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岡山県 県立 岡山大安寺中等教育学校 卒
東京大学 理科一類

後神 崚太さん

■センター試験得点 815点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 67 63 37 40 31 =238/440点
自己採点 58 60 40 25 34 =217/440点

■受験した感触・・・ 数学で変な思い込みをして、時間がとられ、嫌な気分のまま二日目を迎え、理科の洗礼を受けた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 B 理科一類 B 理科一類 C

過去問演習は重要

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東京大学を志望した理由

 大学で二年ほど勉強してから、学部を選べるのが魅力的に感じたから。

東京大学を志望した時期

 特定の瞬間に東京大学を目指すことを決意したわけではなく、わからない。

東進入学時期

 中3

東進を選んだ理由

 同じ部活の友達が東進に通っており、自分も同じように習いたいと思ったから。

自分の勉強法でよかったこと

  • 中3で数Ⅲまで習い終えたこと。
  • 幅広いことに興味を持ち、なぜそうなるかなどがしっくりくるまで考えたこと。
  • 自分が習った知識を親に話したり、友達が分からないと言ったところを教えたりなど、アウトプットの機会が多かったこと。
  • 共通テストは高1の段階で国語、数学、英語が完成していて、みんなが共通テストの勉強をする共通テスト前の時期もずっと二次の勉強ができたこと。
  • 模試や演習の後に、わからなかった問題の解答を読んで納得するのではなく、なぜ自分は解けなかったのかを考えたこと。
  • 高3の途中からは、校舎が閉まる時間ぐらいまで残って勉強したこと。

自分の勉強法で悪かったところ

  • 高1、高2であまり勉強をしなかったこと。また、そのせいで理科の学習が終了したのが、7月中旬になり、過去問を解き始めたのも遅れ、最初の方の東大模試をいくらか無駄にしている上に、過去問も受験日までに6年分しか解けなかったこと。
  • 模試で解けなかった問題などをあまり解きなおししなかったこと。
  • 東大模試の自己採点をあまりしなかったこと。

東大情報収集

 同じ学校の同級生は、YouTubeやTwitterであるアカウントをフォローして、定期的に情報を入れていた。自分は気になったときにインターネットで調べたり、校舎の人に聞いたり、兄弟に東大生がいる同級生たちに聞いたりした。しかし、出願、受験、入学手続きなどはどういう流れなのかいまいちわからず、気軽に聞ける先輩や知り合いが欲しいと思った。例えば、ホテルは会場に近いところは、かなり早い段階で、予約が埋まっていた。また、前泊するだろうから、下見もしておいたほうがいい(下見しておらず、自分の受験番号のある建物までスムーズに行けなかった)。

将来の目標

 早期退職からの世界旅行。

職業

 企業で開発をしたい。

■東進東大特進コースについて

 授業は基本的に、学校の先取り学習に役立った。また、演習を進める中で、疑問に思ったところがでてきたら、再び受講して、知識を定着させていった(特に、物理化学)。
 過去問演習講座は、出来るようになったらすぐに始め、出来るだけ多くするべき。解説はたとえ国語や英語でも、東大二次の変遷や、時間配分や、問題の解き方がわかるので聞いたほうが良い。
 第一志望対策演習は、優先度が高いものはやった。それらよりも優先度が低いものは、して意味がないというわけではなく、時間のある限りしたほうがいい。自分は優先度が高いセットをクリアするだけではなく、セット内のすべての問題をクリアするようにした。
 AI予測問題演習はすべて終わって、あとは実戦形式で、時間配分や、解けない問題を捨てるタイミング、部分点のもらい方などの、テクニック的な部分を学び、実力以外のところで、得点を伸ばせるように練習をする。
 東大本番レベル模試は、出来るだけ早く受け始めるべき。
 高3の10月ぐらいから、過去問演習講座、志望校別単元ジャンル演習、第一志望校対策演習、AI予測問題演習、模試の振り返り、(人によっては、東大特進の受講、テストゼミ、共通テストの勉強)とやることがたくさんあるが、どれから始めるか悩んだら、担任や担任助手に聞くべき。
 高速マスターは、受講するものがないときや、中途半端に余った時間におすすめ。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 自分が頭のなかで長い間想像していた東大生には遠く及ばない実力で入試を迎え、合格することができた。だから、受験勉強の途中で自分の実力に不安になることもあるだろうが、あきらめずに、強い気持ちで勉強を続けてほしい。