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兵庫県 私立 甲陽学院高等学校 卒
東京大学 理科一類

髙原 稜生さん

■センター試験得点 803点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 0 0 0 0 0 =0/440点
自己採点 60 50 36 30 43 =219/440点

■受験した感触・・・ 点数を取らないといけない物理、数学が出来なかったので、ヤバイと思った

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 B 理科一類 C

何事もコツコツと

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東大を本格的に目指し始めたのは高3になる直前でした。それまでは東大は厳しいかなと何となく思っていました。案の定東大入試同日体験受験も散々の結果で、「あ、やっぱ厳しいかな」ともおもいました。しかし逆にここから合格してやるというやる気が出てきました。今考えるもう少し早くからやるきを出してていれば、受験期後半に色々な勉強を詰め込み過ぎることはなかったと思います。やはり志望校が決まっていると勉強のモチベーションも保ちやすいと思うので、高2の初めには「ここに行きたい」と決めて学校の勉強に加えて受験に向けた勉強を始めておくと、他の人よりも余裕をもって、最後まで勉強に取り組めるかなと思います。

英語

 私は英語が出来ませんでした。なので、もちろんいろんな勉強法を試してみたり、参考書を読んだりしましたが、最後まで成績は上がらず、最後の方は「まあ、受験者平均とれればいいや」と思ってました。でもリスニングだけは、学校の先生にとれるようにした方がイイと言われたので、しっかりと日ごろからやっていて、ある程度の点数を取れるようにはなりました。英語が苦手でも全部中途半端にするのではなく、自分が点数のとれるところを考えてできるだけ点数を取る努力をした方がいいと思います。その勉強方法は私は分かりませんが。

国語

 古文、漢文などの分野は、単語、句形などの知識がベースになっているので、一度集中してやる機会を作れば、ある程度とけるようにはなると思います。その後は折角覚えた単語を忘れないように定期的に確認しつつ、過去問などで、演習して解答の書き方を練習していくことで安心して、古典はある程度は安定して解けるようになると思います。現代文については、授業を受けて、やり直してを繰り返しても、感覚がつかめないということもあるとおもうので、ある程度の妥協は必要かなと感じました。

数学

 得点はある程度取れる一方で、一番苦労した科目でもありました。様々な問題をこなす中で、しっかりと解法を身につけていくのが手間も時間もかかりますが、やはり確実な勉強法ではないかなと思います。特に私は整数問題が結構苦手だったのですが、問題演習を繰り返すなかで、全く手につかない、解法がうかばないという問題は減ると思います。
 どんな問題を解くときでも、解けた解けなかったで終わるのではなくなぜこの解き方を選んだか、他の解き方は出来ないか考えれば、より解法、理解も深まるのではないかと思います。

化学

 計算問題はどうしてもミスが発生してしまうところではあるので、まず知識の部分で確実にとれるように自分の穴を語句等の知識の穴を埋めるべきだと思います。また計算問題に関しても、ある程度形の決まったものも多いので、難易度の高めの問題集などでしっかりと演習量を積むのが大事だと思います。

物理

 問題演習だけだと自分の理解が甘いところも多く、苑田尚之先生の授業などと併せて着実にしっかりとした理解をみにつける必要があると思う。なので一度問題集に挑戦してみて少しでも分からないところがあるようであれば、ほっておくのではなく逐一授業を見返したり、参考書を調べてみることが重要だと思います。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 苑田尚之先生の物理の授業を受講していました。授業を受け始めた夏前までは、問題演習などを続けてもなかなか成績を伸ばすことが出来ていませんでした。しかし、苑田尚之先生の授業を受けて、物理の勉強の仕方というものを学びました。問題集をただといて、直して満足するのではなく、深い考察をすることを心掛けるようになり、授業と併せて物理の面白さ、本質を学ぶことが出来ました。国語の林修先生の授業も受講していました。それまで何となくで文章中の言葉をつなぎ合わせるだけでしたが、林修先生の授業を受けて現代文の見方、解き方が一変し、まったく見当違いというような解答を書くことをほぼなくせるようになりました。

過去問演習講座

 私はこの講座が非常に有意義だったと思います。問題集で過去問を解いている時、自己採点でどうしても甘くつけてしまったり、自分の点数の良し悪しが分からず不安になることがあったのですが、採点者の方が細かいところまで、チェックしてくれてかつかなり厳しく採点もしてもらえますし、昨年の受講者の平均点や分布が載っていたりするので、自分の現状を認識することも出来助かりました。また解説授業もついているので、問題への取り組み方も分かりましたし、この解説で苑田尚之先生の講義を初めて見て、東大特進の物理の授業を取ることも決めました。

東大本番レベル模試

 他の模試に比べて返却も早く、自分の中での感覚が残っている状態で結果が確認できるのですごく助かりました。自分の出来てない分野をグラフなどで示してくれているので、その後の勉強方針の計画づくりにも非常に役立ちました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験直前になるとどうしても自分が出来ていない所ばかりが目に付いてしまうが、あまり気にしすぎてしまい焦っていろんなことをしようとすると、かえって一つ一つが不完全になってしまうので、特に優先すべきことを見極めて、一つ一つを完璧にした方がいいと思う。