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神奈川県 県立 平塚中等教育学校 卒
東京大学 理科一類

近藤 大喜さん

■センター試験得点 809点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 77 66 35 40 27 =245/440点
自己採点 78 54 32 40 30 =234/440点

■受験した感触・・・ ギリギリ耐えててほしい

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 D 理科一類 E 理科一類 C

自分に合った勉強法を

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東大受験を決めたのは高2の秋か冬だったと思います。単純に狙えそうだと思ったので東大志望にしました。それまでは、学校の授業や課題を除いてはあまり勉強しておらず、部活動や学校行事、その他課外活動に力を入れていました。勉強のみに専念する本格的な受験生生活を始めたのは最後の学校行事が終わった高3の6月ごろでした。学校の授業はまじめに受けていてテスト勉強もきちんとしていたので学校で履修した科目の基礎はこの時期には概ね固まっていましたが、化学は履修しておらず、独学を始めたのも遅かったので後れを取っていました。

英語について

 英語はもともと得意科目だったので単語帳を見るのと過去問を解くことぐらいしかしませんでしたが、高1高2の時から英語に力を入れておけばもっとアドバンテージをとれたと高3になってから少し後悔しました。得意でもなめているといつの間にかに追い越されてアドバンテージが無くなってしまうので注意してください。英語は成績が伸びるのに時間がかかる科目ですが、非常に安定する得点源になります。できるだけ早いうちから学習を進めることが大事です。リスニングに関しては毎日少しでもいいので英語を聞くと効果的かと思います。

物理について

 東大特進の「東大物理」を受講しました。本質を完全に理解し、人に説明できるぐらいになって定着するまで何度でも復習することが大事かと思います。授業中に苑田尚之先生がおっしゃるように、少しでも曖昧な部分が残っているとどこかで崩れることにつながります。苑田先生の授業を受けましょう。

化学について

 教科書、参考書を使って独学しました。全範囲を一通り終えたのは高3の9月ごろでしたが、正直遅かったです。最低でも夏までに、できれば高2の間に全範囲を一通り終えておきたいです。

共通テスト用の科目について

 私は直前に一気に詰め込むのではなく、コツコツと勉強を進めました。そのほうが単純に楽な上に精神的にも安心できると思うのでおすすめです。

その他

  • 勉強法や参考書選びについて、無数の情報があると思いますが、結局は自分に合った勉強法や参考書が最適です。変に情報に惑わされる必要はありません。
  • よく「基礎レベルの参考書は〇〇」といった文言を見ると思いますが、志望校によって「基礎」の示すレベルは全く異なるので気を付けてください。
  • 過去問演習は夏休み中に入れるのがベストだと思います。

■東進東大特進コースについて

 私が主にとった講座はいずれも東大特進の「東大現代文」「数学の真髄」「東大物理」ですが、いずれの講座も合格に非常に貢献したと思います。これらの講座はかなりおすすめです。「東大現代文」については、現代文を感覚に頼ることなく論理的に解く解き方がわかるようになります。「東大物理」に関してですが、授業を受けて分かった気でいても意外とすぐ忘れてしまったり、実は完全には理解できていないということは往々にしてあります。ここで復習をサボると無意味なので完全に理解し人に説明できるぐらいになるまでは何度でも徹底的に復習をしてください。

東大本番レベル模試について

 実施回数が多いので問題形式や問題の難易度になれるのには向いていると思います。

東進リスニングアプリについて

 雑音入りの音源が入っているのが役立ちました。雑音ありで慣れてしまえば、雑音なしの音声を聞いたときに感動するぐらいクリアに聞こえる上、多少の雑音があっても問題なく聞き取ることができるようになります。一度にたくさんではなく毎日少しずつ聞くのが大事だと思います。

東大生スタッフについて

 積極的に活用するべきです。何か聞きたいことがあれば電話やメールなどで聞くとよいでしょう。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 直前期に限った話ではないですが、特に直前期には体調管理に十分気を付けてください。また、メンタルも大事です。東大入試を楽しむ気持ちで本番に臨んでみてはいかがでしょうか。それはともかく、特に理科は最後まで伸びます。最後まであきらめないでください。健闘を祈ります。