■センター試験得点 854点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
40 |
+ |
35 |
+ |
40 |
+ |
30 |
=220/440点 |
■受験した感触・・・ 数学0完の時点で不合格を確信。得意なはずの物理も最後まで解ききれず、浪人を覚悟した。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
A |
理科一類 |
D |
理科一類 |
A |
理科一類 |
B |
メンタルを保つことの大切さ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私がこの合格体験記を通じて最も伝えたいのは、ずばり「メンタルを保つことの大切さ」です。東大受験を志してから合格までにはいろいろあります。模試で低い評価をとることもあるだろうし、共通テストで大失敗することもあると思います。なんなら本番一日目、得点を稼ごうとした教科で大失敗することもあるかもしれません。現に私は二次試験1日目の数学で結構稼ぐ予定だったのに、まさかの0完で、ホテルに戻って泣きました。ほんとに。もう大号泣です。ホテルにはほかの東大受験生が大量にいて、しかもみんな飄々としていたので、もう心のダメージ半端なかったです。正直この時点で浪人を覚悟しました。でもそんな中合格を勝ち取り、合格体験記を書いているのは、最悪の手ごたえにメンタルをやられることなく2日目全力を出し切ることができたからです。私は夏の冠模試でDやC判定をとりまくりましたが、それでもやっぱり心を折られず勉強を頑張ったことで現に合格できています。だから何があろうと東大合格を目指すのであればまずメンタルを保つこと!!!!ぶっちゃけDやE判定でも受かります。地方公立高校からでも受かれます。だから周りの環境や判定なんかにとらわれず、全力で合格を勝ち取ってください!!!
以下では、地方公立高校から東大に受かった身としてやってきた勉強とか書こうかなーって思ってます。「こんなんでも東大うかるんだな笑」程度で見てください。
よかったこと
1)共通テスト
私は高1の時点で東進に入っていて、このころから共通テスト本番レベル模試を受けていたので、早い段階から形式に慣れ、特に英語と数学を高2終わりくらいには9割を安定してとれるようになれました。共テはとにかく慣れです。特に英数。だからとにかく早い段階から模試で形式慣れ、これが一番です(対策は12月でいい)。
一方国語や地理は直前期にひたすらセンター過去問を解いてなんとかしました。物化は東大受験生なら大丈夫!
2)私大受験(早稲田大学)
物理は得意なので余裕と思っていたけど、今年の早稲田大学の物理がそこそこ難しく、解ききれなかったので自分の物理の実力を見直すいい機会となりました。結果東大の物理の難化にも対応でき、他の受験生に差をつけることができたと思います(多分どっちも苑田尚之先生は見ただけで解けるとおっしゃるんだろうなあ……)。
3)体調管理
実は共通テスト一週間前に家族にコロナ陽性が出ました。追試は嫌だったので、まじで一週間神経張りつめて生活しました。やはり冬は油断ならない……。
悪かったこと
1)過去問
理科が授業で最後まで終わるのが高3の秋ということもあり、過去問演習の開始がほかの人より遅れてしまいました。先どりで勉強してはいましたが、今思うと夏休みくらいには手を付けて、本番までに何回か反復すべきだったなあって思います。
2)単語
英単語も古文単語も私はさぼりまくっていたので直前になっても少し不安はありました。1,2年の単語小テストは真面目にやっとけばよかったなーって。
教科ごとの勉強
- 英語:ひたすら長文。リスニングは音読とかもやるとgood
- 数学:とにかく数Ⅲまでを早く終わらせる!!論理を意識する。
- 国語:現代文は林修先生がおすすめ。古文は単語が身につけば過去問でokかな。
- 物理:苑田先生の授業を受けて復習すれば多分問題集も過去問もなんでも解ける。
- 化学:有機は知識を叩き込んであとは演習。計算力と論述力を身に着けること!!
■東進東大特進コースについて
受講講座
東大特進じゃない普通の講座を結構受けていました。
東大特進
内容の濃い授業が多いです。時に大学の内容まで含んで講義なさるので、東大での生活が楽しみになります。
講師
林修先生の現代文は神。感覚の入る余地が一切なく、論理的に解答なさるので、理系でもわかりやすいです。
長岡恭史先生は、同値性を厳密に議論なさるのでわかりやすいです。青木純二先生も同様に同値性を重視し、いろんな引き出しを用意することの大切さを教えてくれました。まあ0完ですけど。
苑田尚之先生は理系物理選択者で東大志望はみんな受けるべき。物理の根本からわかりやすく教えてくれるし、初心者のミスしやすいポイントを入試問題を用いて説明してくれるので、授業の後だとなんでも解ける気になります。理解の浅いところは友達と話し合うことで先生の高いレベルについていけるよう頑張りました。
東大本番レベル模試
他の模試に比べ返却スピードが異様に早いので、復習を素早く行えました。回数も多く、6月からあるし、高3じゃなくても受けられるので、東大を目指そうと思ったら早いうちから受けることをお勧めします。
過去問演習講座
添削に加え、解説授業を受けられるのが一番のメリットです。上で述べた講師らによる、質のいい授業がすべての教科にあり、すべての問題について触れてくれるので、わからなかったところをつぶすのにほんとに役立ちました。手ごたえと実際の得点のギャップを埋める手段にもなりました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
マジでメンタル勝負!!!!!!!!!!!前後左右倒せば絶対受かるから多少数学ができなくたって、共通テストが足切りギリギリだって、冷静になって解ける問題を探し、解答すればいい!!!!テストは緊張するだろうけど、落ち着けば大丈夫。
ちなみに本試のときより3月10日12時に結果を見に行くときのほうが私は緊張しました。