様々な化学の知識を知ることができ、東大数学特講は各単元の基礎固めや演習として良かったです。東大物理はハイレベル物理の復習になりじっくりとした問題演習の機会にもなるので良かったです。青木純二先生の授業では新たな見方を得ることができ、志田先生の授業ではまだあまり手をつけることができていなかった数Ⅲを基礎のレベルからそこそこ高いレベルまで押し上げてもらえました。

東大特進のスタッフ

 定期的に電話をかけてきてくださり親身に相談に乗ってくださったり様々なアドバイスをいただけたりして助かりました。数学と化学のまとめノートを作り始めたのも東大特進のスタッフの方のアドバイスがきっかけです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 自戒の意を込めてアドバイスをすると、学校の授業はある程度きちんと受けるべきです(特に古文や英文法や社会)。後々苦労することになります。またA判定をとれたからと言って油断するのは良くないです。私もA判定だからまぁ受かるだろと思ってあまり勉強しなかったせいで、模試でA判定ボーダーあたりの点数を取り続け本試でもボーダー付近の点数を取ってしまい合格発表まで戦々恐々としていました。基礎固めをしないといけなくなり、とても優秀な人たちと出会えたり駒場祭に行けたりしたので全国統一高校生テスト決勝を目指すのはおすすめです!