
上田 将之さん
■共通テスト得点 870点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 物理 | 化学 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開示得点 | 71 | + | 66 | + | 44 | + | 30 | + | 20 | =231/440点 | |
自己採点 | 75 | + | 45 | + | 55 | + | 35 | + | 25 | =235/440点 |
■受験した感触・・・ 数学はどの大問も最後の小問以外は容易だったが最後の小問はどれも難しかった。化学は有機化学が特異かつ例年と違って一番最後にあり面食らった。その他科目は概ね例年通りに感じた・
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
理科一類 | D | 理科一類 | E |
先述したように私の模試の成績は悲惨の一言で正直言って自分が受かる可能性は低いと考えていましたが、同時に受からなかったとしてもそれはそれでよいと考えていました。本当に東大で研究したければ院を目指すという選択肢もあるし、他の大学に行ってそこで自分の人生を大きく変える運命的な出会いがあるかもしれないわけです。一見するとただ勉強してこなかった人間の言い訳にも聞こえますが、私はこの考え方をすることで本番一切緊張することなく、試験中も自然体で冷静な判断を下し続ける事が出来、結果として合格することが出来たと考えています。
先述の通り私の穴は化学でした、いくら夏休みに一通り終わらせたと言っても他の高2や高3の春から化学を真面目にやっている他の受験生たちに追いついたというわけではありません。しかし今年の東大の化学は大幅に難化し、出題方式も大幅に変わった(有機化学が最後の大問に行き、記述問題が増えた等)もあって受験生の得点は全体的に伸び悩んだと言われています。不得意な化学が最低限取るべき問題だけ取ってしまえばあとはそんなに差が付かない試験となったことは私にとっては追い風でした。最後まで点数が安定しきらなかった数学も同様に難化し、2025年度の東大理科入試は私が比較的得意とする文系科目勝負となり結果として私は合格することが出来ました。
今年の東大化学の有機化学では出題頻度の比較的低いアミノ酸が出題されましたが、化学が不得意だった私は2月に入ってもなおアミノ酸の単元の理解が浅いままでしたが出る可能性は低いものの出題範囲は全て完ぺきにしておこうと思い学習していたところがちょうど出題された形となりました。勿論運の要素もありましたが、出題頻度が低い単元だからとアミノ酸を放置していれば絶対に合格はあり得ませんでした。直前期に今更やってももう遅いと今できる事だけを反復し続けるのではなく、出題範囲はすべて完璧にしようとすることが結果的に合格に繋がったのだと思います。
模試の判定がことごとくD、E判定でも努力を重ねて自分を信じつつ、適度にリラックスして本番に臨めば東大に合格することができることもあるという体験談でした。夏まで勉強をしていなかった筆者ですら合格できるのですから現時点の高2、3生の皆さんが今から努力を重ねれば志望校合格はグッと近づくはずです。陰ながら皆さんの頑張りを応援しています。
夏休みに一息で化学を終わらせる際に受講。1.5倍速を使えば1時間の講義40本を見るだけで化学の全単元の知識を原理から納得して身につける事が出来た。
伸び悩んだ現代文の得点を向上させるために受講。私の場合は文章を読むことは出来ていたが答案作成の段階でどうしても感覚に頼ってしまい、得点が安定しなかった。林先生の授業でシステマチックに答案を作成する方法を学ぶことが出来たことで向上し、安定するようになった。
東進の東大本番レベル模試の過去問や東大の過去問などの本番レベルの問題がジャンルごとに別れて豊富にあり、提出した答案は添削付きで返却され、どこを意識すればより得点アップにつながるかがよくわかった。私は特に化学と数学を主に演習し、特に化学は夏休みで基礎を完成した直後からひたすら本番レベルの問題を解きながら慣れていき、何とか本番までに間に合わせることが出来ました
東大特別演習と同じくひたすら解き続けました。こちらは紙の解説以外に映像の解説授業もあり、図形問題の模型を用意して解説してくださった先生などもいて、更に深い問題への理解に繋がりました。