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東京都 都立 大泉高等学校 卒
東京大学 理科一類

田中 楓さん

■共通テスト得点 928点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 倫理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 67 25 56 47 36 =231/440点
自己採点 67 30 50 54 36 =237/440点

■受験した感触・・・ 5.3:1くらいで合格

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

東大受験で差がついた3つの時期

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

はじめに

 私は高一の秋に学校の先生から東大受験を勧められた。国からの補助金が多く分配され研究がしやすい東大に魅力を感じ、東大受験を決めた。この合格体験記では受験を振り返って特に重要だったと感じる時期について書こうと思う。

高二夏

 この時期は数学に打ち込んだ。東進では定石問題演習、自宅では数Ⅲの問題集に取り組み、高校数学全体の実力をつけることを目指した。東大理系を目指すなら数Ⅲは高二夏までに終わらせておいた方が良いと思う。この時期に数学力をつけられたおかげで高二夏以降の共テ数学の得点は9割後半~満点で安定した。高二夏は大抵の人が受験モードになっていないので差をつけておくにはベストな時期だと思う。数学に限らず、自分の好きな科目に打ち込んでみるといい。

高三夏

 東進に通っていたので共テと二次試験の過去問に取り組んだ。
  • 共テ過去問

東大志望者の中には二次試験の配点が大きいため共テの対策に力を入れない人もいるが、あまりお勧めしない。特に今年のように二次試験で得点を稼ぎづらい年では共テで高得点が取れるとかなり優位に立てる。私は倫理が固まっていなかったが他の科目でカバーして全体9割を取るくらいの気持ちで過去問演習に取り組んだ。東進では8月末に共通テスト本番レベル模試があり、夏の頑張りを確認するには良い機会だと思う。この模試で高得点を取ることを目標に演習に取り組むと大幅な実力上昇が見込める。

  • 二次過去問

全然得点が取れず、果たしてこのまま勉強を続けて本番に間に合うのだろうかという不安と闘いながら10年分演習に取り組んだ。それでも過去問に取り組むメリットは多く、特に自分の苦手分野が何なのか知ることができ、夏休みを通して苦手克服に取り組めたのが良かった。英語ではリスニングが苦手だと分かり、夏休みは毎日シャドーイングに取り組んだ結果、夏終わりには3ミス以下に抑えられるようになった。また数学では非回転体の求積問題が苦手と分かり、夏~秋に問題演習に取り組み対策できた。

高三 12月

 この時期はなるべく二次の演習量を減らさないよう心がけ、東大模試過去問に取り組んだ。東大理系では国語以外の科目で差がつきやすいので数学90点、英語85点、物化90点を目標にし、余裕で合格点を超えることを目指した。夏に共テを固めていたため共テ対策の必要がほとんどなく、二次対策に他の東大受験者より長い時間をかけられた。12月に差をつけておくと本番までに追いつかれる可能性は低く、合格に一気に近づくことができる。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

通期講座

  • 数学の真髄

教科書には載っていないが、東大受験者は知っておいた方が良い概念や考え方を丁寧に説明してくれる。偶然ではなく再現性のある発想の仕方を学ぶことができる。

  • ハイレベル物理

物理学の描く世界観を味わうことができる本格的な講座である。一通り受講すれば教科書公式のほぼ全てを導出できるようになるだろう。理解できるまで何周も受講することを勧める。

  • ハイレベル化学

たった40コマで高校化学の全範囲を深く学ぶことができる。知識の点でも不足なく、東大よりマイナー知識を好む難関私大にも十分対応できる講座になっている。

東大特進

  • 東大物理

ハイレベル物理よりもさらに深い考察を行いながら古典物理の理解を深められる。理解度が一気に高まるのでハイレベル物理を事前に受講しておくことをおすすめする。

  • 東大化学

テキストの完成度は市販のどんな参考書よりも優れていると思う。他の参考書も持っていたが、結局東大化学のテキストだけで東大対策は十分だった。プレ~第Ⅴ期までのテキストで相当な分量になるので定期的に演習に取り組むと良い。

  • 数学の真髄

東大数学で必須となる考え方をたくさん吸収することができる。さらにテストゼミではライバルの答案を見られる貴重な経験もできる。どこよりも厳しい採点を受けられるテストゼミも魅力的である。

  • 東大への数学

問題選抜が素晴らしかった。テキストに予習用問題と復習用問題がついていて、授業内で行われるテストゼミと合わせて活用することで東大数学に対する自信がついた。また松田聡平先生の「答案を埋めろ」というアドバイスは難化した今年の数学で大いに役立った。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 今年は共テ、二次ともに大幅に難化した年だった。そんな中でも合格を勝ち取れたのは、理由もなく自分を信じることができたからだと思う。共テでは終わるまでそれまでの科目は満点だと思うことで、二次では難化した数学のあった1日目終了後に、明日は得意科目の物化があるからと思うことで最後まで自信を持って挑むことができた。難化しようと、得意科目で失敗しようと、根拠のない自信を持って試験に望んでほしい。