■センター試験得点 点/900点
■センター試験得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
68 |
+ |
60 |
+ |
64 |
+ |
35 |
+ |
38 |
=265/440点 |
自己採点 |
65 |
+ |
55 |
+ |
85 |
+ |
40 |
+ |
35 |
=280/440点 |
■受験した感触・・・ 手応えは皆無だった。受かる確率は50パーセントくらいだと思った。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
文科三類 |
217 |
文科三類 |
255 |
文科三類 |
205 |
文科三類 |
236 |
一兎を追え
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
高2の期間
僕は高2の春から受験は何となく意識しており、英語や数学、国語の勉強を中心に行っていました。これが最終的に高3の時間的な余裕につながったような気がしています。あまり気分の乗らない時は、音楽やラジオを聴きながら数学の問題を解いていました。(集中するのも大事ですが、時間に余裕のある時期は音楽などを聴きながら勉強するのも悪くないと思います。)
僕はもともと、高校の行事があまり好きではなかったので、特に学校活動に参加するというより読書を沢山していました。人それぞれの時間の使い方をすればよいと思います。
この時期に大切なのは、「苦手教科を作らないこと」だと思います。わからないところはシラミ潰しにして、オールラウンド型の設計を立てておくと、後の時期になって得意教科を伸ばしやすいですし、合格への得点プランも立てやすいと思います。
高3の春~夏
社会に手を付けましょう。学校の授業では間に合わないと悟ったならば、教科書や単語集、資料集を駆使しつつ、何周もしてください。また、夏の模試までには英数国がある程度の段階にまで持っていけると上々だと思います。それでもこの時期は無理に焦ることなく、苦手を放置せずにバランスを考えて勉強した方が良いです。
新学期の浮ついた気持ちや、文化祭などのイベントや、ゴールデンウイークなど誘惑がありますが、この時期にアクセル踏めないとだらけてしまうので、そこは気を引き締めた方が良いです。
高3の夏休み
夏の模試に向けて調整をするとともに、学力の大きな向上を図りましょう。夏の模試で偏差値が高いとその後の勉強にも熱が入るので、精神衛生上良いと思います。とはいえ、夏の溽暑ですから、適度な休憩をはさみつつも駆け抜ける感覚で夏休みを乗り切りましょう。模試が終わった後は、勉強が進んでいれば過去問に取り組んでしまっても構いません。添削は東進を使うなどして、第三者に読んでもらうことは大事です。時間を気にするより、解き切ることや過去問研究を行うことの方が重要です。
高3の秋~センター
焦りや、かえって慢心が生じてくる頃だと思います。秋は中だるみの時期になりますが、目標に向かって歯を食いしばって頑張りましょう。
12月について。二次対策とセンター対策は、8:2くらいでした。センター試験対策としては、数学ⅡBと地歴、理科を重点的に行いました。理科はもともとほとんどやっていなかったので、直前期に毎日二時間ほど行いました。基本を押さえていれば、さほどセンターに時間を使うこともありません。
センター~二次
センター試験がどんな結果であれ、努力を最後まで怠らないでください。私立と併願している方は私立対策もすると思いますが、入念にやることもないと思います。直近の2年分を行う程度で構いません。決して慢心することなく、過去問演習など最後の追い込みを行ってください。
予習や復習に時間がとられるのを考慮すること、自分に合う先生かどうかを適切に見極めることなどに留意をして講習を取りましょう。
常に自分が合格するというヴィジョンを見据えて適切な努力を続けてください。
■東進東大特進コースについて
授業は集中して受け、予習と復習は欠かさず行うべきです。どちらかというと、僕は予習を重視していました。本番にこの問題が出たときの気分で予習を行っていました。間違って悔しいという感情は記憶の定着に良い、と脳科学の研究で証明されています。すべての勉強、授業において「間違えた!悔しい!」という感情をもって受けられるようにしましょう。
尊敬できる先生を見つけることができたら、質問に行くなどして、親睦を深めておくと後々協力してくださるので、いい意味で先生を活用しましょう。
教材は一つのものに情報を集積すると良いです。例えば、地理だったら資料集や地図に沢山書き込んでおく、など。
そしてあまりにあれこれと手を付けず、少数精鋭の参考書で勉強をした方が良いです。不安の大きさと、参考書の量は比例するらしいですが、そこはこらえて少なめの参考書で勉強は仕上げた方が良いです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
何かに向けて努力をした経験はかけがえのないものに違いありません。周囲が「楽しそう」に見えても、自分は3月にやってくる最上の喜びの下準備をしているのだ、と自分に言い聞かせて、最上の努力をしてください。もし他人からバカにされることはあっても、他人のことをバカにしてはいけません。常に毅然として、油断したり卑屈になったりせず、高潔な精神状態で受験生活を乗り切ってください。色々なこと犠牲にしながらも過ごした一年は紛れもなく、「青春」に違いないと思います。