ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

兵庫県 私立 灘高等学校 卒
東京大学 文科一類

永田 侑之介さん

■共通テスト得点 882点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 67 38 65 46 50 =266/440点
自己採点 65 35 65 40 45 =250/440点

■受験した感触・・・ 初日の数学が思ったより取れず国語でも漢字を間違えてしまったが、二日目にうまく切り替えられてよかった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 A 文科一類 A 文科一類 A 文科一類 A

A判定のプレッシャー

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 高校一年の最後に文理選択で文系に進んだ時、東大を受験しようと決めました。科目の選択はそこまで深く考えることなく世界史と地理にしました。受験においてどういう選択がいいかはそこまで深く考えていなかったように思います。日本史は中学受験時に一応やったことがあるので世界史を一通り学んでおく方が教養としていいと思ったのと、歴史科目二つはさすがにしんどいかな……というぐらいのものです。理科は学校の授業が化学基礎と地学基礎だったのでそのままその二つで受験しました。英語と数学は本格的に受験勉強を始めたのは高校三年になってからです。三年になって東進に入り、スタンダード世界史を受講して世界史の通史を終わらせました。ゴールデンウィークにある文化祭の準備に熱中していたので、実際に受験勉強だけに集中するようになったのは結局それ以降になってしまったと思います。この間に受けた第一回・二回共通テスト本番レベル模試や第一回東大本番レベル模試で受験勉強というものに真剣に取り組んでいないにもかかわらずA判定が出たことはうれしいと同時にそれを維持しないといけないというプレッシャーにもなりました。一学期の間はほとんど社会の勉強をしていた気がします。当面の課題は世界史でした。辛うじて通史を終わらせただけで中学生の頃に習った内容はとっくに抜け落ちてしまっており、知識がボロボロで結びついていない状態で東大特進の授業など論述問題に取り組んで苦労していました。一学期の勉強時間の大半を世界史に費やしたことでなんとか一通りは学んだという状態に持って行けたと思います。夏休みに入るとすぐに東大オープン・東大実戦が二週連続で待っていました。それに向けてなにか特別な対策をする余裕はなく、六月の東大本番レベル模試などとほとんど同じ状態で受けてしまったのは失敗だったと思います。模試も含め、夏休みはまだいまいち受験への危機感を感じることができずダラダラしてしまったことは今から思うと受験の中で一番よくなかったと思っています。一学期の取り組みもあってか夏の模試で世界史は成長しましたが、今度は地理と英語の弱さが露呈してしまいました。地理は夏休み終わりごろから総ざらいして過去問をかなり解いたことで逆に得意科目と言えるぐらいまで伸ばせましたが、英語はメンタルや試験時間中の時間配分が課題だったこともあってなかなか改善できずかなり悩んでいたのをよく覚えています。英語で受かる戦略じゃなくて全科目バランスよくとるタイプじゃないの?というアドバイスを受けてからようやく気持ちが楽になって秋の模試のころから少しずつ点が取れるようになりました。12月に入ったころからは共通テストの対策に重点を置いた勉強をして、最後の共通テスト本番レベル模試では納得のいく点を取れました。このころまで時期ごとに自分の中では不安な科目や心配事は多々ありました。しかしありがたいことに夏の東大模試の一つを除いて模試でA判定だったことで周りからは永田は大丈夫でしょ、さすがに受かるよと言われ続けました。このプレッシャーはなかなかに大きいものでした。共通テストで少し失敗してしまって自己採点でB判定やC判定をとったことで逆に開き直れた気もします。東大は共通テストの配点が少ないのであてにならないという思いもありましたし。共通テスト後は過去問演習やその復習をしましたが、思ったより時間がなくてバタバタしたまま本番を迎えたという感触です。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

  • 英語

リスニングの講座を受講しました。夏の東大模試でリスニングの出来が非常に悪く、8月末の本レまでになんとかしないとという思いで受講しました。それまであまりリスニングの戦略を考えたことがなかったので非常にためになりましたし、本番でも2問間違いに抑えられました。今年の英語の問題でリスニングを最少失点で切り抜けられたことは結果として非常に大きかったと思います。

  • 地理

対面授業が本当に面白いです。授業回数は少ないですがテキストの問題以外のことも多く話してくださいますし、ピンポイントでのトピックについても学ぶことができます。添削も解答用紙いっぱいにびっしりとコメントをくださるので大変参考になりました。細かすぎる内容は少なく、それでいて東大の問題の特徴をつかんだ授業を非常に楽しく受けることができます。

  • 現代文

はじめて受けた時の感想はこんな完璧な答案は誰にも書けないんじゃないか……でした。今でも若干そう思っている部分はあります。ですが何回も授業を受けて解説を聞いていると、少しずつですが模範解答に近い答案が書ける問題が出てくるようになります。特に秋以降の演習では問題を解いた直後に解説を聞くことができるので直すべきところがすぐにわかります。傍線部を分析して、前後の論理展開を正確に把握するということがどういうことなのか、最後の方になってようやく少しわかったような気がしています。

  • 世界史

独特な緊張感のもとでほとんど板書なしというスタイルで授業が展開されますが、個人的にはこの講座を受けることを全東大世界史受験生に勧めたいぐらいためになる授業でした。第一問に関しては80年代の問題まで扱われ、この講座だけで世界史対策の大半をカバーすることができると思います。近年の問題が簡単になっていることもあって先生はもう私の授業はオーバーキルすぎるのではないかともおっしゃっていますが、受けて損することは絶対にありません。(来年度は眼の状態も回復されたそうなので答案をより多く見てくださると思います。)

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試本番はなにがあるかわからないとよく言われますが、本当にその通りです。私は初日の国語で漢字を間違えてしまい、数学も普段より全然取れませんでした。予期しない出来事は試験の内容そのもの以外でも起こりえます。右隣で試験を受けていた人は試験の間ほぼずっと寝ていて、自分は最初かなり動揺してしまいました。入試本番で自分のベストを出し尽くすことは非常に難しいと思います。その中でも一つ一つの科目でなるべく気持ちをリセットして、目の前の問題にそれが実力のすべてではなかったとしても全力で取り組めばきっと合格できると思います。来年以降受験する皆さんも頑張ってください!