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福岡県 県立 小倉高等学校 卒
東京大学 理科一類

岡内 柊敬さん

■共通テスト得点 896点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 72 43 48 58 53 =274/440点
自己採点 65 39 30 55 46 =235/440点

■受験した感触・・・ 一日目の試験でやらかしたと思ったが、二日目で挽回できた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

継続と理解の学習で東京大学へ

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は高校一年生の春から東進に通い始めました。最初は自分の周りの友達と同じように京都大学や九州大学を志望していました。東進の講座を利用して数学の全範囲を高校一年生の初秋くらいまでに教科書レベルを終わらせるなど先取り学習をしていくうちに、学校の実力考査や定期考査の順位も次第に上がり、高校に入学したての時に受けた実力考査では順位が50~60位だったのが一年生の終盤には学年順位でほぼ毎回10番以内に入ることができるようになりました。そして、私は学年で成績の良い人たちと友人になることができ互いに切磋琢磨する環境に身を置くことができ、いつの間にかより良い環境にいようと東京大学を志願しました。

うまくいったこと

  • 上で述べた通り早くから学習を進めたことで模擬試験や学校の考査で好敵手となる友達に出会え、勉強意欲を高校の三年間維持できたこと。
  • 特に物理講師の苑田尚之先生のおかげで高校二年生から自力で現象について深く考え、真に理解するという習慣が身についたこと。またこのおかげで成績がより良くなり、もっと勉強してやろうという意志ができる好循環に入ることができました。
  • 共通テスト直前で古文単語帳の目次の部分をひたすら紙で隠して三日で一周程度のペースで何周か回したことで古文が劇的に読めるようになったこと。これは東大の二次試験でも役に立ちました。単語帳の本文を読むと例文などに目がいき、かえって周回の速さが落ちてしまいます。

うまくいかなかったこと

  • いわゆる文系科目(古典や地理など)の学習から逃げて比較的好きであった理系科目の学習をしていたこと。このことが後に共通テスト対策をする上で大きな負担となりました。
  • 英単語の学習を軽視していたこと。英語は文法が入れば後は単語と演習量勝負です。英単語は一朝一夕に暗記できるものではないので早くからコツコツと反復をしておけばと強く感じました。

勉強法など

 学校(→部活動)→東進という流れをなるべく乱さないようにして無理のない量を高校一年生から確保するようにしました。
  • 数学:東進の学習で学校の授業は基本的に二周目なので学校での学習の負担が減りました。勉強法は後述の物理とほとんど同じです。
  • 物理:問題を一つ解いたらその難易にかからわずこの問題から得られる教訓はないか、なぜこの解法が良いのか、もっと良い解法はあるのかなど自分で考える時間を設けました。加えてそこで得られた知見を自分のノートにまとめて後から簡単に見返せるようにしていました。
  • 化学:理論分野は演習あるのみです。自分が間違えた要因について深く考えるようにしていました。例えば数値のオーダーに気を付けることができないなどです。無機分野や高分子では暗記が最低でも必要です。語呂合わせでも何でも良いのでとりあえず覚えてから問題演習をすることでモチベーションが保てました。
  • 英語:英語は自分からはなかなかしようとはできませんでした。そのために学校と東進で強制的に英語をするように講座や講習を取るようにしていました。共通テスト直前は読んだ長文で出てきた覚えていない単語を書いてたまに見返すMy単語帳を作っていました。これは比較的よかったのでもっと早くからしておけば良かったと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

受講講座(一部抜粋)

  • 数学ぐんぐん(応用編)シリーズ、東大対策数学:長岡恭史先生の授業では論理についてかなり詳しく学ぶことができました。これは軌跡領域の学習に大いに役立っただけでなく他分野にも応用できました。
  • ハイレベル物理:苑田尚之先生の授業では物理ひいては自然科学全般の核心をついた考え方を会得することができ、自分で深くは物事を考察するとても良い契機となりました。そしてなにより理科が大好きになりました。苑田尚之先生のカリスマ性に魅了され、先生についていこうと必死になって勉強していました。
  • ハイレベル化学:鎌田真彰先生の授業ではすぐには学習しない事項(例えばヨードホルム反応の反応機構など)も詳細にかつ体系的に学ぶことができました。ここで学んだことは単なる暗記を超えたなぜ?の部分の理解と、化学の思考力向上に繋がりました。また授業テキストでは図がふんだんに使われ、授業の内容を書き込むことで自分専用の質の高い復習教材となりました。

東進模試

 共通テスト本番レベル模試や全国統一高校生テストでは、実施回数が多いだけでなく毎回本番と同程度難易度であり自分の学力を絶対的な尺度で測れたことがすごく良かったです。次は化学で何点取ってやるぞ、といった具体的な目標が立てやすく学習のモチベーション維持ができました。
 東大本番レベル模試ではその返却の速度感が素晴らしかったです。どうしても時が経つにつれ人間は試験のときの細かな記憶を失い、復習の効果が減衰していきます。東大本番レベル模試では約一週間程度で成績が返却され、それを自己採点と照らし合わせることで各分野の理解度を正確に知り、以後の学習計画を考え直すことができました。

演習講座

 東進の東大特別演習では、東大本番レベル模試の過去問など最新の東大入試形式の問題を大量に演習することができ、他大学とは大きく異なる東大の特殊な形式に慣れることができました。特に自分の苦手分野を客観的に判定し優先的に出してくるので自分の好きな分野ばかりをやってしまうというありがちな失敗を避けることができたと思います。
 過去問演習講座では演習と自分で解答解説を読むということだけでなく、解説授業を視聴することで自分だけでは気付けないその解答に至るまでの過程という勉強において最も大切な点について考えることができました。
 私は上述二つの演習講座で、演習→自己採点→解答解説を熟読&解説授業受講→返却答案と自己採点の照合→復習というサイクルを確立させることでより多くのことを吸収できるようにしていました。多くの問題を日々解くことは前提条件ですが、その上で一問あたりからなるべく多くの学びを得られるようにすることで勉強の効率が上がり楽しみながら学習を継続できると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 今年の東大理系数学は難しく一日目の試験が終わった後、私は完全にやらかした、落ちたと思っていました。しかし蓋を開けてみると合格者最低点は大きく下がり、数学のやらかしはさほど影響していませんでした。入試本番で何が起きても大丈夫と思えるまで存分に全範囲を細部までやりきってください。山を張るなどしてもあまり良いことはありません。
 最後に、自分自身の頭を使って徹底的に理解し考え抜くということを日々の学習で大切にしてください。そうすれば成績も上がり学習が楽しくなりモチベーションが保てます。それだけでなくこのことは大学に入る前も入ってからもそして社会に出た後も大切になってくると思います。