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栃木県 県立 宇都宮北高等学校 卒
東京大学 理科一類

坂巻 颯さん

■共通テスト得点 889点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 政治・経済

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 53 37 61 29 40 =220/440点
自己採点 60 40 50 30 40 =220/440点

■受験した感触・・・ 数学は見た瞬間難化だと分かりバントに徹した。英語までは受かると思ったが英語ですごく焦った。なんとか取れるところを取った。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 E 理科一類 D 理科一類 E 理科一類 E

JUST A WAY

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望理由

 中学の頃YouTubeで時間を溶かし、何も成せていない絶望から何か成したかった。わかりやすく、母校初の現役東大合格を目指すことにした。

各教科の勉強法

 全体としてある程度実力が付いたら過去問⇌穴埋めに帰着するのかなと思います。
  • 英語

高校受験まで苦手意識で避け続けてきた分重かったです。高1,高2で文法を固め、解釈もこなした後はひたすら多読していました。同じ文章でも何度も読むと、その文構造が次から見抜きやすくなるためおすすめです。また、単語は知らないと勝負にならないので重きを置くべき。ただし、オーバースペックにならない単語帳選びが大切。広く超浅くくらいになるなら、そこそこ広くを超深くのほうが大切。単語を見て複数日本語訳が出てくると、英作文でもニュアンスのミスを防げます。また、文法はある程度理解したら深追いは不要。結局英文を読むことが目的なので文法の専門家になるつもりではないという意識が大切です。

  • 数学

一番のネック教科。高2までひたすら網羅系問題集をこなしていたが、ある程度問題が解けるようになったら速やかに本質を学びに行くべき。じゃないと計算スピードだけ速くなります。ある程度本質をつかんだら演習を増やしていった方がいいです。また、自分は数弱だったので1完だけは最低でも確保する、代わりに絶対計算ミスしないを目標に取り組みました。計算ミス対策として、3行ごとに見直し、100%間違っていないと言えるようにしてから次の行に進むようにしました。とにかく試験本番に解けないと思ってもパニックにならない、点を取れるだけ取りに行くという精神が数弱には必要かもしれません。本試では確率に1.5時間かけて何とか解き切りました。

  • 国語

現代文は得点を稼ぐ、あてにする科目ではないと思います。自分はそこそこできていましたが、同月の東大模試で偏差値40と70を取るという事件以降、現代文という科目を信頼していません。反面古文漢文は文法単語をしっかり詰めればかなり安定し、差をつけられるためある程度時間をかけるべきです。古文は助動詞・助詞>単語。ただし先述のように文法オタクになってはいけません。

  • 物理

数学と同じくらい、勉強してから成績に反映されるのにタメがある教科だと思います。暗記科目だったら、1点分暗記したら1点分伸びるけど、物理とか数学は15点分のハードルが一度にあるイメージ。ある程度定義、単元の概要を理解したら、問題を解いて法則の適用感覚を身に着け、壁を感じ始めるくらいまでになったら微積物理に手を出せばいいかなと思います。俗にいうイメージ物理では、ある程度の問題集なら何とか解けるけど、東大入試は難しいかなと思います。エネルギー保存則がどうどんな時に使えるかなどを詳細に理解できるようになるので微積物理はおすすめです。ただしある程度時間がかかります。

  • 化学

物理数学よりも努力が点に反映されやすい教科な気がします。教科書である程度理解したら、基礎的な問題集を反復して化学的素養を身に着け、そのあと理論をもう一度学び直すと解きやすくなると思います。また、東大は平衡の問題の時に自分でどう近似を使うか考えなくてはいけないのでそこも要練習です。東大化学は知らない反応を知っている反応、理解している原理と照らし合わせて考えれば、時間はきついですがかなり解きやすいと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

通期講座

 「数学の真髄─基本原理追求編─文理共通part1/2」を利用しました。当時問題集の解答丸暗記→高二10月東大本番レベル模試3点の自分にとってこの講義は目から鱗でした。公式を常識に変え、数学の見える世界を変えてくれました。学習法としては、受講&ノート草稿→ノートまとめ→見直しのサイクルで進め、単元を深く理解できるようになったもののまた撃沈。その単元を理解していても、問題と向き合ったときにその教わった考え方を適用できていないことに気づき、旧帝大の過去問を漁りました。それ以降東大型の模試で数学の偏差値が50を割ることはほぼなくなりました。受講することと、受講して理解すること、受講して理解したうえでさらに問題に適用できることの間にはかなりの差があることを意識できれば、講座からより多くを得られると思います。

過去問演習講座

 高3の夏休みくらいに数学10年分を実施しました。あまりにも過去問に手が出ないなら一旦学び直すのも大切だと感じました。私自身はわからないときは解説授業があったので何とか耐えることができました。他教科は共テ後に取り組み始めました。過去問は手段であって目的ではないと思ったので、時間がない中浅く25年取り組むのではなく10年分を深く取り組みました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 努力は報われるかは不明だけれども、努力しないことには何も始まらないと思う。受験という狭いフィールドの価値観にとらわれず広い視野を持ち、頭を使って行動すれば、少なくとも成長できると思う。人がどうこうではなく、常に考えること、疑うこと。そうすれば道は開かれるだろう。