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三重県 県立 伊勢高等学校 卒
東京大学 理科一類

角谷 友基さん

■センター試験得点 799点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 76 67 33 55 22 =253/440点
自己採点 70 60 35 45 20 =230/440点

■受験した感触・・・ 悪くても230点は取れたかな?共通テストは難化したし多分大丈夫だろう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 A

地方高校での東大受験

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望動機や将来の目標

 高校一年生の時、大学で理学の勉強がしたいと考えており、最先端の勉強や研究が出来るのは東京大学だと思い、東京大学を目指し始めた。勉強をしていくうちに、将来は大学教授になって最先端の研究をしたいと考えるようになっていった。

受験勉強開始時期

  • 東京大学に入るためには相当な勉強が必要だと思ったので、2年生の夏あたりから物理を自分で終わらせ、他科目も学校の進度より早めに勉強し始めた。

両立

  • 部活は活動が週4程度で少なかったので、勉強時間は十分に確保できた。その分部活にも集中できたので、ゆるい部活に入るべき。

科目別勉強

  • 物理 得意科目の物理は二次試験で8~9割取ることを目標に、苑田尚之先生の「東大物理」や「ハイレベル物理」を受講することで理解を深めた。元々得意であったため、物理のレベルは順調に伸びていった。
  • 国語 不得意科目の国語は、他の東大受験生の平均くらいは最低でも取れるようになることを目標にした。林修先生の「高2ハイレベル現代文トレーニング」を受講して基礎から学び直し、ある程度は解けるようになった。共通テストでも足を引っ張りそうだったので、他の教科よりも多くの時間を費やした。元々不得意であったため、成績はあまり伸びず、この勉強は辛かった。
  • 数学 教科書や参考書で基礎を、青木純二先生の「数学の真髄」で考え方を定着させてから問題演習に取り組んだ。二次で75点を目標にした。
  • 化学 得意でも不得意でもないので、他の東大受験者の平均くらいを目標にしてあまり時間をかけなかった。
  • 英語 文法、単語、長文読解の基礎を固めることは必須。その上で東大の問題対策をすれば70点は取れると思う。速く読めるように意識して長文を読んだ。85点を目標にした。

各時期の勉強

  • 高校3年の夏までに履修範囲を自分で全て終わらせ、夏から秋にかけて基礎を固め終えた。共通テストは学校側が提供してくれる対策演習のみで十分なので、学校以外では共通テスト演習は国語以外はしなかった。東大を目指して基礎を固めていれば共通テストの対策はあまりいらないと思う。共通一週間前くらいからは、共通型の演習や模試の復習をして備えた。共通後は過去問演習に力を入れた。東進の過去問演習講座の解説は丁寧で学ぶことも多いので、二次の問題に慣れると同時に知識も蓄積されて、成績がだいぶ上がった。過去問演習はもっと早くやっておけばよかったと少し後悔している。過去問演習はめっちゃ大事。

情報収集

  • 東大入試の情報は高校3年の初めまでほとんど知らず、問題形式も高校3年の時に知った。早めに情報を手に入れておかないと後になって焦るので、東大を目指し始めた時に一通りは「合格体験記」や「東大の基礎知識」などで情報収集しておくべき。

■東進東大特進コースについて

授業

 東進衛生予備校と東大特進の両方に所属していた。授業を好きな時に好きな回数受けられる事がとても便利だった。参考書を何周もして身につけるような基礎、考え方を受講することで習得する事ができるし、先生が喋りながらわかりやすく解説をするので参考書よりもさらに分かりやすい。個人的には、自分で参考書をするより講座を受講する方が効率よく学べると思う。

東進模試

 共通テスト模試だけに限らず、各大学の個別模試を自由に受けられるので便利だし、東大受験生にとって定期的な東大本番レベル模試は自分の力を知り、弱点を見つける良い機会となる。さらに、模試の解説は充実していて復習がしっかり出来て学力もつく。

過去問演習講座

 過去問演習講座が1番役に立った。正確な採点をしてくれるし、本番の感覚も養え、特に解説が丁寧で深掘りしてくれるので直前期でも学力を向上出来た。

その他

  • 東大特進コースのスタッフはみんな東大生なので受験生では知りにくい情報を持っており、有益な情報を提供してくれてとても役立った。受験勉強をする上で、情報はとても大事になるので、地方の人にとってはありがたかった。
  • 未来発見講座を受けた事があるが、さまざまな分野の人が興味深い話をしてくれて、進路を考えるきっかけになった。他では簡単には経験できない良い機会だった。
  • 東進が出している東大リスニングアプリを使用していたが、参考書を持ち歩かずにちょうど良いリスニング練習ができるので、とても役に立った。通学時や休み時間、ちょっと休憩するときにリスニング練習ができる。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 時間があるなら出来るだけ早めに受験勉強を始めた方が良いです。学校で習う基礎事項はその度にしっかり定着させ、曖昧なところが無いようにしなければ受験直前期で詰めが甘くなります。受験する大学の試験問題などの情報は早く収集してください。過去問も早めから手をつけると良いです。過去問演習講座はおすすめです。