■センター試験得点 742点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
67 |
+ |
59 |
+ |
35 |
+ |
33 |
+ |
28 |
=222/440点 |
自己採点 |
65 |
+ |
50 |
+ |
45 |
+ |
25 |
+ |
30 |
=215/440点 |
■受験した感触・・・ 絶対落ちたと思って、英語の試験後泣いた。合格発表まで浪人も検討していた。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
E |
理科一類 |
C |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
東大受験を振り返って
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東大を志望したのは、高校受験が終わった時でした。当時、4歳年上の姉が東大を目指しており、その影響がとても大きかったです。通っていた高校は第三志望でだったのですが、第一志望の高校に落ちたとき、「大学受験では絶対に負けない」と誓っていました。それから、日本1ともいえる東大を目指すようになりました。
得意科目は数学でした。中学生の時に数学検定2級を目指していたおかげで、学校の授業は一通り分かっており、自分で購入した参考書を中心に問題演習をたくさんしました。やった問題は日付と正解したのか不正解だったのか、理解度などを必ずメモしていました。そうすることで、2,3周目をするときに自分の成長の度合いを確認しながら学習が進められます。また、数学の参考書は私自身に合うものと合わないものが大きく分かれました。合うとは、レベル、用途(問題量なのか質なのか)、レイアウト、解法・考え方、掲載されている解法の個数など様々要素が考えられます。自分で参考書を選ぶときは、本屋さんで自分の目で見て、他にその本を使ったことある人の評価(ネットも活用)も参照しながら、気に入ったものをやりこむようにしていました。
一方、不得意科目は現代文でした。現代文はすぐに伸びるものではないし学年を選ばない科目ともいえるので、早めに克服したいと思い、高1の夏休みから東進の林修先生の講座を受講していました。林修先生の授業は私にとっては毎回が面白くて、途中で止めてPOINTや心に刺さった言葉などをメモしていると、1.5倍速で再生しているのに、1講座あたり3時間くらいかけてしまっていました。やはりすぐには伸びるものではなかったですが、高3の冬頃からやっと、過去問演習講座で安定して得点が取れるようになってきました。
通っていた高校は第3志望だったとはいえ、自分で選択した高校であり、とても楽しんでいました。1年生の時は委員会で行事の運営をし、2年生の時は部活で大会に出場させてもらいました。もちろん部活との両立は悩みました。でも、朝のHR前の時間や、夜帰った後、休日は勉強に時間を注いでいました。部活で体を動かした後は、心身リフレッシュしていて、とても集中して勉強できました。
東大では人とのかかわりを大切にしていきたいです。東大では自分と同じものに興味関心を持つ人、同じ分野において将来の夢を持つ人、あるいはまったく違うものの考え方をする人等、本当にいろんな人に出会えるのではないかと思っています。そんな場に身を置けることになったこの運命に感謝し、あらゆるチャンスを一つ一つ手に取り、活用し、大いに成長し、将来につなげるステップにしていかなくてはいけないと強く考えています。
最後に、当日は「東大で学びたい」という自分の強い気持ちを解答用紙全体で採点者に伝えようとするべきです!
■東進東大特進コースについて
理系の物理選択者は苑田尚之先生のハイレベル物理がおすすめです。物理で微積を使うことは数学とはなんだか違う難しさがあって、なかなか慣れませんでした。しかし、苑田先生は物理の本質を高校生にも分かるように説明しようとしてくれていると思います。講座のノートを何度も振り返り、時には再受講もして、1回目では、もやもやしていたことが、徐々に分かるようになっていきました。それは、受験直前まで続きました。苑田先生の授業は、物理に興味を持たせてくれると思います。
加えて、過去問演習講座もおすすめです。東進の添削サービスはとても役立ち、自分では気づけなかったミスや答案の書き方等を指導していただいて、学習の手助けになりました。添削者が東大生であるため、疑問に思ったことを質問すると納得のいく回答や励ましの言葉が返ってきて、心の支えになると同時に、楽しみにもなっていました。また、東進の解説や解説授業も役立ちました。問題の出題意図や背景知識、他の分野や問題との関連付けもできて、過去問も有効に使い、一つの参考書のように扱うようになっていました。
東進はデータが豊富です。他では得られない東大受験の情報たくさん用意してくれていると感じます。そのデータを有効に利用することは、誰にとっても受験勉強の手助けになると思います。私は東進のデータを利用して、過去の先輩方と比較することで自分の立ち位置を確認したり、本番の点数の稼ぎ方の作戦を考えてみたりもしていました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
大学受験は知識も増えるし、精神的にも鍛えられる時期だと感じます。悩むたびに自分のやってきたことを振り返り、誰かに相談し、今後の計画を自分で立てることになると思います。その経験を通じて、ものの考え方が変わったし、さらに自己管理力のようなものが成長した気がします。私なりの時間の有効な活用の仕方も身に付きました。ここで得たものは大学に行ってから、役立つものがたくさんあるんじゃないかなあと思っています。辛くても、将来のために、最後まで努力しつづけるべきです!