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愛知県 県立 旭丘高等学校 卒
東京大学 理科一類

池田 琥士郎さん

■センター試験得点 783点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 69 68 36 23 41 =237/440点
自己採点 70 70 20 15 30 =205/440点

■受験した感触・・・ 手応えなし、おちたかな

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 A 理科一類 A

楽しかった高校生活

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 ギリギリで受かったので大したことはかけませんが、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。

東大をめざした経緯

 私が東大を志望校にしたのは高3の7月です。もともと京大を目指していたのですが、自分のなかでやりたい事が決まってなかったので、学部を選ぶのに猶予がある東大を志望するようになりました。

部活との両立

 私はラグビー部に入っていて4月の総体のあとも9月の引退までは週に2回程度部活に参加していました。そのころは部活と勉強の両立が個人的になかなか難しくて悩むこともありましたが、部活で培った体力と気合で最後までなんとか勉強を頑張ることができました。なので、部活と勉強の両立は大変かと思いますが、その経験が活きてくることもあるとおぼえておいてほしいです。

各科目の勉強について

  • 共通テスト

共通テストは二次試験との配点の比率を考えると、そこまで時間を割くべきではないと思います。形式こそ違えど、理系であれば理系科目、文系であれば文系科目は共通テストレベルであれば対策せずとも解けるように実力をつけておくことが望ましいと思います。

  • 国語

結局最後までなにをすればいいのかわからなかったですが、個人的に古文単語はしっかりやっておくべきだと思います。

  • 数学

もともと数学ができるわけではなく、過去問でも大体30から40点くらいしかとれていなかったのですが、なぜか直前期に結構のびて、東大模試の過去問でも70程度を安定して取れるようになっていました。実際に数学の力がのびたのかはわかりませんが、そこで自信がついたことであしを引っ張らない程度の点数が取れたと思います。とにかく色んな問題を解いて、回答にいたるまでの道筋を多く吸収しておくといいと思います。

  • 物理

もともとは得意科目で40点くらいを目標にしていましたが本番は難易度が高く感じられて全然できませんでした。本番は得意科目で失敗すると、かなりメンタルにくるのでやはりどの科目も満遍なく勉強しておくべきだったと終わってから感じました。ちなみに私はスタンダード物理という講座で物理を勉強しましたが、はっきりいってスタンダード物理と問題集をやれば十分だと思います。レベルの高い講座は、確かに完全に身につけられれば大きな武器になることは間違いないですが、現役生は時間がないことや、東大においては物理の配点がそこまで高くないことを考慮すると背伸びする必要はないと思います。

  • 化学

化学は点が取れるようになるにはそれなりの時間がかかりますが、一度しっかり身につけば、読解力と算数力の勝負になってくると思うので、割と高得点が期待でき、点数も安定しやすいと思います。

理科は化学から先に解いて、75分ずつかけました。

  • 英語

順番は4B→1A→2A→2B→3下読み→3→4A→1B→5の順で精読が必要な4Bをはじめにやるとそのあとの英文がスムーズに読めた気がします。英語は安定しやすいので80を目標にしていました。東大形式の演習を積むことで、1A、1B、3、5はコツをつかむことができた気がします。英文法は基本だけ身につけてあとはとにかく色んな英文を読むことをオススメします。

■東進東大特進コースについて

  • 過去問演習講座について

添削に加えて色んなデータやコメントを添えてくださり自分のミスを見直すことができました。解説授業でも、その問題に加えて、類題や問題の背景にまで言及してくださりとてもためになりました。

  • 東大本番レベル模試について

とにかくほかのどの予備校よりも返却がはやいので復習がスムーズに行えました。難易度も本番に近くて、力試しをする良い機会になりました。

  • 東大特進コースについて

私は主に英語を受講していました。宮崎尊先生の受験生の目線で問題にアプローチしていく授業は、とてもためになりました。英文の出典にまで言及して、どういった文章が出て、どういったことをきかれるのかについて、深く知ることができました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験は勉強の勝負ではありますが、同時にメンタルの勝負でもあります。たまには友達と遊びにいったり、一人で散歩したりと、息抜きの時間もそれなりにとるべきだとおもいます。また、焦って基本が身についてないのにレベルの高い教材をやるのは、一見近道のように感じるかもしれませんが、結局遠回りになるので、基礎をしっかり身につけましょう。
 最後に、私は受験をするうえで家族や塾の先生方、学校の先生方などの多くの人にたいへんお世話になりました。きっとこれを読んでいる皆さんも多くの人にお世話になりながら受験期を過ごすことと思います。ぜひ支えてくださる方への感謝を忘れずに頑張ってください。