■共通テスト得点 928点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
76 |
+ |
72 |
+ |
46 |
+ |
46 |
+ |
20 |
=260/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
60 |
+ |
30 |
+ |
40 |
+ |
20 |
=220/440点 |
■受験した感触・・・ 最低点は超えたやろ
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
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十人十勉強
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大を本気で志望するまで
私が東大を意識し始めたのは高校に入学してすぐに行った担任との面談です。当時は進学どころか勉強に対するやる気がなかったのですが、学校の伝統として新入生にはとりあえず東大を志望させる流れがあり、それに多少流された部分はあります。ただ、潜在意識下では主に2つの志望理由を持っていたと思います。1つ目は、将来的に上京したいと思っていたことです。中学生の頃からインターネットなどを通じて東京と地元の間の情報格差や環境格差の存在が気にかかっており、地元や他の地域で暮らしていくことに行き詰まりを感じていました。2つ目は、本気で努力する経験をしたかったことです。そこまで中学受験、高校受験を経る中で、正直地元の学校に受かるのに苦労は感じておらず、地元の塾でも最上位のクラスに所属していたのですが、周囲の人々は皆地元を飛び出し最難関の受験に挑戦していた一方、私はどうせ地元の学校に行くからとあまり勉強に熱を入れていませんでした。その結果、高校入学まで本気で努力したことがなく、そのことにコンプレックスを感じていました。子供のうちにそういう経験をしておかないといつか後悔する。そう思い大学受験では日本の最高学府への入学を目指すことにしました。
ただ、勉強へのモチベーションが湧かなかった私は結局だらだら高校生活を過ごすことになります。転機が訪れたのは高2夏。さすがに焦りが出てきたのか、地元の塾の夏期講習の講座をとれるだけとったのですが(逆に自分の勉強時間が確保出来なくなったので皆さんは真似しないで下さい)、ある授業で隣に座っていた人が東大特進の教材を使用しているのが目に着きました。そこから、東進や東大特進のことをネットで調べることを通じて、東大に本気で合格するために何をすべきかを明確にイメージするようになりました。どの塾のどの講座を受けるべきか、独学で学ぶ方が効率的なのは何か、など初めて自分で調査・計画を行いました。“受験勉強”を始めたのはいつかと聞かれて答えるとするとするなら、この時が私のスタートだと思います。
教科別の具体的な勉強法
- 英語:単語については高2冬休みに学校の単語帳をやり込んだのと、単語帳を気が向いたときに読んだり調べたりしました。文法は学校の授業と問題集をやって何とかしました。構文は学校の例文集を暗記し参考書で強化しました。作文・リスニング・長文できちんとやったのは過去問ぐらいしかなかったと思います。全体を通して言えるのは、東大は難知識ではなく基礎知識の活用、そして形式慣れを重要ということです。
- 数学:少し遅いですが高3春までに全範囲を習い終え、夏前から過去問を通しでやりました。記述には慣れることができましたが、夏の冠で結果は出ませんでした。秋からは学校教材でⅠAⅡB中心に基礎の復習をし、直前期前後は分野別に過去問をやりました。
- 国語:終始苦手でした。現代文は林修先生の授業を受け、古典は学校の授業をかじったくらいです。
- 理科:高2秋冬に物理は東進の難関物理で、化学は独学で先取りしました。その後物理は色々な問題集をかじり、化学は特進の大西哲男先生の授業に集中しました。物理は根本理解、化学は演習量をそれぞれ重視すると良いと思います。
■東進東大特進コースについて
授業
- 高2ハイレベル現代文トレーニング:受講当時、才能次第だと思っていた現代文の勉強方針が論理的に、再現性のある形で示されており感動しました。ときどき挟まる小話も私の価値観に大きく影響しています。
- 難関物理:物理の根本理解や学問への真摯な取り組み方、そして何より物理は楽しいんだというのが伝わる素晴らしい授業でした。もちろん最難関の問題に必要な知識はおさえつつ、学習中に発生する小さな疑問も全て回収されていきます。
- 東大化学(東大特進):全範囲の基礎知識を身につけたら受講するのがおすすめです。発展的内容も含めた知識・解法の体系化には痺れました。特にⅠ期の無機化学の酸塩基反応の革命的考え方やⅡ期の理論化学の解法体系のまとめ方が私の化学の成績をのばしてくれたと思います。
過去問演習講座
6月辺りから形式慣れを主な目的として活用しました。週に1年分ずつ演習・復習のサイクルを繰り返しました。
やはり添削の返却が爆速なのは強い。特に東大の数学・理科は前倒しで答案返却がされる気がします。
東大特別演習
大問別の対策に役立ちました。
東大本番レベル模試
演習量が重要な東大受験において年4回も受験できて良いと思います。
チームミーティング
直前期の切羽詰まったときでも仲間と話すことでリラックスすることができました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私が現役合格できた1番の要因は周囲に流されず、自分で受験勉強の道のりを計画・実行してきたことだと思います。これから大学受験に挑んでいく皆さんも、自分で情報を集め、自分なりの合格ルートを作り、それを信じ抜いてください。