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東京都 都立 両国高等学校 卒
東京大学 理科一類

内田 花穂さん

■共通テスト得点 936点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 政治・経済

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 64 50 39 47 44 =244/440点
自己採点 55 45 40 48 44 =232/440点

■受験した感触・・・ 数学と英語が解けなかった。1A2A5許すまじ。完全に落ちたと思って帰った。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 C 理科一類 A 理科一類 A

スロースタート

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は東大を目指すと決めたのも勉強に本腰を入れたのも遅い部類に入るだろう。目指すと決めたのが高2の冬、勉強に本腰が入ったのは高3の7月。春に届く合格体験記を読んで大量出没していた先取りをした計画的な方々の存在におびえ切っていた。もしこの体験記を読んでいる高3生で今からでは間に合わないのかと焦っている人がいるならば、悲観することはないと伝えたい。私がそうであったように、頑張り次第で十分に本番に間に合う、と。私の受験期が参考になれば嬉しい。

目指したきっかけと決断

 私は小学生の時にクイズ番組の「東大王」の凄い人たちを見ていたために、東大を雲居の存在に思い、自分が目指せる訳がないと決めつけていたが、慕っていた先輩が東大に進学して身近に感じたこと、高校の担任に志望校はあとで下げられるから志望校を上げたほうが良いと言われたことで、東大を(やむなく)志望校として考えるようになった。決断のきっかけは、高2の共通テスト体験受験で8割以上を取り東大A判定が出たことで、東大受験が現実味を帯びたことだ。同時期に東大の進学選択制度や授業についても知って東大が面白そうと思い、心が決まった。

時期ごとの勉強と状況

  • 夏まで 7月まで体育祭&文化部を4団体兼部&地域のクラブチームでカヌー

定期テスト対策がメインだった。学校の勉強をこきちんとこなすようにしていたため、基礎基本の抜け漏れが少なく済んで、演習にすんなり移行できた。ほかには高2の2月から東大特進の授業に行っていた。

  • 夏休み 天下分け目の関ヶ原

今までの遅れを取り戻すように勉強した。総計は450時間ほど。メインは苦手だった微積の大特訓と国語情報政経のインプット(単語etc)。特に情報が夏に固まったことで共通テストの得点源ができ、気持ちに余裕ができた。反省点は英単語を怠ったこと。当日文章が読めず詰んだと感じた。

  • 秋 夏の勉強をやり切った感覚で、全くモチベが上がらない

上がり始めた数学の成績でなんとかモチベーションを保ち、この時期のメインはため込んだ模試の復習と解き直しだった。模試を受けまくったことも復習をしていなかったことも後悔した。9月末に復習に手をつけ、本格的に過去問を解いたのが11月末になった。そのまま共通テスト対策の時間を圧迫。共通テスト型の模試では9割取れているから大丈夫と自分に言い聞かせていたが、順調に勉強を進める周囲に焦っていた。

  • 冬から共通テストまで 共通テストと二次の対策

共通テストボケを恐れて年明けも東大の過去問を解いていた。共通テスト1週間前はさすがに共通テストに集中していた。共通テスト対策は演習に徹した。共通テスト型の演習問題集を利用した。難しい問題集をやると難化しても気にならないのでおすすめだ。共通テストの過去問を利用したのは物理、化学、情報、国語、政経で、情報は情報関係基礎も、政経は試作問題等にも取り組んだ。

  • 共通テスト後 結局共通テストボケになった

共通テストを自己最高記録で終わらせることができたことで気持ちに余裕があり、私大の共通テスト利用試験に合格したことも追い風になった。ここからは併願校の早慶の勉強をしつつ過去問を解くばかり。もちろん東大特進の授業もぎりぎりまで活用した。この時期になると受かりたい一心だけでモチベーションが保てていた。早慶はともに4年分過去問を解いて受験した。東大入試前日に合否が発表された慶應に受かったことで当日を楽に迎えることができ、東大入試翌日に発表がある早稲田は手ごたえ通りに受かっていた。東大の過去問は国英7年数物化10年を解いた。意識したことは時間配分と知識解法の抜け漏れ探し。過去問はしょせん過去問、本番前に直せるところが見つかったと思ってポジティブに構えて取り組んだ。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東大特進ありがとう

 受講していたのは英語と国語。そもそもどうやって対策するのか分からない状況から始めた2教科は東大特進に頼って正解だった。分からないことはその道の専門家に聞けば良いのだ。
  • 英語 東大英語in Depth 駒橋輝圭先生

全ての大問についての授業が1年を通して行われることと演習が多いことが選んだ決め手だ。実際、大問別に授業があるため定期的にみっちり特訓ができて助かった。1Bとリスニングは特に受講で得点が伸びた。「東大英語は英語でやる国語」という言葉が印象に残っている。言葉通り駒橋先生の解説が英語のまま理解するというスタンスで分かりやすかった。

  • 国語 現代文 林修先生

もともと国語は苦手だった。林先生の面白く辛口な講義を受けて、なぜ読めていないのか、を考えるようになり、論理関係にとても気を付けるようになった。また言い換えで全ての言葉を取り落とさないなど国語の基本姿勢を学んだ。なかなか満点解答というのは難しいが、かつては貰えなかった部分点がくる答案を書けるようになった。

  • 英語リスニング

東大本番レベル模試も駒橋先生も東進リスニングアプリも負荷をかけることができ良かった。当日の試験会場での反響の再現がされており、リスニングアプリに至ってはインド英語まで収録されていた。高負荷ではあったが、当日は300人入る大講堂の音声がとてつもなく綺麗に感じた。おかげで24/30点が取れて万々歳である。

  • 本番レベル模試

返却が早いのも魅力だが、合格ナビゲートが一番の魅力だと思う。復習にシミュレーションを使って、取れた問題は何か、次までにできるようになりたい問題はどれか、ということから当日如何にして合格点を取るかを検討できる。解き直すだけではない復習の姿勢は過去問を取り組む際においても役立ち、最後までどこで点を取るかを意識できた。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 孔子は言った。これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。楽しめる人間こそ最強なんだと。私は受験期間を全力で楽しめたからこそ合格をつかみ取れたと思っている。
 長くて短い受験期間をぜひ楽しんでください!