■センター試験得点 837点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
86 |
+ |
23 |
+ |
46 |
+ |
34 |
+ |
32 |
=221/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
20 |
+ |
40 |
+ |
25 |
+ |
40 |
=195/440点 |
■受験した感触・・・ 数学が全くできなかった。もう落ちたと思っていたので2日目は開き直って落ち着いて受けられた
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
E |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
理科一類 |
C |
「受験はくじ引きのようなものだ」
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
高3の初めまで
自分が東大受験を意識し始めたのは高2に上がる頃だったかと思います。しかし、だからと言ってそこから集中して勉強するということもなく、やってくる定期テストだけはまじめに取り組んでいるというような状況でした。そのため、他の受験生が本格的な受験勉強を始めると見る見るうちに成績が落ち6月に受けたある記述模試では、東大受験を考えることも憚られるような成績を取ることとなりました。自分は5月までは部活を続けていたので、勉強と部活の両立という面ではあまりうまくいっていなかったのだと思います。
夏休み
上記の状況を踏まえて、まずは数学を重点的に勉強することにしました。これは、英語が苦手ではなかったことと、理科よりも数学を優先すべきであろうという判断にもとづくものでした。そのため、夏休みは勉強時間の多くを数学に費やし、物理、化学については基本的な事柄を少しずつ押さえていくようなイメージで勉強をしていました。また、夏休み期間中は8月末の東進の東大本番レベル模試を目標に置き、そこである程度の点数が取れるように意識しながら勉強していました。これは、本番のように自分のパフォーマンスを管理する練習になったという点でも結果的に良かったと思っています。
共通テスト1カ月前頃
夏の模試で国語がかなり悪かったので秋になってからは国語(特に現代文)も気にかけて勉強するようにしましたが、これは結局本番直前になるまで安定しませんでした。勉強しても結果が出ないということもあります。同じように、秋からは物理化学も力を入れ始めました。
共テの勉強は11月末くらいからは二次の勉強と並行して少しずつ進めていましたが、共テ模試の結果も悪くはなく、また東大型模試での失点が多かったので二次試験対策をメインで進めていたため、共テ対策だけをするというような状態になったのは年が明けてからだったと思います。共テの対策に注力するとは言っても、ただがむしゃらに問題を解くのではなく、短い時間でそれなりに点数を取れることを確認してから、時間をかけてミスを減らす練習をしたり、選択肢の間違いの作られ方を分析するなど、いろいろな角度から対策をしていました。
共通テスト後
対策が功を奏したのか、足切りに引っかからなければよいだろうと考えて居た共通テストの点数が想像よりもずっとよかったので悩むことなく出願を済ませ、二次対策に意識を切り替えることが出来ました。一方で、なまじ共通テストが取れたおかげで、慢心していたような部分もあり、試験が終わった後も共テ後にもう少し力を入れて勉強をすればよかったと後悔していたので、もし来年同じような状況になった受験生がいたら気を付けてほしいと思います。また、物理と化学が安定して解けるようになったなと感じたのはこの時期であり、直前まで伸びるというのは本当だとも思います。
本番
国語はうまくできた感触がありましたが、数学は一問も完答できなかったので二日目は半ばあきらめたような感じで試験を受けました。そのため、試験に集中することもできていないなと感じていたものの、ある意味ではそのおかげで試験場で変に焦ることはなく良かったのかもしれない。何が幸いするかは誰にもわからないと思います。
また、試験日の一週間ほど前に試験会場の下見に行ったが、その結果変に気合が入ってしまい、試験2日前くらいには疲れてしまっていたので、気合を入れるためにせよ、下見に行くのはもう少し後でもよかったのではないかと思いました。
■東進東大特進コースについて
授業、講師
自分は運よく首都圏に住んでいたので、授業を受ける機会に恵まれていたのが良かったです。
過去問演習講座
自分の解答に対してどの程度の点数が与えられるのかということを楽しめるので、半分模試のような形で過去問を解き進められたので良かったです。また、それぞれに解説授業がついているので、わからない問題があっても復習しやすかったです。演習直後の手ごたえ、正答を見ての自己採点、実際に返却された答案の点数の三つを比較し食い違うものがあったらそれについて検討することで、どこにミスが多いかを分析し改善することが出来るので使いやすいと思います。
東大本番レベル模試
成績の返却が格段に早いので、受験者に対する自分の立ち位置を確認するのにとても使いやすいとおもいます。また、解答用紙も本番の解答用紙に近い枚数、レイアウトである(と思う)ので、その点でも優れていると思います。また、復習の観点から言っても試験を受けた記憶が残っているうちに答案が戻ってくるのはとても効果的な復習につながるので良かったです。
担任、担任助手
自分の不安に思っていることや、困っていることを整理して相談すれば適切な講座を提示してくれたり、担任助手自身の経験をもとに励ましてくれたので心強かったです。
チームミーティング/ホームルーム
自分が入っていたグループの他のメンバーは自分よりも優秀な人ばかりだったので、常に身近に目標とすべき同級生がいたため、自分もおごることなく受験勉強と向き合うことが出来たので良かったです。
東進学習アプリ
自分はリスニングアプリを使っていたが、雑音の有無や様々な訛りのある音源など実践的な音声が取り揃えられていたので本番の試験に対する心構えとして丁度良かったと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
高3に入ってからだったと思いますが、同級生が「受験はくじ引きのようなものだ」と耳にしたのを覚えています。その時自分は、あまり共感できなかったのですが、いざ受験が終わって見ると、彼の言っていた通り、実際に合格を得るためには学力と同じくらいその場の運というものも重要であるとおもいます。
自分の経験を振り返れば、共通テストも運よく成功し、二次試験も崩壊した科目があったのにもかかわらず(開示得点が出ていない中で詳細は分かりませんが)運よく合格したといえると思います。受験において学力の向上を目指そうと努力することはもちろん重要ですが、合格することだけを目標とするのならば、そのような要素がかかわってくることが避けられないということも覚えているといいことがあるのではないかと思います。