■センター試験得点 800点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
80 |
+ |
109 |
+ |
37 |
+ |
42 |
+ |
40 |
=308/440点 |
自己採点 |
74 |
+ |
108 |
+ |
26 |
+ |
28 |
+ |
34 |
=270/440点 |
■受験した感触・・・ 前年より数学は簡単になったと思う。化学に時間をかけすぎたために物理は半分切っただろう
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科三類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
安心
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は試験本番で実感したことを述べようと思います。
一日目
前日から著しく緊張していました。東大に着いたら、教室をすぐ見つけることができずに苦労しました。席に着いたら、国語の勉強のために古文の単語帳を読み、気持ちを落ち着かせることに専念しました。国語の試験問題は今までの演習とおなじように漢文、古典、現代文の順番で解きました。私は国語、特に現代文を苦手としていたので、古文と漢文で半分近く得点し、現代文の漢字問題と多少の記述の部分点をとることで、合計3割取ろうという目標を立てていました。そしてその目標は達成できたと思ったから、満足しながら答案回収を迎えることができました。国語の試験後の昼休憩は長いので、簡単な昼食をとった後、緊張をほぐすために、2日目の対策として理科や英語の勉強をしていました。1日目午後の数学では、得意科目であることもあって、私は少なくとも5完を目標にしていました。今年の数学の試験問題は最初に全体に目を通して、比較的解きやすいだろうと判断した大問6題中3題をできるだけ早く、小さなミスをしないように細心の注意を払いながら完答しました。時間配分を意識しながら素早く問題を解けたことは、過去問演習講座での訓練の成果だと感じています。残りの3つの大問については、その中の一つの大問のうちの1つの小問をあきらめて、その時間を全体の見直しのために費やすことにしました。志望校別単元ジャンル演習講座で数多くのタイプの問題を解いてきたので、小問を捨てる冷静な判断ができたのだと思います。
二日目
前日の達成感を胸に試験会場へ向かいました。理科の試験は、普段通りに物理から先に解き始めました。今年の物理は解きづらく感じ、当初の想定より得点することは難しいだろうと思いながら、化学の問題に移りました。化学はあまり得意ではない科目なので、普段から基本事項を丁寧に勉強してきました。今年の問題はその場で考えることなく、知識だけで解ける問題が比較的多かったので、結果として必要最低限の点数を確保することにつながったと思ってます。最後の科目である英語は、リスニングが始まるまでは順調に問題を解き進めていましたが、得点源の一つであったリスニングが蓋を開けてみると当初の想定ほどは内容を把握することができず、自信が持てないまま答えを選択した問題がいくつかありました。それでも、そのほかの得点できるところで最善を尽くしました。英語は、問題を解く順番や、時間配分が重要な科目で、私の場合は過去問演習講座で試行錯誤を繰り返した結果、後ろの大問から順番に解いていくことに決めました。東大英語は自分に合った戦略を立てることが非常に重要になる科目だとおもうので、演習を繰り返して、自分にとって最適な解き方を見つけることが重要だと思いました。
東京大学の入試を攻略するためには、自分の得意科目、不得意科目を考慮して、合格に必要な点数を獲得するための勉強時間の配分などの戦略を立てることが重要だと思いました。
■東進東大特進コースについて
東進でとっていた数学の授業の中で一番気に入っていたのは長岡恭史先生の授業です。数学を、根本的な原理や論理から解説している方法が気に入っているところです。パターン暗記に陥りがちな数学をきちんと理解することができるようにしてくれる授業だと思います。物理では自分に一番役に立ったのは苑田尚之先生の授業だと思います。物理法則を基本的なところから紹介しているだけではなく、大学入試の先の物理の分野についても話題を広げたりしています。微積分を使った議論を展開しているため、話が複雑になりがちではありますが、大学受験の枠を超えて物理学そのものに興味を持たせる授業だと思います。
東進の東大本番レベル模試は、答案返却が早いことが強みだと思います。詳しい解答解説に加えてすぐに間違えたところを見直すことができるので、スムーズに学習ができ、自分の実力を高めるのに役立ちました。また、わかりやすい解答解説授業によって苦手分野や、ときには問題の背景知識についての理解を深めることができました。
過去問演習講座は数学の記述答案の書き方や、英作文の練習にうってつけであると思います。答案返却が一週間以内に行われるので、ハイペースで演習を進められます。返却答案には、間違えた箇所だけではなく問題そのものの詳しい解説などもあり、非常に役に立ったと実感しています。また、すべての問題について、PDFだけではなく東進講師による解答解説授業を見ることができるため、難しい問題であっても、二つの手段で問題への理解が進んだという印象が残っています。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
中高一貫生として、中学生のより早い段階から勉強を始めればそれだけ入試で有利に戦うことができると強く感じています。とくに数学や英語は早い時期に基本事項を一通り学んでおくべきだと思います。私自身は、中学3年生までに英語の文法事項と、数学の数Ⅲまでを一通り学習しました。このおかげで、高校に入ってから理科や、文系科目に勉強時間を回せたと思います。