■センター試験得点 790点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
物理 |
|
化学 |
|
開示得点 |
75 |
+ |
40 |
+ |
24 |
+ |
46 |
+ |
25 |
=210/440点 |
自己採点 |
80 |
+ |
30 |
+ |
40 |
+ |
35 |
+ |
35 |
=220/440点 |
■受験した感触・・・ 数学、古文が難化。英語は易化。※記入時自己採点していないため感触の点数です。
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
C |
理科一類 |
D |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
より早く、より本質的に
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東京大学を志望した理由としては、やはり東京大学が日本で最も入学が難しい大学であるということが大きかったと思います。私は運動や人とコミュニケーションをとることが苦手で、集団の中ではどちらかといえば人間性に問題があるとされる側の人間だったので、唯一の長所であった勉強で他人に勝るということは私にとっては重要なことでした。そのため高校入学当初から東進に入塾し学習内容を先取りし、既習内容を深めていました。その結果、東大志望者に何とか手が届くほどの学力を身に着けることができました。
時期毎に学習内容を振り返ると、一年生の頃は先取りよりも既習内容を深めることに重きを置き、授業で先生が話していた内容を詳しくメモしてそれを暗記していました。暗記ばかりの学習だったため、勉強時間は一年生の時が一番多かったです。
二年生になると少しずつ先取りに重きを置くようになりました。夏休みに入った頃私立に通う知り合いに会う機会があり、公立に通う私たちがいかに学習が遅れているかを知り非常に焦りました。模試でも理科は私立勢に完敗している状態でした。そこで参考書を買い徹底的に理科の先取りを行いました。ただ参考書の公式やその用法を暗記するのではなく、公式の表す本質的な意味とは何であるのかについて考察することに重きを置きました。例えばコイルの相互インダクタンスの公式を電流を流したコイルを構成する疑似的なソレノイド回路によって生み出される磁場がコイルの巻き数分重ねられてコイルの端から放出され、隣のコイルの中をその磁場が通過することで誘導起電力が発生するということを考えて理解している場合と、公式だけを丸暗記している場合では問題で指定される電流の向きが普段扱っている問題と逆であった時の対応力が段違いです。
このように理科を勉強したことで三年生夏頃には、私立勢に近いレベルまで習熟できたと思います。三年生秋頃からは過去問に取り組みながら各科目の仕上げをしていました。その過程で他の科目に比べて数学の点数が不安定であることを自覚し、東大模試の過去問を解き、それを高校の先生に添削してもらっていました。そこで自身の弱点を確認し、それを修正することで点数の下振れを上げることができました。
受験期に入ると、過去問を解いてそれを復習することをひたすら行っていました。過去問を解くうえでは試験時間を実際より15分から30分ほど短縮して解くことで本番で焦った場合の点数に近くなるようにしていました。二次試験直前は根を詰めて勉強するというよりは、ゆったりまったり勉強して夕方には勉強を終わらせて体調を整えていました。
二次試験本番では休み時間に知り合いと散歩することでリラックスして試験に臨むことができました。そうして合格を勝ち取ったわけですが、私には何かなりたい職業や成したいことが具体的に定まっているというわけではないので教養課程でそれを考えていくつもりです。受験生の皆さん頑張ってください!正しい努力が合格へ導いてくれます!
■東進東大特進コースについて
東進学力POSを利用した授業の受講システムの素晴らしい点は自分で講座の使い方を調整することができるという点です。何度でも授業を確認することができるうえに、自宅受講を用いればいつでもどこでも受講できます。受講する時間や場所だけでなく講座の使用方法も自由にできます。東大本番レベル模試は他の予備校の行っている模試と比べて理系科目に関しては私は易しく感じましたが、受験者層のレベルが高いため判定はより厳しく出すため気持ちを引き締めるいい機会となります。
東大特進コースは林修先生の現代文の受講を強くお勧めします。現代文は決してフィーリングで解く感情的なものでなく、論理を考えて解く理性的なものであるということが理解できると思います。物理選択である程度しあがってきた人は、苑田尚之先生の講座をとることをお勧めします。基本は演習形式で、さらに通期講座でも行っている説明をもう一度行ってくれるため抜けているところの確認にも使えます。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験勉強を始めるのは早ければ早いだけいいです。一年生の頃から始めていればそれなりに余裕を持って勉強を進めることができます。勉強するときは公式だけを独立して暗記することはやめましょう。なかには高校の教育課程ではどうにもこうにも理解できない公式もあるので、それは暗記して使うしかないのですが、公式には元となる理論があり、それを理解することが最重要です。一見わき道にそれることのように感じるかも知れませんがこれが最短ルートです。少なくとも私はそう考えています。頑張ってください!