■共通テスト得点 955点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 世界史
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
86 |
+ |
43 |
+ |
62 |
+ |
25 |
+ |
19 |
=235/440点 |
自己採点 |
85 |
+ |
40 |
+ |
45 |
+ |
25 |
+ |
20 |
=215/440点 |
■受験した感触・・・ 英語で得点を稼ぎきれなかったし理科はやらかした。自分は当落線上にいる、落ちたかも。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
理科一類 |
D |
宝(授業)の持ち腐れには気を付けよう
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
小学6年から建築士になりたいという夢があり、中学高校の成績から自分は東大を目指せる位置にいると思ったので高2の夏ごろから東大理一を志望していました。高2の冬に東進の共通テスト同日体験受験を受けてから危機感を覚え、高3のプレ講座から東大特進コースを利用しました。受験勉強を始めたのも新高3の時期で、それまでは定期テストの勉強だけしていました。得意科目は英語、苦手科目は数学です。
教科毎勉強法
- 国語 古文や漢文の重要単語、古文常識は暗記(どれも東大特進のテキストの付録などについているかと思います)。現代文の解き方は林修先生の講座で学びました。
- 数学 学校で配布されているような問題集での基礎固め(夏、秋くらいまでやっていました)。冬あたりは数学の真髄をメインに、解けなかったけれど自分でも解けそうな問題の復習をしていました。直前期はひたすら過去問演習の日々でした。
- 化学 東大特進のテキストの問題をひたすら解いて、復習。それで十分な実力をつけることができ、過去問演習では40点台をとれることも多かったです(本番は散々な出来でしたが……)。
- 物理 学校メインでやっていました。
- 英語 与えられた英文の知らない単語や知ってるけどぴったりな訳が思い浮かばない単語は一つ残らず調べ、日本語訳を英文に直接メモし、そのあと日本語訳と照らし合わせるという学習スタイルでずっとやってきました。また、構文解釈も軽くでいいので全文やることを心がけていました。時間はかなりかかりますが、精読力を磨くことができたと思います。大問ごとの解き方は東大英語 in Depthで身につけました。生成AIに英作文の添削や改善例、どうしても理解できない文法の解説をお願いすることもありました。ただ、間違っていることもなくはないので慎重に使いましょう。
過去問について
夏休みは基礎固めをしていて時間が取れず(というより実力不足だったと言うほうが正確かもしれません)、過去問に本格的に取り組み始めたのは共テ後の2月1日です。かなり遅いほうだと思いますが、その分、本番に近い状態の自分で演習できたのは良かったと思います。過去問を解く時間:復習にかける時間=1:1くらいでやってました。最終的に数学、化学、物理は10年、英語は5年分ほど解きました。英語が少ないのは東大英語 in Depthのテストゼミで東大形式をたくさん練習できたのと、単純に(得意科目である)英語に割ける時間はあまりなかったからです。現代文は東大現代文、古文は東大古文、漢文は東大漢文、(プラス東大完成特別講座大問分野別対策の古文漢文)で理系としては十分な知識と演習量が積めたと感じたため国語は現古漢のセットでの過去問演習は一度もしませんでした。本番では、開示はまだですが、国語は比較的よくできたと思います。
本番について
どれだけ勉強してきても、やはり試験前日は不安になったり、当日は緊張したりすると思います。そんな時は深呼吸です!そして、「自分は絶対合格できる」と心の中で言い聞かせましょう。試験中焦った時も、いったん目を閉じるなどして深呼吸!メンタルコントロールは意外と、いや、かなり大事です。
私は共テが緊張のマックスで、私立の受験を重ね東大本番はそこまで緊張しなくなったので、練習校として私立を受験するのは精神的な面からとてもお勧めします。
■東進東大特進コースについて
東大特進の授業はレベルが高いものも多く、自分のものにできれば確実に東大合格に近づけます。ただ、先生の解説が分かりやすいがゆえに、受講中は理解できた気になっていても実は自分のものにはできていないということがあると思います。これでは宝の持ち腐れです。特に化学のテキストは、受験に必要な知識や問題例がとてもよくまとまっていると思うので、完全に身についているもの以外は印をつけるなどして後で復習できるようにしておくのがおすすめです。
結局、東大特進のテキスト、授業の効果の程度は自分次第です!復習を怠らないようにしましょう。
受講講座
プレから最後まで継続的に受講したのは東大英語 in Depth、東大現代文、東大古文、数学の真髄、東大化学、東大特進化学です。東大漢文、東大英語 極!リスニング対策、東大特進英語も受講しました。
また、通期講座の数学の真髄基本原理追及編(文理共通、理系)も受講しました。高2の2月から5か月ほどかけて必死に60コマを消化しました。東大特進の数学の真髄を受講予定の方は、通期講座のほうを先に受講するとより理解が深まると思います。私は数学が本当に苦手だったので、数学の真髄を受講していなければ本番はもっと悲惨な点数になっていただろうと思います。
おすすめ講座
- 東大英語で100点以上安定して取れますみたいな人以外には、全員に東大英語 in Depthをお勧めします。東大受験という観点では最強の講座だと思います。英語が苦手でも得意でも、テキストの問題を予習してから受講して、しっかり復習(知らなかった単語を覚える、英文と日本語訳を照らし合わせる)をすれば英語の点数を伸ばせるはずです。
- 東大化学、東大特進化学はどちらもお勧めです。少し古めの東大の過去問でたくさん演習できるだけでなく、テキストにはプレからⅥ期まで集めると立派な参考書になるくらい受験化学の知識、手法がよくまとまっています。
- 東大完成特別講座大問分野別対策は直前期にやるべきものが詰まっています。自分のキャパと相談しつつ、とれるものは取っておくとよいでしょう。
東進リスニングアプリ
本番は国際学術総合研究棟 第6教室という少し大きめの教室で試験を受けましたが、このアプリのおかげで、音源がとてもクリアに感じることができました。毎朝通学などの隙間時間にコツコツ進めるのがおすすめです。また、問題を解いて終わりではなく、「トレーニングモード」を活用して音声とスクリプトを照らし合わせ、重要表現を覚えるといい勉強になると思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
聞き飽きているかと思いますが、模試の結果に一喜一憂しないようにしましょう。思うような結果が出せなかったときは「これが本番でなくてよかった」と気持ちを切り替えてください。私は最終本番レベル模試で今まで取ったことのないD判定をとってかなり動揺しましたが、それでも合格できました。もしみなさんが不安になったときは私みたいな事例を思い出して心を落ち着けて、前に進んでほしいです。
大学受験はそこそこの長期戦ですので、くれぐれも無理をしすぎないでください!!例えば夜更かしして勉強しても、その時勉強したことはほとんど身についていないでしょう。必要な息抜きや睡眠を必ず確保して、合格を勝ち取ってください!