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東京都 都立 南多摩中等教育学校 卒
東京大学 理科一類

河原林 航太さん

■共通テスト得点 903点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 86 54 54 43 31 =268/440点
自己採点 80 40 40 40 30 =230/440点

■受験した感触・・・ 苦手な数学が難化してラッキー(自己採点は感覚)。なんとか受かってるといいな

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 E 理科一類 C 理科一類 B

初志貫徹!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東大を志望したのは高校一年生の終わり頃でした。高校受験がないこともあり中学受験以来ほとんど勉強をしておらず、全国偏差値も50を切るほどでしたが、東大に逆転合格をするドラマをたまたま見て、自分でもいけると錯覚し東大を志望するようになり、近くの東進ハイスクールに入り受験勉強をスタートしました。東大特進には友人の紹介で自分でもいけると知り、高三の夏頃に入りました。東進ハイスクールに入る事を快諾してくれ、応援し続けてくれた家族と東進ハイスクール、東大特進の先生、スタッフの方々には大変お世話になりました。以下では各科目で私の行った勉強法を紹介します。

英語

 高校二年生の時は東進の高速マスター(単語・熟語)や、飛翔のための英文読解講義という講座で勉強をしていました。高速マスターは単語帳と違い単語がランダムに出てくるため、並びで覚えてしまうようなことがなく使いやすかったです。また音読が大切であるという話を聞いていたので講義で扱った文章を使ってシャドーイングなどしていました。英語を得点源にしたかったので、高三ではいろいろな事を試しましたが、その中でも東進リスニングアプリと東大特進英語は特に役立ったと感じています(紹介は後述)。一方で自分の記憶力を過信し、高二の時点で覚えた(気になっていた)単語の見直しを行わなかったことは失敗だったと感じています。また文法書は一冊は買っておき、気になったことをすぐに調べられるようにすると後々生きてくると思います。

数学

 高二の時は今まで勉強をサボってきた事を後悔しながら、東進の講座を使って数学ⅠAⅡBⅢの基礎から勉強し直していました。高三になってからは東大特別演習や東大特進の数学の真髄で勉強をしていました。数学の勉強は理解と演習がどちらも非常に重要になってくると思うのでどちらもおすすめです。その他の問題集等は特に使っていませんでした。

物理

 学力がハイレベルでなかったので、やまぐち健一先生のスタンダード物理という講座を受けていましたが非常に良い講座でした。この講座だけでも合格点は十分狙えるでしょうし、余裕がある人は数学を用いた物理の参考書で体系的に学び直せばより高得点が期待できると思います。物理は大変な計算やひらめきを必要とする問題はほとんど出ないので、10月くらいまでは演習をあまりやらず、公式の導出などをして自分の理解を確かめていました。また物理は得意だったので直前期は過去問などを用いて、化学に時間を使うためいかに早く物理をやめられるかの訓練(?)をしていました。

化学

 他科目と比べて典型問題の割合が大きく演習が命である、と思っていたために本番は仰天しました。講義の復習なども定期的に行った方が良かったのかもしれませんが、時間も限られているので、演習を重視した学習になるのは個人的には仕方がないような気もします。

国語

 特に古文漢文に関しては舐めずに早めから対策を始めるべきだと思います。理系の受験生は35~45点の間に固まるので国語では差がつきづらい、と言っているのを聞いたことがありますがボーダーギリギリの受験生に5点は結構大きいです。

生活面について

 直前期は特に早寝早起きを心がけましょう。お茶の水から本郷キャンパスまでは慣れていないと意外と時間がかかるので早めに出るべきです(当日に遅刻し、急いで会場に走って行ったら途中で受験票を落としたことに気がついたとかいう人もいるみたいです)。

■東進東大特進コースについて

  • 東大特進英語 宮崎尊先生

英語はなかなか伸びが実感しづらい科目だと思いますが、宮崎先生のお話が面白くまたオリジナルの演習教材を大量に提供してくださるので気づいたら英語で点が取れるようになっていました。自然言語である以上理屈ではなかなか理解できない部分がありますが、それをカンが必要な部分と呼んでとても大切にしていらっしゃるので、大問5がなかなか取れないというような人には特におすすめです。

  • 東大完成特別講座大問分野別対策 東大英語 第4問(A)正誤問題対策 パターン解法 駒橋輝圭先生

集中的に4Aの対策をできる機会は貴重です。今年のように4Aが簡単になることもあるので、初めから4Aは捨てると決めるのはあまり良くないと思います。

  • 数学の真髄 青木純二先生

青木先生がかっこよくて優しくて最高です。所謂公式が覚えるまでもないものであることや部分点は何に対して発生するのかなど私が根本的に誤解していたことを教えていただけました。問題に対してはどうしてその解法を思いついたのか、どうしてその解法を選んだのかを丁寧に説明してくださるので、数学が苦手な人はぜひ受けてみてください。

  • 東進リスニングアプリ

リスニングは初めは難しく感じてしまいやすいですが、しっかりと対策すれば得点源にできます。0.8倍速もできるので早めから対策をしておくといいと思います。

  • 東大本番レベル模試

返却が非常に早く頻度も高いため、自分の立ち位置を知り今後の戦略を立てるのに有用です。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 あなたがこの1年間自分に何が必要か考えて勉強していく中で反面教師としてでも参考になる部分があれば嬉しいです。直前期まで成績は伸びますので辛い状況でも自信を持って、充実した受験生ライフを送ってください!