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熊本県 県立 熊本高等学校 卒
東京大学 理科一類

亜原理 貴安さん

■共通テスト得点 877点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 0 0 0 0 0 =0/440点

■受験した感触・・・ 受けてないです。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 D 理科一類 E 理科一類 C

大谷選手はやっぱりすごい〜二刀流受験の苦労話〜

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

自分だけの受験戦略

 高3の春に学校推薦型選抜に挑戦する決断をしてから、私の受験生活はずっと「二刀流」でした。推薦に挑む以上、書類や面接の準備に時間が取られるのは避けられない。でも同時に、東大は一般の学力が最後に必ず効いてくる。そのことを予め理解していた私が一番大事にしたのは、単純な気合いなどではなく「時期ごとの力の入れ具合」でした。
 夏休みは、推薦のことを一旦横に置き、一般対策に全振りしました。毎日10時間以上勉強して、とにかく基礎体力を作る時期にしたのは正解でした。推薦が本格化する秋以降に勉強量が落ちることは最初から分かっていたので、夏に貯金を作ろうと必死に勉強しました。ここを曖昧にしていたら、秋に推薦準備をしながら一般の不安が膨らみ、負の連鎖に陥っていたと思うので、過去の自分には感謝しています。

諦めも大切

 しかし、現実はそう簡単にはいきませんでした。私の場合、課外活動が高3の10月まで続きました。活動を続けながら「周りは今この瞬間も勉強している」という想像が、じわじわと私の精神を削ります。
 「成績が思うように取れない、なのに推薦準備もしないといけない」
 周りに言っても理解してもらえないような悩みを抱えながら、推薦と一般の試験対策をしていくのは、正直かなりきつかったです。ただ、ここで気持ちを前向きにさせてくれたのが、「適度な諦めも大切」という考え方です。全てのことを受験本番までに完璧に終えることは不可能だと改めて思い知らされたので、良い意味で余計な学習や対策を諦めてやるべきことに全力で向き合いました。そうすることで、精神的にも落ち着いて、ただ真っ直ぐ目の前のすべきことに意識を向けられたので良かったです。

ブレイクスルーを起こす

 推薦の準備と本番が終わった12月中旬、ようやく「勉強だけしてればいい時期」が来ました。ここが私の最大の転機です。推薦が終わって燃え尽きる人も中にはいたと思いますが、私は逆に、ここからが勝負所なので、気を引き締めて机に向かい、共通テスト対策と二次演習を死に物狂いでやりました。結果的に、東大を一般でも狙える成績帯まで引き上げることができて、最後の東大本番レベル模試の物理では9割超まで到達しました。今振り返ってみると、夏に地道に努力を積み重ねて基本を大事にしたものの、夏休み直後の模試ではあまりうまくいかなかった時の悔しさや絶望が、このブレイクスルーを起こすためのバネになったと思います。最後まで歩みを止めなかったからこその伸びを実感できたのは、これまでの自分の頑張りが報われたようで純粋に嬉しかったです。このような経験ができるのも、ある意味で受験の醍醐味と言えるかもしれませんね。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東大本番レベル模試

 まず東大本番レベル模試は、本番と同じ形式・難度の問題を時間内に解くことで、実力だけでなく「本番での処理の仕方」まで鍛えられたのが大きかったです。特に良かったのは返却が早い点で、解き終えた直後の感覚が残っているうちに復習できました。私は点数を見る前に、どの大問のどこで手が止まったか、なぜその発想が出なかったか、次に同じ問題が出たら最初に何を確認するか、を短くメモしてから解き直していました。東大は分かったつもりがそのまま失点になるので、記憶が鮮明なうちに原因を言語化して潰せたことが、最後の伸びに直結したと思います。

東進リスニングアプリ

 次に東進リスニングアプリは、私にとって毎日気軽にできる過去問演習でした。毎回の登校時に必ず使うと決め、東大形式のリスニングに日常的に触れることで、内容把握のスピードと集中の入り方が安定しました。まとまった時間が取れない時期でも継続でき、直前期の不安を減らしてくれたのがありがたかったです。

推薦対策

 最後に推薦対策に関して東進には本当にお世話になったと思っています。東大特進コースからの情報提供が非常に助かりましたし、校舎の先生方の志望理由書の添削と面接練習は本当に心強く、内容の論理の穴や伝わりにくい表現をその場で修正できました。面接対策では、想定問答を増やすよりも自分の思考をしっかり言語化できているのかということに意識を向けて練習を繰り返しました。深掘り質問が来ても崩れない話し方を身につけられたことが、本番で落ち着いて話せた理由の一つだと思っています。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 推薦入試を受けて、私は自分の人生を自分の言葉で説明できるようになったことが、一番大きい収穫でした。推薦入試は、過去の自分を振り返り、今の自分を冷静に分析し、未来の自分が輝ける道を模索して、それを相手に伝える力を身につけられる入試方式だと思っています。しかし、一般と両立させて推薦の対策を進めることは並大抵の努力では厳しいです。自分も完璧にできたかと言われたら全くそんなことないです。それこそ大谷選手じゃない限り難しいと思います。ただ、18歳という人生の転換期に自分の思いや目標を言語化して伝える経験は、受験が終わってもずっと残ると思います。一般も推薦も全力で向き合い、諦めずに頑張ってきたからこそ掴めた合格なので、この経験をこれからの人生の糧にして日々精進していこうと思います。受験生のみなさんもぜひ頑張ってください、応援しています!