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東京都 国立 筑波大学附属駒場高等学校 卒
東京大学 理科一類

田部 主真さん

■共通テスト得点 909点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 世界史

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 77 56 47 56 29 =265/440点
自己採点 80 60 50 60 30 =280/440点

■受験した感触・・・ 共通テストと比べて緊張することなく、数学の激難化もあまり影響を受けずに実力を出し切れた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 B

Vent au visage rend l’homme sa

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東京大学について

 周りの空気に流されて高校に入った時から漠然と東京大学を志望していたような気がする。しかし、東京大学は確かに日本で最も学問を究めるのに適した大学であり、将来物理学の研究をしたい私にとって最適な大学であったのである。学問は東京大学でなくともできるかもしれないが、日本で研究に関する予算が最も大きいのはこの大学であり、そこで出会う仲間も学問に関する能力では青天井であろう。もし、将来学問をしたいのであれば東京大学を志望することをお薦めする。

受験勉強について

 以下、私の各科目の勉強方法について書く。
  • 国語

私は理系であったので高2の間はあまり気にすることはなかったが、高3になって東進の古文と現代文の講座を受けた。この講座は私の国語の力をつける上で大いに役に立ったと思う。

  • 数学

高校受験の時からあまり数学は得意ではなく、得意科目になることはなかった。ただ、東大数学は基礎をしっかりと固め、記述の訓練を行いミスに気をつければどの年でも(2026は厳しいかもしれないが)60を割ることはないと思う。この程度が取れれば数学のせいで落ちるということはなくなる。

  • 英語

帰国子女だったのであまり参考にならないかもしれないが、東大英語は1B、リスニング、長文に関しては英語に慣れれば必ず満点を目指すことができる。要約、英作文、和訳に関してはできる限り多くの訓練を積むことが良いだろう。これらは多くの面で純粋な英語力というよりは作文力や要約力などの国語力が求められる。

  • 物理

私は物理が元々好きだったので、大学物理の教科書や物理オリンピックの教科書を使って物理の勉強をしており、受験勉強にもこの時養った力が大いに役に立っただろう。物理は問題をがむしゃらに解き、解法を覚えるのではなく、その現象を記述する原理を意識して、その問題の本質を捉えながら勉強してもらいたい。

  • 化学

私は化学が高3になるぐらいから苦手科目になってしまい、結局本番でも化学が確実に足を引っ張った。この教科に関しては、基礎を固め、ちゃんと必要なものを暗記した上で問題を解いた方が良いだろう。そして、基礎が忘れそうならすぐに確認し覚え直そう。暗記が嫌いだった私は共通テストが近くなるまで基礎が固まらない状態できてしまい、共通テスト直前になって大量の暗記をこなす羽目になった。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東進の通常の講座について

 私は林修先生の現代文と栗原隆先生の古文の講座を受けていたが、それぞれ役に立ったことを書く。
  • 現代文

林修先生の現代文は透徹した論理の下、文章の構造を解剖し、求められる答案を作る方法がかなりわかりやすく解説されている。それまで私は感覚的に現代文を解いており、不必要な記述や文章を誤読することがあったが、それらが改善されたと思う。

  • 古文

栗原隆先生の古文は古文読解の基礎となる文法知識から古文常識まで、コミカルな語り口調から楽しく覚えながら、読解力をつけることができた。こちらも感覚的に解くのではなく知識に基づいた正確な読解力をつけることができた。

過去問演習講座について

 私は東大の過去問演習講座を受けていたが、私だけなら採点方法がわからなかったりして億劫になってしまう採点をしてくれるのはとてもありがたかった。特に、国語や英語、数学は記述部分の採点が大きく影響するため、根拠のある点数を知ることができたのは大きいと思う。

東進の模試について

 東進は共通テストの模試の比重が大きく、本番までに多くの模試を受けることになるが、これはとても良いことだと思う。共通テストはマークシートという二次と違う形式で東大志望者の場合9割という高得点勝負となるため、二次とは全く違った緊張感の中でスピードと正確性を兼ね備える必要がある。これには早いうちから多くの訓練をこなして慣れることが必要だと思う。多くの受験生は年明けから対策を始めることが多いが、この場合十分に慣れていないと、本番の焦りでマークミスなどのケアレスミスをしてしまい大きく点を落とすことがある。このリスクを大きく低減させることができるのは良いと思う。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験勉強は楽しいことだけではなく、必ず苦しいことも、辛いこともあるだろう。しかし、自分が2月25日に今までの勉強を後悔せずに本郷や駒場で試験を受けられるためにできるだけのことをしよう。東京大学は何も異次元の能力を求めているわけではなく、普通のことがどれだけできるかを測っているのである。サボらず自分を鍛えればきっと合格を掴み取れることだろう。