■センター試験得点 830点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
79 |
+ |
48 |
+ |
39 |
+ |
36 |
+ |
33 |
=235/440点 |
自己採点 |
60 |
+ |
35 |
+ |
30 |
+ |
23 |
+ |
31 |
=179/440点 |
■受験した感触・・・ 数学が終了した時点で不合格だろうと思ったが、一教科ずつ切り替えてやれることはできた。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
冷静に
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
高校1年生の終わりごろから漠然と東京大学に行きたいと思い始め、少しずつ勉強を始めました。とはいえ学校の行事などもあったので、いわゆる受験生らしい生活になったのは高3の夏休み前ごろからでした。
良かったこと
自分が受験期に一日に集中できる時間はせいぜい10時間程度だろうという自覚があり(実際はもっと少なかった)、中高一貫校の生徒と戦うことになるという意識もあったので、自習または授業で1年生の間に数学、2年生の間に理科の基本レベルを終わらせました。高3の一年を本番レベルの問題演習に使うことができたのは非常に大きかったです。おかげで精神的にも余裕のある受験生生活ができたように感じます。私のように努力ができない自覚がある人こそ、早めから積み重ねていくことをお勧めします。
私は東進のテキスト以外には特別な参考書をそれほど使用していません。理科の演習は、過去問を始めるまでは学校で配られた問題集を周回していましたが、それだけでも過去問にスムーズに入るだけの力はつきました。東京大学入試に特化した対策はもちろん重要ですが、基礎をしっかりすることでどんな問題でもある程度対応することができるようになりました。
今考えれば全く余裕のある成績ではなかったのですが、無理そうだと思ったことは(受験当日以外)一度もありませんでした。趣味の音楽も、何度か悩みましたが封印はしませんでした。受験生なので入試本番だけに集中してしまうのは仕方ないですが、それで精神を壊してしまったら意味がありません。定期的に心を落ち着けながら、自分を冷静に見てなんとなくでも自信をもって集中して勉強することが大事だと思います。
悪かったこと
朝に絶望的に弱いので、起床時間は早くて7時くらいでした。寝起き3時間は集中できないみたいな話もよく聞きましたし実際そうだったのかもしれませんが、あまりそれを意識した生活習慣は作れませんでした。
当日について
試験が始まるまでは特に緊張もなく、模試と変わらないくらいの気分でいました。しかし1日目に思ったように解答ができず、途中からとても焦った記憶があります。終了後は2日目に行くかどうかも迷うほど落ち込みましたが、2日目は切り替えて高得点を取って誰かに自慢しようくらいの楽な気分で試験に臨みました。結果的にこちらもそれほど良い感触はありませんでしたが、2日目にあと少しでも点数が低ければ落ちていたと思うので、気分を教科ごとに切り替えて試験に臨めたことが合格の最大の要因だったと思います。長い時間をかけて数点のために勉強を続けていても、当日の精神状態次第で点数は簡単に変動してしまいます。何度も当日のシミュレーションをして、自分の実力をなるべく答案にのせられるように落ち着いて臨んでください。勉強にしろ当日にしろ、あまりのめり込みすぎずに自分を俯瞰して取り組むほうが私には合っていました。
■東進東大特進コースについて
授業
数学と理科を中心に受講しました。林修先生の現代文や苑田尚之先生の物理、長岡恭史先生の数学はこれらを完璧にすれば合格者の中でも上位の実力が付くと思います。私は残念ながら完璧とまではいかなかったのですが、それでも最低限の実力はついているはずです。配点は小さいものの、国語の点数が安定していると自信にもなります。鎌田真彰先生の化学は他の演習も必要になりますが、テキストが非常によくまとまっていて直前までお世話になりました。何度も見返すことで知識が体系的に身についていったので、化学が得意科目になり、2日目に巻き返せるという自信にもつながりました。
東大特別演習
過去問の他、東大本番レベル模試の過去問が大量に入っています。問題形式に慣れ、当日の戦略を作る為にこの膨大な量の問題演習は非常に役立ちました。分野別にまとまっているので、秋から冬にかけて自分の苦手を潰し、高得点を取る確率を高めることができます。直前期に何をすればいいかイメージができていないかもしれませんが、この演習と過去に受けた模試の問題、過去問があればやることがなくなることはないと思います。
校舎の存在
自習に集中できる非常にありがたい環境であるのに加え、皆が朝早くから夜遅くまで努力している光景を見ることができるので、自分の「当然このくらいはやろう」という基準が上がります。たまに話をしてくれる存在がいたことも精神的にとても重要だったと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
結局心の持ちようで当日の点数は大きく変わります。緊張感を持ちつつ、何とかなるだろうと楽観的に考えてみることも大切です。健康な心を保って頑張ってください。また、私の経験上すごい人はどのような模試でもしっかり点数を取れる人が多いです。志望校だけに受かるような学習も悪くはないのですが、どのような形式で問われてもしっかり実力を出せるような普遍的な学力をつけることが大事だと思います。