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愛知県 私立 東海高等学校 卒
東京大学 理科一類

大久保 拓海さん

■センター試験得点 828点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 91 32 43 24 33 =223/440点

■受験した感触・・・ 理数科目が爆死。また来年挑戦しよう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 D 理科一類 D 理科一類 E

その名の通り東大特進

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

将来の夢

 理系の安定した職業に就くことです。そのためには東京大学を卒業するのが一番身近で手っ取り早いのではないか、また、姉が東大に入ったので、東京大学を受験することにしました。

受験勉強を始めた時期

 受験勉強を始めたのは東大特進を本格的に受講し始めた高校3年生になってからだったので、化学などは一通り全範囲を学習し終えたのは12月に入ってからです。そのため、直前期にはもっと早く始めていればと何度も思いました。結果的に合格したので良かったのですが、皆さんはもっと早く始めましょう。

得意科目を伸ばすためにやったこと

 私は英語と国語が比較的得意でした。得意科目は特に意識して学習しなくても、学校の授業などで自然に触れるだけで伸びていきますし、少なくとも落ちることはありません。得意科目に時間を割いてなんかいないで、不得意な科目を克服しましょう。

不得意科目を克服するためにしたこと

 理数科目が苦手だったのですが、後述のように東大特進コースで苦手をつぶしました。

過去問演習

 共通テストは3年分、二次試験は4年分、どちらも得意教科ではなかった数学と理科、古典のみ解きました。自分でも少ないと思いますが、これも範囲学習が遅れたせいです。皆さんはこうならないように気を付けましょう。

直前期の勉強について

 私は基本的に長時間集中して勉強することができないのですが、二次試験二週間前から当日までは自分でも信じられないくらい集中して勉強しました。一日7時間ほど勉強していたと思います。この2週間の頑張りで合格出来たと心から思います。

併願校について

 私学は受験していません。私学に行くより浪人したとしても東京大学に入った方が良いかなーと思っていたので私学を受けても時間とお金の無駄になるだけと判断しました。

失敗したこと

  • 共通テスト

私はリスニングが比較的得意だと思っていたので(二次試験ではリスニングは満点でしたし、共テ・二次試験どちらの型の模試でも9割近い点数を取れていました)、共通テスト本番のリスニングで答えが全然わからず、自己採点をして75点という結果が出たときにはびっくりしましたし、英語から自己採点したので、これは終わったなと思いました。

  • 二次試験

私は数学が苦手だったので、大問の前半の小問がわからなくても、後半の問題が解けるときは必ず取るということを意識していたつもりでした。実際、過去問演習でも実践できていたので大丈夫だと思っていたのですが、今年の数学の第一問(2)は(1)が分からなくても取れるのにも関わらず、解きませんでした(正確には終了3分前くらいに解けることに気が付いて解き始めましたが、間に合いませんでした)。

また、物理では第二問の見た目に怖気づいて、実際には解ける問題なのに飛ばして次に行きました。

これも本番で緊張していたからかなと思います。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 私は東大特進コースで林修先生の東大現代文、栗原隆先生の東大古文、青木純二先生の数学の真髄、苑田尚之先生の東大物理、鎌田真彰先生の東大特進化学、宮崎尊先生の東大特進英語を受講していました。
  • 林先生の講座は、文章をどう読み、設問にどう答えるかを論理関係を分かりやすく示しながら教えてくれました。添削もしてくれるので、とても力が付きました。この講座のおかげで、本番、国語の試験中にお腹が痛くなり、トイレに行ったにもかかわらず時間が余りました。
  • 栗原先生の授業では、頭にしみついて離れなくなる意味不明の語呂合わせや覚え方がとても役立ちました。添削は答案を真っ赤にして返してくれ、質問もとても丁寧に返してくれました。またこの授業を聞くと、何故か古文が読めるようになります。
  • 青木先生の授業は、数学の問題を見たときにどうやって解くかについてのアイデアの元となる「引き出し」を増やしてくれたのでとてもありがたかったです。
  • 苑田先生の授業は物理の問題を解くうえで必要不可欠なことをすべて教えてくれるのでとても素晴らしかったです。また、わからないことについて自分と同じレベルの友達と話し合うことの重要性や、複雑な問題でも定義をしっかりと理解していれば解けることを学んだつもりです。でも、今年の物理の第2問は複雑な見た目にビビッて逃げてしまいました。試験後に解いてみたら、そこまで難しくなかったです。苑田先生ごめんなさい。
  • 鎌田先生の授業ではいろいろな実験手法やイオンの性質、構造決定のやり方など様々なことを学べ、過去問例も豊富についています。今年の有機化学の問題では授業で扱った話題がそのまま出題されました。是非受講してください。
  • 宮崎先生の授業では、英文をかたまりで読むことやどうやって読むスピードを速くするかを学びました。授業中でも質問にしっかり答えてくれ、また添削もあるのでとても良いです。私の大の苦手な文法の話を授業であまりせず、4Aなどの文法の話が必要な問題も、参考書解説を読んでも微塵も理解できないような私にもわかるような解説をしてくれるので、スラスラ聞けました。「君は受かると思うよ」とも言ってくれて、嬉しかったです。受験が終わった後に読めるように本もいろいろ紹介してくれて、ありがたかったです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は東大模試でよく低い判定を取っていましたがそれでも合格しました。
 直前まで頑張れなかったり、成績が伸びなくても、最後に頑張れば受かります。
 周りの人が化け物みたいな成績を取っていたりしても気にせず、自分のペースでのんびりやりましょう。
 しっかり東大特進の教材を勉強していれば、なんとかなります。
 東大特進ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!