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兵庫県 私立 灘高等学校 卒
東京大学 理科一類

寺﨑 陽登さん

■共通テスト得点 900点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 日本史

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 66 53 50 38 30 =237/440点
自己採点 80 40 40 40 20 =220/440点

■受験した感触・・・ 五分五分。漢詩で誤読した。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 B 理科一類 A 理科一類 C

一年間の振り返り

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望動機

 私は幼少期から宇宙工学に関心を持っていた一方、歴史や文学などの文系分野や、宇宙以外の工学にも興味があったので、1)航空宇宙工学科があり、2)進学選択制度のある、東京大学理科一類を志望しました。

高3開始時点での各科目の状況

  • 英語

中学入学時点でほぼゼロからのスタートでしたが、高2初期で英検準一級を取得。自分の中では得意科目寄りではあったものの、模試では70点台で伸び悩み。

  • 数学

数弱であるのに加え、模試で或る問題に詰まるとすぐに次の問題に行き、そこでも詰まると……を繰り返す悪癖があり、低い点数しか取れていませんでした。

  • 国語

高2から東大特進で林修先生の授業を受けていたおかげもあってか周りより高い点数は取れていたものの、その差は小さく、かといって他教科のことを考えると国語に時間を割けなかったので、「夏ごろに国語のアドバンテージが無くなる」という意識で他科目を強化しよう、と決めていました。

  • 理科

高2までに1科目は完成させた方が良いらしいですが、東大入試同日体験受験では物理も化学も悲惨な有様でした。

  • 社会

もともと好きだったので迷わず日本史を選択しましたが、定期試験前日と学校の授業時間以外で全く勉強しなかったので、8割前後で伸び悩んでいました。

高3夏休み前まで

 「国語のアドバンテージがあるうちに他教科を頑張る」と決心したはいいものの勉強に身が入らず。数学と英語は一定の演習量を確保していましたが、力学が多少改善された程度で、目立った成績向上は見られませんでした。

高3夏休み~年末

 過去問演習講座で過去問を1998年から古い順に解き、2020年までを一周しました。英語が80~100点台を揺れ動く一方で、解答戦略が安定したこともあって数学は徐々に改善され、合格者平均を狙えるくらいになりました。また、放置していた有機化学の勉強に本腰を入れました。

高3年明け~共通テスト

 有機化学が改善したことで改めて無機と理論の酷さを自覚し、鎌田真彰先生の東大特進化学をまとめて受講した上で、学校で配られていた問題集をもう一周しました。それ以外の二次対策は東大特別演習で英文和訳や和文英訳、複素数、二体問題などを解くぐらいで、他の時間は専ら共通テストの実戦形式の問題を解いていました。この期間で伸びたのが日本史(8割前後→共通テスト本番で97点)と化学くらいだったので、もっと二次対策に時間を割いても良かったかもしれません。

高3直前

 残っていた過去問(2021年~2025年)と東大特別演習で本番タイプの問題をこなしました。コツをつかんだのか物理が上昇するも、代わりに数学が大幅に下落。また、駒橋輝圭先生の4A対策授業を受講した際、1年間単語や文法をサボったことによる忘却を痛感して、そこからは英単語帳を再び見るようにしました。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

授業(東大特進コース)

 特におすすめの講座は以下の通りです。
  • 東大現代文(林修先生)

元々私は現代文を感覚で解いてしまっていて、それにより解答根拠となる要素を頻繁に見落としていました。林先生は根拠となる部分を論理的に策定し明示してくださるので、授業を受けるようになってからは「模範解答で示されている要素を解答に含めるべきか、解答を作る際にそもそも検討すらしていなかった/要素を読み飛ばしていた」ということが大きく減り、得点上昇につながりました。

  • 東大古文(栗原隆先生)

中学校で古文を怠り、高1の夏休みに詰め込んだものの付け焼刃で身についていなかった私にとって、古文を学ぶ意味から解説してくださる栗原先生の授業は目から鱗でした。板書のイラストや図解が分かりやすく、古典常識をいつの間にか理解できます。配布された資料集を空き時間に見て単語や文法・古典常識を頭に入れるようにしていました。

  • 東大英語in Depth(駒橋輝圭先生)

東大入試の緻密な分析に基づいた授業で、説得力がありました。オリジナル問題の質が高く、その難易度に自信を失いながらも実力が付いたと思います。

  • 東大特進化学(鎌田真彰先生)

俯瞰的な解説を聞くことで、別々に覚えていたために混乱していた知識が体系化され、明確に指針を持って問題に向き合うことができるようになりました。

過去問演習講座

 自己採点することで力が付くという考え方もあるでしょうが、個人的には採点にかかる手間を省けるというのは利点だと感じました。毎回採点スタッフの方が励ましのメッセージを記してくださるのも良かったです。

東大特別演習

 自分に必要な分野の東大レベルの問題を数多く解くことができ、柔軟で効率的な学習につながりました。各大問に合格者平均得点率が表示されていたので、それを通して難易度を把握し、目標としていました。

東大本番レベル模試

 返却が速いので、手ごたえを忘れないうちに結果と比較でき、「なぜ感触と結果がずれたのか」を考えることで改善点を洗い出せました。頻度が高いので、前回の模試からの学習がどれほど実を結んだのかを確認できるのも良かったです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私はかなりミスの多いタイプの人間で、恐らく読んでいる皆さんの中にもミスに悩んでいる人がいると思います。対処法は様々あるでしょうが、私は最後にまとめて見直しの時間を取るよりも、細分化して見直しの時間を確保していました。例えば数学では3~4行書くごとに、英語・国語・物理・化学では一問ごとに、といった感じです。参考にしてみてください。
 ちなみに本番でも結局ミスはしたんですけどね。