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千葉県 私立 渋谷教育学園幕張高等学校 卒
東京大学 理科一類

金城 芽依さん

■センター試験得点 804点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 91 65 54 32 32 =274/440点
自己採点 90 75 40 15 30 =250/440点

■受験した感触・・・ 去年と合格最低点あまり変わらなさそう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 C 理科一類 A 理科一類 A

勉強積み立てコツコツ

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望校選択

 高1までは医学部志望でしたが、理工系に興味が湧いたことと東大特有の授業やシステム(GLP-GEfIL、FLY Program、進振りなど)に魅かれたことも相まって理科一類に決めました。

勉強習慣

  • 部活との両立

最低限毎日学校の授業内容の予習復習をして問題集を既習範囲まで進めることは習慣化するだけで学内上位は十分キープできていました。兼部していた部活が両方とも6月末まで忙しかったため、周りの人たちが受験モードに入って難易度の高い問題集を始めるのに少し焦りはしましたが、高3の3月には大体の1年の勉強計画を立てていたおかげで部活に集中できたのは良かったと思います。

  • 部活引退後

朝から最終下校時刻まで学校で自習して家ではほとんどペンを持たない生活を二次試験前日まで続けていました。受験期こそ心身の健康第一なので睡眠時間は7時間半確保し、勉強時間は1日10時間程度にしていました。


教科別

  • 英語

毎年英検を取得していたら高3で1級になったので、そこから東大英語の形式に1年間かけて慣れていきました。『東大特進英語』や過去問演習で積んだ経験が戦略に活きたと思います。

  • 数学

高3の前半で発展型の参考書をこなして11月から過去問演習に入りました。12~1月は入試数学の難問を扱う参考書をこなして2月から演習に戻り、直前期は予備校の模試の過去問を7年分ほど解きました。演習量は多い程よいとは言われますが、個人的には過去問こそ最高の良問なので焦って中途半端に手を付けるよりは大事に解き進めるべきだと思います。

  • 物理

高3になって高2の復習を始めました。不安な教科があると焦りの種となってQOLが下がるので高2で真面目に法則に向き合うべきだったと後悔しました。とはいえ腹を括れば理科は1年でちゃんと伸びるのでどうにかはなります。

  • 化学

『東大化学』に助けられました。

■東進東大特進コースについて

  • 東大特進英語

東大英語はいくら英語力があっても形式に順応しなければ得点が伸び悩むので、『東大特進英語』で解く上での戦略が身についたのがとても役に立ったと思います。

  • 東大化学

高3の春時点で高2範囲の無機・理論化学の知識が大穴でどこから手を付けていいかすら分からない惨状だったので、取り敢えず『東大化学』のカリキュラムに従う形でテキストを復習・演習していったところ、かなり得点源になりました。

  • 過去問演習講座(25年)

文系教科は10年分、理系教科は18年分ほど解きました。我流で採点すると甘めになってしまうことがあるため、第三者の視点で採点やアドバイスをしていただけて、解き直す上での参考になりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 結局受験期において本当に大事なことは「当たり前」を当たり前のように守って生活することだと思います。
 常に一定以上の勉強量と集中力を確保するためには心身の健康が不可欠であり、それらは睡眠や食事に限らず、適度な息抜きの時間を確保することや目標達成(合格)後の目標を持つこと、周囲とのコミュニケーションといった、傍から見ても特別ではない習慣に支えられているのではないでしょうか。
 それでは良い高校生活をお送りください。