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群馬県 県立 前橋女子高等学校 卒
東京大学 文科一類

阿佐美 香帆さん

■共通テスト得点 828点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 0 0 0 0 0 =0/440点
自己採点 70 30 70 45 35 =250/440点

■受験した感触・・・ 英語、難化か……

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 B 文科一類 C 文科一類 A 文科一類 B

緻密な点数設計と徹底的な過去問演習

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東大を目指し始めたのは、東大に合格した兄の姿を間近で見たことがきっかけでした。比較的文系科目が得意だと自覚していたこと、明確な将来の夢が定まっていないものの、ハイレベルな環境で学びを深めたいと思ったことから、文科一類を志望し始めました。中学時代には、定期テスト対策に積極的に取り組む一方で、学校の授業や課題以外で英検対策、数学の先取り学習などを進めました。高1・2年時には部活と勉強の両立に苦労しましたが、学校の休み時間や移動時間を活用して勉強時間を確保しました。地方公立女子高の東大志望者だったので、首都圏の中高一貫生に後れを取らないため、早期に東大形式の模試に挑戦するなどしました。高1時の成績に慢心し高2前半に気が緩んだことで、受験期前半には成績が低迷し悩みましたが、自分の得意科目を最大限に活かした点数設計をし、粘り強く学習を進めました。以下、各教科の勉強方法等について記します。
  • 現代文

東大頻出のテーマを過去問で押さえ、形式が変わった2017年以降を優先的に解きました。高3夏以降は毎週1年分過去問を解きました(古典も同様)。直前期には共通テスト対策時の解法が抜けず苦労しましたが「傍線部の徹底分析・段落相互の論理関係」を意識することで感覚を取り戻すことができました。

  • 古典

過去問の演習量の差が得点差に繋がります。高1・2年時に単語や文法など基礎的な事項を確実かつ網羅的に覚え、高3時には、解いた古典の問題を復習し、過去問演習では紛らわしい文法識別といった東大頻出の事項を確認するとともに、傍線部だけでなく全文の解釈を行うことで学びを最大化できるようにしました。東大古典では正確な逐語訳の上で、文脈に合わせた適切な現代語訳が求められます。直前期には、問題集を活用し解いた過去問を徹底的に復習しました。

  • 数学

高1・2年時は、網羅系参考書などで学校に先行して学習を進めました。高2後半からはよりハイレベルな問題集を使い、各単元を復習し、高3夏以降は東大の過去問に取り組みました。1年分全てを解き切るというよりも100分の中で得点を最大化するために、どの大問に注力して完答すべきか見出しながら取り組み、そこで得た答案や解答の方針をノートに記録しました。直前期は、直近の過去問を、制限時間内で解き、それまでに解いた過去問を徹底的に復習しました。

  • 英語

最も得点源にしたい科目でしたが、私に限らず東大に合格した周囲の仲間も、高1末頃には単語や文法といった基礎的事項がほぼ完璧に頭に入っていました。東大合格には英語の実力を早期に安定させることが必要不可欠です。高2後半からは大問ごとにノートを作成し、過去問演習をしました。東大英語では、高速で情報を処理しつつ総合的な英語力を発揮する必要があります。第一段落の役割、文章の抑揚などを捉えながら強弱をつけ英語を読むことが肝要です。リスニングは、高3時に毎日移動時間などで音声を聞くことで、問題を解く実践力を高めました。直前期は、東大形式の模試の過去問を、時間を意識して解き、アウトプットの量が不足しないようにしました。

  • 歴史

高2の秋頃から、日本史・世界史ともに計150題以上(東大以外の問題含む)の論述問題を解きました。論述対策には、教科書を2冊以上使用することが必須です。教科書に不足している記述を直接書き込むことで、情報を一箇所にまとめ、復習を効率的に行えるようにしました。過去問演習などを復習ノートにまとめ、復習しました。

世界史は小論述・一問一答を軽視することなく、周辺史・文化史などを含め網羅的に学習することが肝要です。直前期には、現代の問題と絡めたテーマが第一問の大論述で出題される場合などを想定して対策を進めました。日本史は、リード文に揺さぶられることなく、そこから知識を想起して主題に合わせ論述する練習を重ねました。日本史は世界史と違い、出題者の歴史観に沿って論述を構成できているかが問われるため、東大の歴史観が強く反映された過去問を徹底的に復習する方が効果的かもしれません。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

  • 東大特進の授業は全てオンラインで受講しました。現地に通うことが困難だったため、オンラインでの受講はありがたかったです。
  • 東大特進の林修先生の授業で基本的な解法の確認から過去問演習まで対策することができます。過去問を復習する際には、テキストに記された複数の解答例と自分の解答を比較し、解答例の共通部分が自分の解答に欠如している場合はその原因を突き止めるように心がけました。

東大本番レベル模試

  • 模試の復習を通じて、自分の課題を分析して、過去問演習に積極的に生かしました。
  • 歴史の論述テーマは東大形式の模試からの出題の可能性も高いため、丁寧に復習しました。
  • 回数が多く、答案の返却が圧倒的に速い点はありがたかったです。
  • 英語では、本番を想定し、雑音の入った音声でリスニングを実践することができました(本番では、思ったよりも音声が綺麗に聞こえました)。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 高3夏頃に共通テストや二次試験での各教科の目標点を設定し、教科別の得点力や勉強時間に偏りが出ないように留意しながら学習を進めました。
 試験当日にあるべき自分の姿を想像し、そこから逆算して大まかな勉強プランを考え、周囲に流されず日々着実に、超然とした姿勢で実行していくことで合格への道が見えてくるはずです。焦りすぎず、自分を信じて、試験終了のその時まで最善を尽くしてください。応援しています。