■センター試験得点 825点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
76 |
+ |
55 |
+ |
58 |
+ |
47 |
+ |
34 |
=270/440点 |
自己採点 |
80 |
+ |
40 |
+ |
35 |
+ |
25 |
+ |
35 |
=215/440点 |
■受験した感触・・・ 数学が全然できなくて焦った。物理は、みんなもできてないと思ったのでそこまで危機感はなかった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
B |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
勉強は計画的に
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は以下のような勉強をしていました。
高校三年の夏前まで
私が受験勉強を始めた高校一年から、高校三年の夏前まで日々の勉強でやっていたことは、数学の基礎固めと物理・化学の予習です。
まず、数学の基礎固めについて書きたいと思います。私は決して数学で周りに差をつけることができるようなタイプではありませんでした。そこで、発展レベルの問題集を通じて典型問題を素早く確実に解き切る練習を重ねました。結局、私は最後まで周囲の受験生と比べて数学が苦手なままではありましたが、それでもこのころの典型問題演習は有意義なものだったと思っています。
次に物理・化学の予習についてです。私は予習の際、自分のレベルを初学の状態から難関大の入試レベルまでもっていく、ということをそれぞれの単元ごとに順番に行いました。このように単元ごとにレベルを高めていくことで、効率的に知識を定着させたりその単元についての幅広いレベルの問題に対応することができるようになったりしました。
高校三年の夏休みから秋まで
東大特進では二次試験で使うすべての科目の講座をとっていて、これらの予習・受講・復習が日々の主な学習となっていました。
東京大学の過去問を解き始めたのは夏休みからでした。過去問は難しくて時間内に解き終わることができないのは当たり前だと思っていたので、まずは時間内に解けるところだけを解いて一応の答案をまとめ、さらに制限時間が過ぎた後に時間制限なしですべての問題に自力で挑戦する、という方法で演習をしました。この方法の良いところは、制限時間内で得点の最大化された答案を作るという実戦的な練習と、自分の実力を東大レベルまでもっていくという根本的な演習の両方をできるところだと思います。
また、夏休みや秋には各予備校の東大型の模試があり、これらも活用しました。模試を受験する上での最大の禁忌は、よく言われることではありますがやはり解きっぱなしにしてしまうことだと思います。順位や判定といった結果で一喜一憂するより、黙って問題の解きなおしをしたほうが合格はずっと近づくということは強く伝えたいです。
直前期(冬~)
私は冬休みから本格的に共通テストの対策を始めました。共通テスト対策については、それ以前は東進の共通テスト本番レベル模試を受けるくらいしかしていませんでしたが、東大では共通テストよりも二次試験の方に多く比重があるので共通テスト対策はこの程度で十分だと思います。冬休み中は本番と同様に二日間で一年分の過去問を解く、という形で共通テスト対策をしていました。また、一日の勉強時間の半分程度は二次試験対策に充てるようにしていました。
共通テスト後はこれまでの東大特進の復習や、残っていた東大の過去問を主にやっていました。直前期の過去問演習では本番と同じ時間割で解くことで、大問ごとの時間配分を時計の文字盤上の針の位置とセットにして頭に叩き込みました。その甲斐があって本番では、何時何分に次の問題に移るべきかいちいち時間を数えなくても瞬時にわかるようになりました。
■東進東大特進コースについて
私が東進に入学したのは高1の4月でした。当時は新型コロナウイルスの蔓延に伴って外出自粛要請が出ており、そんな状況下でも家から授業を受けられる東進に魅力を感じ、入学を決めました。入学した当初は苦手だった英語を克服しようと、英語の基礎的な講座を取ってその講座の予習復習に励みました。その後高2までは東大を意識して物理や化学の発展的な講座をとり、東大の難解な問題に対応する力を育みました。
高3以降に注意したことは以下の通りです。まず、自己管理能力の向上です。受験期間中、私は毎日の勉強時間を決め、それに従って勉強を行いました。また、健康管理も徹底し、十分な睡眠と栄養を摂取するように努めました。これらの努力が、体調や集中力を維持する上で非常に役立ちました。次に、計画的な勉強方法の確立です。私は、東京大学入試の過去問題集を解き、自分が苦手とする分野を特定し、それに対する対策を練りました。また、毎日の勉強計画を立て、それに従って勉強を進めました。これにより、時間の効率的な使い方ができ、効果的な勉強ができました。最後に、自己成長意識の向上です。受験期間中、私は何度も共テ模試や東大模試を受け、自分の弱点や改善点を洗い出し、それに向けた努力を継続しました。そのおかげで共通テスト本番では820点を超えることができました。また、周囲の優秀な受験生との競争心を持ち、彼らの姿勢や学習方法を学び、自己成長につなげることができました。以上のように、私が東京大学に合格できた要因は、自己管理能力の向上、計画的な勉強方法の確立、自己成長意識の向上です。これらの要因が、東京大学合格につながったと考えています。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験勉強において最も大事なことは、自分から主体的に学習をすることだと思います。人から言われたことをただ何となくこなすだけの勉強では、応用問題に対して自力では歯が立たなくなってしまいます。これから入試を迎える人たちには、ぜひ自分自身の頭で何をどうしてやるのか考えて勉強をしてほしいです。