
桒田 大幹さん
■センター試験得点 860点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 物理 | 化学 | ||||||
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開示得点 | 76 | + | 96 | + | 41 | + | 43 | + | 44 | =300/440点 | |
自己採点 | 75 | + | 100 | + | 40 | + | 25 | + | 50 | =290/440点 |
■受験した感触・・・ 物理が難しくて落ち込んだが、化学が感触があり数学もできたので大丈夫だろうと気を持ち直した。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
理科一類 | A | 理科一類 | A | 理科一類 | A | 理科一類 | A |
受験勉強という意味では、絶対的な正解の見えない現代文を点数のあてにするような合格計画はしない方がいいと思う。一方で現代文における考え方は他分野の理解や成績に大きく影響するので、解答時に、正解不正解にかかわらず自分がどのような思考プロセスを経て答えにたどり着いたのかを明確にしておくとよい。基本的には本文の論理に忠実に書き、相手にとってわかりやすい解答作成を意識するとよい。
現代文の基礎があれば、後はとにかく知識を入れることが重要になる。漢文は現代の熟語から連想するなどして意味を把握できることがある一方で、古文では現代語が全く異なる意味を持つことが多々あり、漢文以上に単語や助詞、助動詞の知識が重要になる。ここは高い点で安定させられる数少ないポイントなのでコツコツ勉強し、学校の定期試験などもおろそかにすべきではない。
英語は私自身最も苦労した教科だ。この教科だけは兎に角早い時期から始めることをお勧めする。私は高2時点で中学単語も怪しい部分があるときがあるなど基礎がガタガタで、その補填に多くの時間を費やす羽目になった。また英語は結局のところ単語力に大きく左右される。単語と文法をできるだけ早いうちに理解し、そのうえで英作文やリスニングの練習をするようにしよう。
数学は得意不得意がはっきり分かれる教科であり、幸いにも私は得意だったため、勉強時間は最小限にし、他の教科の勉強を優先した。不得意な人がやるべきことはともかく多くのパターンの問題を解くことであり、試験で出題される問題の解法をやったことのある問題から類推できるようなライブラリを脳内に作ることを目指そう。得意な人はさらなる点数アップのために、論理の正当性を意識するようにしよう。記述で十分性しか満たしていない答えを出してしまうというようなことは、たとえ答えがあっていても意味がない。大学の先生方はより抽象的で論理的正当性の求められる学問をやっているのだから、どのような問題でも自分の答えがちゃんと“正しい”か確認すべきだ。
理科系の教科は高校範囲の数学で説明しきれる範囲が限られているので、ある程度腹を決めて暗記した方がよい。物理では特に電磁気の範囲の公式が、直観的に理解しにくいものが多いので、暗記と問題演習を繰り返してきちんと覚えた。波動、熱力学、有機化学は問題の出し方が限られていることからしっかりやっておくと安定する点数源になるので重点的にやった。