■センター試験得点 点/900点
■センター試験得点選択科目 物理 化学 世界史
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
物理 |
|
化学 |
|
開示得点 |
59 |
+ |
78 |
+ |
46 |
+ |
28 |
+ |
21 |
=232/440点 |
自己採点 |
60 |
+ |
90 |
+ |
40 |
+ |
30 |
+ |
20 |
=240/440点 |
■受験した感触・・・ 理科が失敗したので、ぎりぎり落ちてるかもしれないと思った。
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
理科一類 |
160 |
|
0 |
|
0 |
|
0 |
最後まで諦めるな
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
僕の受験生活は、目標の遠さに何度もへこたれて勉強が手につかなくなる、波乱に満ちた不安定なものでした。僕は、周りの雰囲気に同調して勉強を始めることができなかったためにとても苦しみましたが、結果的には、最後の追い込みで最善を尽くし、合格を手にすることができました。この体験記がどれほど参考になるかどうかは幾分疑わしいですが、成績が覚束なくて焦燥感に駆られているこれからの受験生が、これを読んで、こんな人でも受かるんだ、と思って持ち直し、果敢に東大に挑戦したい気持ちに満ち満ちてくれれば、と思います。夏秋以降模試の判定はCかD、僕が勉強に本気で取り組んだのは、実はセンター直前からです。それまでに完成していた教科は数学だけ……。英語と国語はましな点でしたが、センター社会が壊滅的な上に、理系のくせに物・化も基礎からぐらついている状況でした。しかし、そんな状況であっても、合格できました。最後の追い込みがどれほど大切かということです。受験生活において、多少目標が遠くても焦るのは止めて、目の前の課題に集中し取り組むことの大切さを感じました。
うまくいったこと
センターや二次試験の追い込みで、苦手科目を集中的に分かっていない次元まで下げて勉強し、ひとつずつ理解を深めていくことが、センターや二次試験の得点の伸びに繋がった。
うまくいかなかったこと
- 苦手科目の理科の基礎力・応用力をつけることに時間を割くあまり、他科目を含め、過去問演習を十分に行えなかった。
- 夏休みや冬休み、長期休暇の勉強計画を軽視していたために、周りと勉強時間に圧倒的な差をつけられ、時間を掛ければ掛けるほど成績が上がる理科のような教科の完成が大幅に遅れた。
- リスニング力が演習不足で大して伸びなくて苦しんだ。
勉強法
- 英語……文法を早めに習得して、語彙力を増強しました。あとは問題演習を重ねました。
- 数学……高一ごろまでには高校までの全範囲を学習し終えていました。その後は大学入試基礎・標準・応用レベルの問題演習を順番に行いました。
- 国語……現代文は林修先生の授業がとても勉強になりました。古文は文法を固め、完璧に覚えている単語をなるべく増やしました。漢文は基本的な句法を覚え、現代文に出てくる漢字を通して漢字の持つイメージを連想できるようにしました。
- 物理……基礎を固めたあと、問題集で応用力をつけました。
- 化学……学校の授業と参考書で基礎を固め、問題集で応用力をつけました。
■東進東大特進コースについて
受験勉強のスタートが遅れたので、あまり張り切って東大特進の授業を取らないようにして、自分で基礎を固めることに集中しました。ただ、自分ではなかなか点数の取り方が分からなかった現代文は東大特進でお世話になりました。基礎固めなど受験勉強が順調に進んでいる人たちにとってはとてもためになる、発展的な授業が東大特進では行われていると思います。今なら受けたいと思う内容でした。教材の質も量も適度なものであったと記憶しています。また、東大特進の先生である、林修先生や苑田尚之先生は教え方も分かりやすく、質問にも丁寧答えて下さり、とてもお世話になりました。受験生の誤りへの的確な指摘も鋭く、とても参考になりました。
そして、東大生の担任助手に定期的に電話して勉強の進捗を尋ねて頂いたり、相談に乗って下さったりしてもらったことで、焦りが軽減され、勉強にメリハリがつき、自分の勉強を何度も見つめ直すことができました。
東大本番レベル模試も利用しました。レベルの高い集団が受験しているため、東大の受験層の中での自分の立ち位置が認識でき、自分の勉強に不足してる点を炙り出すことができました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
僕からしたい後輩へのアドバイスは、最後まで諦めるな、です。目標が手の届かないように思えるほど遠くにあるのに、諦めずに取り組むのはとても辛いことです。でも、本番が近付けば近付くほど諦めないで下さい、と僕は言いたいです。長期的な計画のもとで勉強することも勿論大切ですが、何が何でも合格を勝ち取るためにもっと重要になってくるのは最後までトップスピードで走り抜けられるかです。周りが順調に勉強してるときはそれに合わせて自分も順調に勉強しましょう。そして、それ以上に、本番が近付いてきて周りが不安定になればなるほど、自分を奮い立たせて耐え抜いて諦めずに冷静に取り組みましょう。