■共通テスト得点 866点/1000点
■共通テスト得点選択科目 日本史 地理 化学基礎 地学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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日本史 |
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地理 |
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開示得点 |
88 |
+ |
30 |
+ |
67 |
+ |
29 |
+ |
35 |
=249/440点 |
■受験した感触・・・ 東大とは縁がなかったのか……この先どうしよう。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
C |
文科一類 |
A |
文科一類 |
C |
文科一類 |
A |
危機感を持った勉強
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大を目指したのは小学校6年生の頃です。小学校まで海外に住んでいて日本の勉強をして来なかったので、帰国してから中学では追いつくため休日に10時間勉強した結果、筑波大学附属高等学校に入学できるまでになりました。
高1、高2
休日は8時間くらい勉強していたものの習い事で忙しくなったり、遊びに行く日もあったりで最低限勉強している感じでした。この時期は7割くらい数学を勉強していました。この時期に数学をしっかりやったことで直前期に社会などの暗記科目に集中できたためよかったです。地歴は全くやっていませんでしたが、3年からでも大丈夫でした。
高3夏前
この時期は休日は9-10時間勉強していたものの学校行事で役職があり集中はできていませんでした。6月の東大本番レベル模試の結果が悪く、これのおかげで危機感を持ち、集中して勉強を始めました。
高3夏
夏休みは勉強に集中し、1日11時間勉強していました。夏の模試では初めて満足のいく成績を残せました。この時期は地歴5割、数学3割、英語1割、国語1割のような配分で勉強していました。
高3秋
学校が始まり行事が立て続けにあり、勉強に集中できませんでした。ただ学校の休み時間も勉強するなどなるべく勉強時間を確保しました。
高3冬休み〜共通テストまで
秋に受けた模試の結果が夏から伸びていて、慢心してしまい、モチベーションが低下していました。私は共通テストが苦手なのに本格的にその勉強を始めたのは1月と遅れてしまいました。対策不足の上過去問でも8割しかとれず、危機的な状況にあったのですが、模試は大丈夫だったからなんとかなるはずだと思い共通テストを受けました。
共通テスト後
この時期が一番辛かったです。
共通テスト分析でE判定をとってしまいとてもショックを受けました。ただこのおかげで危機感を持つことができ1日12-13時間勉強しました。移動中、お風呂に入る時、寝る時も授業を聞いてとにかくずっと勉強するようにしました。
この時期は過去問の2周目を解きとにかく今までやったことの復習をしました。地歴と数学は毎日、国語と英語は1日おきに1年分解いてました。数学になるといつも集中できないことに悩みましたが、集中できない分、量をこなしました。
ただ追い込んだせいで1週間前に精神的に参ってしまいました。自分は全然勉強していないから受かるはずがないと思い込み1日おきに一睡もできず、ご飯も食べられない日が続きました。
二次本番
本番前日も2時間しか寝られず睡眠不足の状態で受けました。東大に着いてから最初はこの試験を受けたら東大生になれる!と気分が上がっていたのですが、国語の途中から精神的に追いつめられた状態で受かるわけないと思い辛くなってしまいました。数学も思うように集中できず、落ち込んで家に帰りました。
2日目は地理の途中でまた精神的に辛くなってしまい、選択問題を全て外し、絶望しました。
家に帰って答え合わせをすると全く正解していなかった上、試験日の精神状態も酷かったため受かるはずがないと思い落ち込んでいましたが、毎日神社にお参りに行きました。合格していると分かった時は人生で一番喜びました!
科目ごとのアドバイス
- 英語:私は帰国子女だったので国語などが苦手な分英語の勉強は後回しになりがちでした……。
- 数学:早期スタート!
- 国語:古典の文法をとにかく完璧にする!
- 日本史、地理:インプットした後過去問を解いて定番ネタをおさえる!
■東進東大特進コースについて
東大特進コースの講座
現代文が苦手な私にとってオンラインで自分のペースで授業を進められる上何回も授業を受け直せる東大特進の講座はとても助かりました。また、林先生はいつも論理的で納得のいく説明をしてくださるので本当によかったです。是非林先生の授業は受けてほしいです。
東大本番レベル模試
高校2年生の頃から東大本番レベル模試を受けてきました。
この模試は難易度も解答用紙の形式も東大の試験に近いので受けるのをお勧めします。また、回数が多いためこの模試でいい成績をとることを目標にして勉強するとモチベーションを維持できると思います。
また、この模試の何よりもいいところは返却がとても早いところです。1週間で返却してくれるため記憶が新しいうちに復習して自分の弱点を知ることができました。とるべき問題を自分はどこで落としているのかなど細かく分析してくれるのも本当に助かりました。
共通テスト本番レベル模試
こちらも回数が多いのがとても助かりました。共通テストは普段は勉強しないので共通テスト本番レベル模試が頻繁にあることで共テの勉強もしなければならないと思えて、定期的にその勉強をすることができました。
東大生スタッフ
気軽に電話をして相談できる東大生スタッフがいたのは本当に心強かったです。また、東大生スタッフの方々は合格後も東大での生活についてのアドバイスをしてくださったので本当に助かりました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
後輩の皆さんは危機感を持って常に謙虚に努力し続けてください!
沢山模試を受け、うまくいかないことも出てくると思いますが、そんな時こそ危機感を持って全力で勉強に取り組めるチャンスです。私は悪い成績をとったあといつも全力で勉強を頑張れました。
あと、しっかりした意志を持ってください!
私が最悪なコンディションでも合格できたのは絶対に東大に現役合格するという強い意志があったからだと思っています。強い意志を持つことで知らないうちに勉強への姿勢が変わってきます。
受験期は不安が絶えないと思いますが、不安になることは真面目に取り組めている証拠だと思っているので、不安や辛いことにめげずに最後まで頑張ってください!