■センター試験得点 794点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
84 |
+ |
21 |
+ |
53 |
+ |
40 |
+ |
33 |
=231/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
8 |
+ |
60 |
+ |
36 |
+ |
36 |
=230/440点 |
■受験した感触・・・ 一日目惨敗。二日目は切り替えというか開き直りというか。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
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文科一類 |
A |
文科一類 |
A |
文科一類 |
A |
楽しんだもん勝ち
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
英語
比較的得意。高1・2年時は学校の授業と英検対策中心、3年時は東大の過去問中心に勉強しました。直前はスキマ時間にイヤホンで東大リスニングの音声を1.5倍速で聞いていました。
英語は磨き続けないとすぐに能力が鈍る教科だと思います。「一日一長文」の実践や、英語のニュース等を聴くなどして、日常的に英語に触れていくのが効果的です。あまり気張りすぎると長続きしないので、私は少し簡単に思えるくらいの素材を使ってトレーニングしていました。
国語
現代文については、東進の授業での演習が主でした。私は漢字と語彙が弱かったので、わからないものに出会ったらその都度確認するよう意識していました。古文と漢文については、単語・文法を学校の週テストを活用して固め、演習は量重視でした。結果として古文はあまり伸びきらなかったように思えるので、もう少し質を重視し、もっと丁寧に復習したほうがよかったかもしれないと、後悔しています。
数学
大好きですがその気持ちがあまり点数に反映されなかった教科です。苦手意識はずっと持っていたので、つまずいたときは迷わず簡単な問題に戻って繰り返し演習しました。3年の夏休みは「これが最後のチャンス」と思って集中特訓しました。
私はケアレスミスが多く、いつも悔しい思いをしていたので、青木純二先生の“ケアレスミスをなくすにはできるだけ計算しない”という考え方を知ったときには「その手があったか!」と、なにか救われたような気持ちでした。そのことに気づいたからといって、計算をなくせる思考力がすぐに身につくわけではないので最後まで苦労しましたが。本番も、0完どころか第問1の(1)しかろくに解けず、散々な結果でした。
世界史
高3の夏前には東進の授業で通史を終わらせましたが、知識固め、流れの整理は学校の授業、定期テストの勉強が中心でした。一問一答形式の問題集を8周ほどして知識を確実にしました。また図説はどのあたりにどのようなことが書いてあるかわかるようになるくらいまで、隅から隅まで読みました。読んだだけで「勉強したフリ」になってしまいそうだったので、教科書は記述問題の復習の際、言い回しを確認するという使い方でした。過去問は10年ほどしかできませんでしたが、小論述だけでももっとやっておけばよかったと思います。
日本史
小学校のころからずっと苦手意識があった教科です。高校でも、つい世界史に偏りがちで知識の詰めが甘かったです。高3になって、これではいけないと思い、勉強時間を増やしました。共通テスト直前に猛烈に演習したことで少し知識整理され、安定したように思います。東大対策は過去問を復習まで丁寧にやりました。それが功を奏し、本番では楽しんで解けました。
■東進東大特進コースについて
東大特進
現代文(林修先生)と数学(青木純二先生)の授業を受講しました。ハイレベルで充実した授業は本当におもしろいものでした。現代文では、それまで感覚で答えを作っていた私も、ある程度根拠を持って解答できるようになりました。また青木先生の数学も、自分がいかに表面的な理解にとどまっていたかを実感し、既存の知識を自ら組み立てなおせるような、本質を見せてくれる授業でした。できることならライブ授業も受けてみたかったです。
過去問演習講座
10年分、全教科添削指導を受けられるので、非常にありがたかったです。記述式の問題では、表現の仕方によってうまく伝わらなかったり、意図していたのとは異なるかたちで受け取られたりすることがあるので、第三者による添削は不可欠だと思います。解説授業も充実していて、私は数学や国語、日本史は解説授業を受けて理解を深めました。また特に日本史は、解説が非常に詳しくついているので、皆さんもぜひ活用してみてください。解説を印刷してまとめておくと、直前の確かめにも使えるのでおすすめです。
東大本番レベル模試
他に比べて圧倒的に返却が速く、回数が多いので助かりました。本番と似た形式や緊張感で実力をはかれるのでとても良いです。また全国の東大志望者の中での自分の立ち位置を知ることができるので、井の中の蛙になることを防ぐのに効果的でした。私自身は高2の時から英・数・国だけ受けていましたが、そこで自分がどれほど実力不足か痛感したことがその後の良い起爆剤になったと感じています。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私から皆さんへのアドバイスは一つだけです。受験を楽しめ!ということです。
「努力は報われる」という言葉がありますが、現実には報われる努力ばかりではないと思います。私自身、必死になって努力しているのに報われない、結果が出ないことが多々ありました。当たり前ですが報われないのは非常につらいです。自分の努力は無駄だったのか、と思えてきます。でもそんな時、受験勉強そのものを楽しむことができていれば、それだけでその努力は価値のあるものになるのではないでしょうか。自分に嘘をついてまで無理に楽しむ必要もありませんが、ぜひ逆境も何もかも楽しみながら駆け抜けてください。東大で待っています!