■共通テスト得点 937点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
85 |
+ |
65 |
+ |
57 |
+ |
36 |
+ |
33 |
=276/440点 |
自己採点 |
80 |
+ |
60 |
+ |
40 |
+ |
45 |
+ |
35 |
=260/440点 |
■受験した感触・・・ 数学は難しかったが他はそうでもないように感じた。周りの人は難しいと言っていたから自信がついた。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
B |
迷わず行けよ 行けば分かるさ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
志望理由
私は高校1年の夏くらいに東大志望を決めました。特に進路に希望がなく、とりあえず理系がいいなと思っていたので最高学府である東大を志望しました。また進振り制度が進路を決め切れていない自分にはぴったりでした。とりあえず東大といった感じです。
勉強に関して 通年
基本的に学校の授業も大切にしていました。特に自分がそこまで得意でない教科(共テでしか使わない教科)は学校の授業がためになると思います。なお部活は緩かったので部活との両立はあまり考えていませんでした。
~高校入学
中高一貫校ではなかったので高校受験に必死で、先取りなどはしていませんでした。今思うと英語と数学は先取りをした方が良かったと思います。英語は英単語を覚え、数学は範囲学習を進めておくことが大事です。また東大を目指すなら中学の範囲程度はできなければならないので中学範囲に穴があるなら復習しておきましょう。
高校1年
とにかく主要3教科を勉強しました。理社は基礎、総合の部分だけ学校のペースに遅れないようにしていましたが先取りはやっていませんでした。英語については英単語と文法を覚えることが重要です。数学は先取りして数ⅡBまで軽く一周しました。国語は古文単語と漢文句法を暗記しました。総合すると、1年の間は主要3教科の基礎固めを行いました。なお勉強に関してではないですが、文理と選択科目は早く決めるべきです。迷うならとりあえず主要3教科を勉強しましょう。
高校2年
主要3教科は2年の間に仕上げたいと思っていました。現実的には数Ⅲ以外は二次試験と戦えるレベルにはなりました。共テなどは同日で8割を超え、得意教科は9割近くとることを目標にするとなお良いと思います。自分は英語が得意だったので2次レベルでも半分近くとれるようにはなっていました。また理科の先取りも始めました。共テレベルであっても春休みまでに1周出来たら順調だと思います。
~高校3年夏休み
主要3教科は2次レベル、理科は2次レベル一歩手前の問題を解いていました。この時期に理社をどれだけ仕上げられるかが勝負だと思います。主要3教科と同じくらいの進度までできれば素晴らしいと思います。
~高校3年冬休み前
2次レベルを解きつつ過去問に手を出し始めました。やりたい量の半分くらいは終わらせておかないといけません。過去問の量は人によって違いますが、自分はこの時期までに10年分くらいやっていました。共テ対策は自分は社会国語以外はほぼ0でした。苦手科目以外はやらなくてもいいのではないかと思います。
高校3年冬休み~共テ本番
共テ対策と2次対策の割合を悩みましたが、冬休み中は半々か若干2次多めくらい、冬休み明けはほぼ共テ演習でした。自分は共テが得意なので2次多めだとは思いますが、2次試験を解く感覚を忘れないためにも2次は細々とでも続けるべきだと思います。
~2次本番
とにかく過去問演習をしました。自分は追加で10年分くらいでした。最後の追い込みとして知識を付けるだけでなくスピードに慣れるなど、解くテクニックのようなものが付いたと思います。特に理科は最後まで点が伸びる感覚がありました。
■東進東大特進コースについて
私は主に林修先生の東大現代文を受講していました。私はもともと現代文は感覚で解くもので、対策ができるようなものだとは考えていませんでしたが、林先生の授業ではより体系的に解くことが学べました。現代文が苦手な自分でもより理系的に、法則性を見出すように解くことができるようになりました。
東進の東大本番レベル模試については、その返却期間が大きな魅力です。返却に1か月以上かかる模試が多い中、まさかの中7日程度で返却してくれます。模試は解き直しをすることが必要不可欠ですが、やはり自分の解答や採点結果などが手元にあるとやりやすいです。その意味で東大本番レベル模試は復習に便利だと思います。また年に1回行われる雑音ありリスニングの模試が素晴らしいと思いました。二次試験本番の音質より聞こえにくいと思いましたが、悪い音質で慣れておくと本番のスピーカーが悪くてもあせらずに対応できるので経験しておくべきだと思います。
またリスニングに関しては東進リスニングアプリの雑音あり設定がとても役立ちました。この雑音も本番よりひどいですが、このレベルの雑音でも聞き取ることができればリスニング力がとてもついた証となります。純粋なリスニング教材としても色々な訛りを聞くことができたり問題数が多かったりと良い点が多いです。
また入試直前には東大完成特別講座大問分野別対策が受けられました。特に自分の苦手な大問、得点源としたい大問の対策になります。問題がパターン化中・整理され、一つの大問を集中的に学べるところが魅力的です。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私は入試直前まで結構な量の勉強をしたと思っていますが、いくらやってもやり足りないと思っていました。自分の実力で東大に行けるのか、志望校を変えた方がいいのではないかと迷う人もいるかもしれませんが、十分やり切ったと満足できる人はほとんどいません。不安が晴れることはたぶんないので、悩み過ぎずに志望校を決断してしまいましょう。意外と何とかなったりします。
来年駒場で会えることを楽しみにしています。