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山梨県 県立 甲府南高等学校 卒
東京大学 理科一類

杉田 大智さん

■共通テスト得点 882点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 倫理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 72 27 56 31 43 =229/440点
自己採点 60 30 40 40 46 =216/440点

■受験した感触・・・ 一日目は難化に気づかず、取れたつもりで二日目を迎え、全部終わった後で解答を見て全然できてなくて絶望した。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 D

ぎりぎりの合格体験記

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望理由

 私が東大を目指し始めたのは高校一年生の頃でした。高校に入学した当時は家業である歯科医師を目指すか否かでとても葛藤していました。自分が受け入れ難いことで生きていくのは苦しいことだと悟り、その夢は諦め、せっかく自由になったのだから自分の限界を知りたいと言う気持ちで日本最高峰である東京大学を目指すことになりました。しかし東大を志望する弊害として将来の仕事選択から逃避しがちになってしまうと言う点があります。私はこれにも悩まされました。3年の秋の東大形式の模試の前に受かる気がしなくなり、落ちた未来での選択肢を考えざるを得なくなりました。一週間くらい悩みましたが結局これといった結論は出せず、とりあえず保留という形になりました。その後偶然が重なり、共通テスト一週間前にはなんとか決めることができ、それを受け入れる心を持てるようになったと思います。

受験勉強

 私は先取り学習は特にしていませんでした。数学と化学は学校の進度がそこそこ早く、3年生の春にはある程度終わっていたと思います。物理は、学習した内容をしっかり固めるという意識で取り組んでいました。きちんと大学入試に向けた勉強をし出したのは高2の春休みでした。東進の東大入試同日体験受験を受けてどんな問題なのかを知り、対策を始めました。夏の東大形式の模試を受けて英語と化学が苦手ということがはっきりと分かり、苦手教科の克服に取り掛かりました。私は自分の中でコツコツと積み上げるより、ある程度の期間で集中して取り組む方が伸びるという実感があったためまずは化学を秋の東大形式の模試までに30点取ることを目標にしてこの期間はほとんどの勉強時間を化学に割いていました。基礎から身についていない自覚があったので、東大特進コースを利用しつつ、分からないところがあったら教科書に戻り、原理から理解するという勉強をしていました。理解が深まるにつれて、化学の面白さに気づきだんだんと好きになっていきました。その結果今までほとんどの模試で一桁だった化学が25点くらい取れるようになりました。努力が結果として現れたという経験は自信にもつながりました。秋の東大形式の模試が終わり、そろそろ英語に手をつけないといけないと思いました。私はこれまで英語から目を背けてきたので、自分は英語ができないという先入観があり、なかなかモチベーションが湧いてきませんでした。過去問を通して解くことが大変な苦行に思えて途中で辞めてしまうこともありました。そこで英語の問題に慣れるため、大問ごとに解きはじめました。いざやってみると時間をかければ案外できるということに気づき、苦手意識が解消されていきました。共通テストが終わってからは、過去問を通して取り組んで実力と自信をつけていきました。このように私は時期ごとに教科を分けて勉強してきました。かなりギリギリの計画でしたが、本番前には全教科ある程度の実力と自信を身につけられました。大学入試という漠然とした大きな目標を前にして、現状との乖離を突きつけられて何から手を出していいかわからず、無計画に手当たり次第取り組んでしまう人も多いでしょう。もちろんきちんと計画を立てて、複数の教科に取り組むことが理想ですが、それができない私のような人にはこの戦略も悪くなかったのかなと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東大特進コース

 私は、東大特進英語(宮崎尊先生)、東大特進化学(鎌田真彰先生)の講座を受けていました。先ほど述べた通り英語と化学は苦手だったので、独学では厳しいと思い利用しました。
  • 東大特進英語

東大の出題形式に合わせて、英語の文章の読み方を身に着けることができました。英作文や和訳の添削講座もあり、他者からの意見はとても参考になりました。

  • 東大特進化学

基礎レベルから東大二次試験レベルに持っていくような授業でした。基礎が理解できてないとついていけないので、基礎を固めるきっかけにもなりました。とても分かりやすく化学的背景の解説をしてくださるので、この講座を通して化学が好きになりました。特に第Ⅰ期講座は無機化学を見る目が変わるのでお勧めです。

過去問演習講座

 10年分の講座を受けました。数日で添削が返ってくるのですぐに復習ができてありがたかったです。解説授業では、思考過程まで説明してくださる先生が多く、自分に何が足りなかったかを見つけることができました。

東大本番レベル模試

 返却が非常に早く、復習がしやすかったです。自分の実力を確認するよい機会でした。予定が重なっても後日受験ができる点もありがたかったです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は大学入試は結局最後は運だと思います。東大なんかは特にそうだと思います。どれだけ実力をつけたところで、下振れるときは下振れるし、逆に想定外の上振れが起こることもあります。しかし、だから勉強しなくていいといいたいわけではありません。できるだけ上振れうる状態で本番を迎えてほしいということを伝えたいのです。そのためにはまず苦手科目は作ってはいけません。苦手科目があると、人より上振れうる教科が少なくなってしまいます。そして直前ではもうやることはやったと思えることが大切です。多少暇だと感じるくらいがちょうどいいでしょう。そう思えるだけの実力と自信をつけて臨めばきっと結果はついてきます。皆さんの一年後の合格を祈っています。