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兵庫県 私立 神戸女学院高等学部 卒
東京大学 理科一類

古賀 友里愛さん

■センター試験得点 点/900点

■センター試験得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 87 105 42 51 50 =335/440点
自己採点 95 102 35 50 54 =336/440点

■受験した感触・・・ 数学、物理、化学は易化した?英語は長文が難化した?

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 A 理科三類 A 理科三類 A 理科三類 B

高2冬までの基礎力が大事!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 中3から高2冬は、日頃から英語、数学、化学(高1~)、物理(高2~)の宿題と復習と市販の問題集を確実にこなし基礎力を付けた。東進衛星予備校では高1冬から苑田尚之先生の「物理攻略 原子・原子核」と「ハイレベル物理」を全受講し、物理の基本を理解した。数学は月刊の問題集を、物理、化学は先輩方お薦めの市販の問題集を解き、基礎力を付けた。この時期に英語、数学、物理、化学の基礎力を付けたことが受験でアドバンテージになった。東大入試同日体験受験は国語が最悪の出来で、偏差値が0.5足りず理三B判定となった。
 高3春は、判定は理三でとることにしたが、私は理一志望で余裕が有ったので、春は東進衛星予備校で「大学の数学」シリーズを受講した。その為、理三志望者に比べ受験勉強が遅れたが、それは過去問や演習量の差によるものと考え、心配しなかった。
 高3夏は、通常の学習、東大特進の各講座の学習、市販の問題集をこなし、東大等の過去問集には全く手を付けずに東進東大本番レベル模試、東大入試実戦模試、東大入試オープンを受けた。数学のケアレスミスで20点もの大失点をした模試もあったが、結果は全て理三A判定だった。
 高3秋は、夏と同様に通常の学習、東大特進の各講座の学習、数学問題集、東大過去問集を少しこなし、受験勉強7割程の仕上がりで東進東大本番レベル模試、東大入試実戦模試、東大入試オープンを受けた。結果は、東進は総合順位が1桁の理三A判定、東大オープンは理三A判定、東大入試実戦だけが5点足りずに理三B判定となった。この時期も苦手な国語の点数が成績を左右していた(余談ではあるが、東大模試ではほぼ毎回数学で20点程の採点ミスが有り、申請後に理三A判定に変わるということが多々有った)。
 高3冬は、模試直後、一気に数学、物理、化学の東大等の過去問集をやり切った。英語は東大過去問集のみで、他大学のものはしなかった。東進は理系全体での総合順位が15位(理三では12位)と悪くはなかったが、判定は理三B判定だった。苦手な国語は諦め得意な科目で点数をカバーすることに切り替えた。
 直前期(入試12日前~2日前)は、初見の問題に触れておくことが大事だと考え、数学、物理、化学の初見の模試過去問を毎日セットで解いた。英語に関しては、幼少期から触れており、リスニングにも不安が無く成績が安定していたので、初見の模試の過去問は3セットだけにした。英語のニュースはよく見ていた。

■東進東大特進コースについて

 主に高3から東大特進コースの講座を活用した。

〈物理〉苑田尚之先生の東大物理

 苑田尚之先生の授業は非常に分かり易く、本質から物理を理解できるようになった。

〈化学〉鎌田真彰先生の東大特進化学

 以前、他でも鎌田真彰先生の化学を受講したことが有るが、非常に分かり易い授業だった。東大特進化学は遠方の為、出席できなかったが、ノートコピーと教材は非常に役立った。t-PODの講座を活用した。

〈現代文〉林修先生の東大現代文

 林修先生の授業のお陰で現代文が理解できるようになった。分かり易い授業で先生の実力は評判通りだった。予定が合わなかったので私は主にt-PODで受講していた。

〈古文〉栗原隆先生の東大古文

 丁寧な添削指導付きの講座で、古文が理解できるようになった。t-PODなので自分の予定に合わせて受講できた。

〈漢文〉三羽邦美先生の東大漢文

 三羽邦美先生の授業は分かり易く、漢文が理解できるようになった。テキストもとても良かった。t-PODなので自分の予定に合わせて受講できた。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 点数配分の小さい科目については、苦手で点数が取れなくても神経質になる必要はないと思う。得意な科目の点数を伸ばしてカバーする方が理一志望者にとっては良いと思う。国語が苦手な私も実際そのようにした。
 模試等で間違えた問題は放っておかずにすぐに解き直し、注意すべきポイントや間違い易いポイントを科目毎にまとめ、いつも目を通すことにしていた。試験前のチェックにも役立ち、お陰で同じ間違いを繰り返すことは無かった。