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滋賀県 県立 膳所高等学校 卒
東京大学 理科一類

竹内 楽之心さん

■センター試験得点 812点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 84 59 48 42 38 =271/440点
自己採点 85 55 40 20 28 =228/440点

■受験した感触・・・ 数学でこけたので焦った。でも最後の英語で挽回できた(ような気がする)。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科三類 B 理科三類 B

高いレベルを目指すということ

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は高2の夏に東大に行きたいと思い始め、受験を意識した勉強をするようになりました。ここでは、時期ごとにどのように勉強していったのかということや、私が東大を受験するにあたってどのようなことを意識して取り組んでいたのかなどについて紹介しようと思います。

時期ごとの勉強

1)高2(8月~3月)

この時期は英数を中心に勉強していました。国語は古文単語を覚えるくらいでした。理科は未履修の範囲を先取りしていました。

2)高3

高3の4月から東大特進に入り、東大特進の受講を中心に勉強していました。8月からは東大特進の受講と並行して過去問演習を始めました。共通テストについては、1か月ほどあれば大丈夫かなと思っていたので本格的に対策を始めたのは12月に入ってからでした。共通テストが終わった後は、すでに解いた過去問や東大模試を復習したり、まだ解いていない過去問や東大特進のテストゼミを解いていました。


意識していたこと

1)志望校をあげてみる

私はもともと東大の理一を志望していましたが、そこで私が目標としていたのは理三の合格者平均点です。模試などでも第一志望に理三と書き、理三でA判定を取ることを目標に勉強を進めていました(実際はB判定までしか取れませんでしたが)。最終東大本番レベル模試では理三がB判定だったので、理三にこのまま突っ込むか理一に落とすかとても迷うことになってしまいました。これが志望校をあげることの唯一のデメリットではあるのですが、これを除けばいいことづくめだと個人的に思っています。おすすめです。

2)勉強の計画を立てる

私は計画を立てないとだらけてしまうタイプなので、計画を立てることは必須でした。計画を立てる上で、私は短期間の計画と長期間の計画を立てることにしていました。

短期間の計画としては、1日にどの教材をこなすかを前日のうちに簡単に書き出していました。そうすることで、「何を勉強しようかな」と悩むことがなくなるのでお勧めです。勉強する順番として、書き出したものに番号をふっておくとさらにスムーズに勉強を進められると思います。

長期間の計画としては、例えば東大模試までにこの教材をこれだけ終わらせる、過去問をn年分やるなどという風に決めていました。そうすることで大きな勉強の見通しが立ち、先に述べた短期間の計画をたてやすくなったり、モチベーションがでてきたりします。

3)妥協しない

私は理科一類を受験しましたが、国語もそれなりに勉強しました(現代文は林修先生の東大特進の講座をとったり、古典は過去問の本文を現代語訳したり)。確かに国語は理系の東大受験においては配点が低いですが、「理系だからやらなくてもよい」と考えていると平均すら危うくなってきます。特に古典は勉強すれば得点が上がりやすい科目だと思うので、理系だからといって全くやらないのはやめましょう。もちろん国語以外の科目ができていないならそれらを優先したほうがよいとは思いますが、すでに高得点をとれる科目をさらにのばすよりも、できない科目を平均点に持っていく方が簡単なんじゃないかな?と思います。

■東進東大特進コースについて

東大本番レベル模試

 東大本番レベル模試は映像による解説授業があったので、問題の復習が非常にやりやすかったです。また、1年間に4回もあるのがとてもありがたかったです。特に、二次試験直前の1月の最終東大本番レベル模試で自分がどれだけ完成しているかを確認することができ、とても助かりました。この模試の成績表には順位や偏差値だけでなく、受験者の昨年度同時期成績分布が掲載されており、自分が受験者の中でどのような位置にいるかを知ることができました。

過去問演習講座

 過去問の解説と添削が受けられます。問題演習の時には理解できなかった箇所を解説授業で理解し、記述答案の細かなミスを添削してもらうということを繰り返し行うことで、着実に得点を上げることができたと思います。2022年の解説から始まった全体概観では、問題全体としての例年比の難易度などを知ることができ、非常に有用だと思います。

東大特進コース

 東大特進コースではレベルの高い講座が多数開講されており、実力のさらなる向上が大いに期待できます。授業以外にも東大受験生に役立つ多くの情報を東大特進コースでは得られることができるので、とてもおすすめです。現役東大生のスタッフと電話で話すことができるので、モチベーションの向上につながると思います。

東進アプリ

 私は東大二次リスニングのアプリを使っていました。登下校の際に音源を常に聴くことで、耳を慣らしていました。雑音有の音源があったり、再生速度を上げたりすることができるのがよいと思いました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は直前になって伸びるというタイプではなく、長期間コツコツと勉強をして着実に成績を伸ばしていったタイプでした。冠模試などでもまずまずの成績を取り続けることができていましたが、それでも気を抜かずに勉強を続けていました。みなさんがもし模試でよい成績をとっても、「もうこれだけ点数が取れているから十分だ」と妥協せず、さらなる高みを目指して努力し続けるようにしてください。もし模試の成績が悪かったとしても、どの部分が取れていないかを徹底的に分析し、次の模試(もしくは本番)で悪かった部分を修正できるように学習を進めていってください。応援しています!