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神奈川県 私立 浅野高等学校 卒
東京大学 理科一類

佐々木 勇輝さん

■センター試験得点 771点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 76 90 42 41 38 =287/440点
自己採点 60 80 35 30 30 =235/440点

■受験した感触・・・ 数学結構できた??英語去年より難しかった……物理も化学も難しかったな……てか化学構造決定なんで出ないの!

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 E 理科三類 D 理科三類 D

底辺からの合格

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

私の東大志望理由

 私は小学生のときに東大に関するテレビ番組を観て東大に憧れて志望し始めました。漠然と東大を目指していたので特にやりたいことは決めていませんでしたが、進振りで自分のやりたいことを決められるので、自分には東大がピッタリでした。また、世間的に名の知れた大学に入れるということに胸が高鳴り志望しました。

私の将来の夢

 私は将来は起業したり、政治家になったりしたいと思っています。また起業の上で法律や経理の知識などは必要になるので、在学中に司法試験や公認会計士の資格を出来れば取りたいと考えています。

私の受験勉強を始めた時期

 私は高1の10月までゲームしかしていませんでした。中学受験で燃え尽きた影響なのか、全く勉強に力が入りませんでした。正直このままいくと本当にどこも受からないという状況でした。この時期にとある優秀な方の勉強ブログを見て、自分もこの域に達したいと思い心機一転して勉強をやり始めました。このときにスマホのゲームアプリはすべて消して、ゲーム機もしまいました。

私の勉強法

 私は自分の中では数学が得意だと思っていました。しかし全く偏差値などは良くなく、ここで自分の気持ちを入れ替え、全く数学は出来ないんだと自分に言い聞かせてしっかり基礎からやり直し始めました。数学に関しては網羅系参考書の例題を3ヶ月で5周ほどしたところ偏差値が20ほど上がり、ここで勉強の楽しさに気が付きました。これ以降もこの時の経験をもとに、同じ参考書を繰り返すということをやっていった結果、模試で高2のときに偏差値が80を超えました。また英語に関しては苦手意識があったので、読んだ英文を音読するなどしました。

先取りについて

 先取りはぜひすることをオススメします。私の場合は物化が英数に時間を取られすぎて始めるのが高3になってしまったので、非常に後悔しています。個人的にオススメなのは、理系の場合、数学は高2で数Ⅲ全範囲を終わらせる、物化も高2で全範囲終わらせることです。そうすれば高3は演習に時間を割くことが出来ますし、自分の苦手な分野なども発見しやすくなります。そして先取りの何よりのメリットは安心感です。高3になっても範囲を終わっていなければ、模試の成績もそれ相応になりますし、それによって焦ったりなどしてメンタルに良くないです。後述していますが、受験においてはメンタルは1番重要です。なので精神衛生上先取りして高3の自分を安心させましょう。

模試について

 基本的に東大模試という名前のつく模試は全て受けましょう。もちろんそこまでメジャーでは無いものは受ける必要はないと思いますが、できる限り多く受けることをオススメします。東大の問題は慣れの部分も大きいので、できる限り多くの東大模試を受けて慣れておきましょう。逆に東大模試以外の模試は必ずしも必要はないと思います。東大の受験者層に近い層が受けるのはやはり東大模試です。正直東大模試以外の模試の判定は当てになりません。医学部志望などの方も、やはり医学部志望者層は東大模試の受験層に近いので、ぜひ受けることをオススメします。

■東進東大特進コースについて

 東進の東大本番レベル模試は非常に役立ちました。おそらく受験生の中には東大模試4回で終わりの方もいると思いますが、個人的にはもう少し東大模試を受けて損はないと思います。東進の東大本番レベル模試は共テ後の1月にやってくれたり、返却が早かったりと他塾にはない特徴があります。特に受験直前になるとどのくらい自分の成績が伸びているかは不安に感じる方が多いと思います。また共テ直後ということもあり2次が鈍っているという方も多いと思うので、ぜひ東進の東大本番レベル模試は受けるべきです。
 また私は東進のリスニングアプリが非常に役立ちました。東大では他大とは違ってリスニングが2次で課されます。さらにその配点が馬鹿にならないほど大きいのでリスニングの対策は必須です。基本的にCDプレイヤーや普通の音声アプリを使って対策する方が多いと思いますが、それでは東大本番とは正直近い環境とは言えません。東大本番では教室天井のスピーカーから流されますが、雑音などが混じっていたり、本番ということもあって緊張していたりすると思うのでいつもの実力を出しにくいです。そこで東進のリスニングアプリです。このアプリはデフォルトで雑音入りの音源があるので、本番に近い環境で練習が出来ます。また、スマホアプリなので通学の時間などに聞くことが出来ます。正直使わないのは損をしていると言ってもいいでしょう。このアプリのお陰で私はリスニングはそこまで緊張せずにできたので本当にオススメしたいです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験を終えた身として、1番重要だと感じたのはメンタルです。高3になってから受験勉強の比重が一気に増えるため、いろいろ精神がやられがちです。さらに1月になってからは学校に行かなくなる子も増えると思うので、本当に孤独感に苛まれます。そのような中で、自分がどうやってメンタルを維持していくかはぜひ受験生になる前に考えておくべきだと思います。仲良い友達と夜だけ通話するだったり、仲良い子とたまに一緒に勉強するなどして、少しでも人との関わりを持ちましょう。いくら頭が良くてもメンタルを崩したら受験は落ちます。メンタル維持というものを甘く見ずにしっかり対策を考えるのを受験生には薦めたいです。