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東京都 私立 開成高等学校 卒
東京大学 理科一類

久保 光太郎さん

■センター試験得点 815点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   地学  
開示得点 65 47 36 39 46 =233/440点
自己採点 65 60 55 30 45 =255/440点

■受験した感触・・・ 理科で大失敗し絶望。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 B 理科一類 B 理科一類 A

なんとかなります

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望理由

 幼稚園の頃から宇宙への興味関心が強く、東大のオープンキャンパスや関連施設を訪れるにつれて、自然と東大を目指すようになった。
 また開成に進学して周りのレベルの高さに圧倒されたこともあり、大学でも同じように互いに切磋琢磨できる環境で学びたいと思うようになった。

先取学習

 中学生の頃に数学特待の制度に参加し、高1までに数Ⅲまでの全範囲を学習した。部活や学校行事に重きを置いておりハードな生活だったが、東進の授業は自分の好きなタイミングで受講できるので効率よく学習を進められたと思う。

部活や学校行事との両立

 運動部と文化部、同好会に所属し、また学校行事では重役を担っていたこともあって高3の運動会が終わるまではほぼ勉強に身が入らなかった。なので正直なところ両立できていなかった気がするが、それでも高3までの間にちょっとずつ勉強したことが基礎となって、本格的に受験勉強を始めてから役に立ったという実感がある。部活や学校行事などに集中しながらも、コツコツ勉強を積み重ねていくことが重要であると考えられる。多くの場合、その結果が点数として現れるのは受験勉強に切り替えてしばらくたった後なので、あまり心配する必要はないだろう。

得意科目とその伸ばし方

得意科目……地学
 地学には大きく3つの分野(天文・気象海洋・地質)があるのだが、地質以外の分野は自分の興味本位で色々と調べ勉強していたので、受験勉強として何か新しく学んだことはあまりない。高2の冬に気象予報士の資格を取得したが、このときに学んだことは受験においても役に立ったと思う。地質分野に関してはただひたすらに教科書と資料集を見ているうちに徐々に興味が湧いて、いつの間にか身についていた。

苦手科目とその克服の仕方

苦手科目……英語
 英語を苦手とする人は多いと思うが、自分もその一人である(参考までに2020年度の英語は30点台だった)。苦手とする理由の一つに、効率的に点数を伸ばすためにはまず何から手をつけるのが良いか分からない、ということが挙げられるのではないだろうか。そもそも、こういう発想をする人は英語が伸びないと思われる。実際自分もそうであった。知識がある程度身に付いた上で英語を学習する段階において一番大事なのはとにかく量をこなすこと、沢山の英文に触れることである。ひたすらに量をこなすうちに徐々に英語全般の能力、基礎体力がつき、その後自分の弱点がクリアになってくる。「効率」を求めるのはこの先の話である。しかしなんとも偉そうなことを書いてしまったが、結局英語の成績は中の上くらいまでしか達しなかったので鵜呑みにしない方がよいだろう。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 数学特待の他に、林修先生の現代文を受講した。林修先生の授業を受講したのを境に現代文の成績が急上昇し、いつの間にか苦手意識が消え、むしろ安定して高得点を期待できる自信科目に変わった。現代文に少しでも苦手意識のある方は、ぜひ林修先生の授業を取ることをお勧めする。

東大本番レベル模試

 受験生になると各予備校が実施する冠模試などをたくさん受けるようになるのだが、個人的には東進の東大本番レベル模試が総合的にダントツで優れていると思っている。返却スピードが異常なほど早く、また模試が終わったらすぐに解説授業が公開されるため、復習するにはとても便利なサービスを提供してくれている。受験生にとって重要なのは、何よりも模試を通してさらなる学力向上を目指すことにあり、すなわち迅速かつ丁寧な復習が最も大切なのである。東大を目指す方はぜひ面倒くさがらずに東進の模試を受けることをお勧めしたい。

担任助手

 東大を受験する人は勉強の内容レベルが割と高いため、担任助手に質問しても納得のいく答えを得られないという悩みを抱える人が多いのではないだろうか。確かにその通りであるのだが、悲観的にとらえるのではなくむしろこの環境をプラスにとらえて、難問を自ら考え自力突破する習慣をつくることをお勧めしたい。時間もかかるし少し大変かもしれないが、これを地道に繰り返すことでいつの間にか思考力が大幅に伸びているだろうと思う。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試の最後の科目を終えた瞬間に、自分はやり切ったぞ、と胸を張って言えることを目指して頑張っていただければと思います。
 正直勉強ばかりでつまらないかと思いますが、自分との闘いだと捉えて、一歩ずつ前に進んでください。